(平成28年6月30日開催)平成28年度第1回長久手市中央図書館運営協議会

更新日:2022年09月16日

会議詳細
開催日時 平成28年6月30日(木曜日)午前10時から11時30分まで
開催場所 長久手市中央図書館 2階AVルーム
出席者氏名(敬称略) (委員長)菅野育子
(副委員長)羽生田正勝
(委員)横山光男 岩田猛 吉田真理子 神子有理子
(事務局)
教育長 堀田まゆみ
教育部長 加藤明
教育部次長 川本晋司
中央図書館長 高崎祥一郎
主幹兼係長 二之部香奈子
主事 安藤健人
欠席者氏名(敬称略) なし
審議の概要 (1)委員長・副委員長の選出
(2)平成27年度事業報告
(3)平成28年度事業予定
(4)今後の運営及び管理方法
公開・非公開の別 公開
傍聴者人数 1名
問合先 長久手市教育委員会 中央図書館
電話:0561-63-8006

会議録

あいさつ 教育長

事務局 委員の委嘱をさせていただきます。任期は平成28年4月1日から平成30年3月31日までの2年間です。 それでは、委員の方から順に自己紹介をお願いします。

議題1 委員長・副委員長の選出

事務局 長久手市中央図書館運営協議会要綱の第4条により委員長と副委員長を選出させていただきたいです。委員の互選となります。どなたか推薦はありますか。

委員 菅野委員を推薦します。

事務局 菅野委員が委員長就任ということで皆様よろしいですか。皆様の同意をいただきましたので、菅野委員は委員長席へ移動をお願いします。それでは、副委員長の選出は委員長からお願いします。

委員長 それでは、開館以来、中央図書館が郷土資料などで長くお世話になっています郷土史研究会の羽生田委員にお願いできますか。

委員 承知しました。

事務局 ありがとうございます。それでは、委員長、議事進行をお願いします。

議題2 平成27年度事業報告

委員長 それでは、議題2の平成27年度事業報告を事務局からお願いします。

事務局 【資料1「利用状況」について説明】

事務局 【資料2「図書館資料購入結果」について説明】

事務局 【資料3「蔵書点検結果」について説明】

事務局 【資料4「リサイクル市の結果」について説明】

事務局 【資料5「雑誌スポンサー制度」について説明】

事務局 【資料6「子ども読書活動推進計画事業」について説明】

委員長 "以上が事業報告となりますが、何か質問はありますか。 "

委員 資料2の図書館資料購入結果について、DVD等のAV資料を増やしていくことは考えていますか。

事務局 AV資料は増やしていきますが、特にDVDの単価が1万円から1万3千円ほどと大変高額なため、徐々に増やしていくようにしています。

委員 わかりました。図書資料購入先が特定の業者に偏っているということはないですか。

事務局 年度当初に入札を行っています。長久手市の仕様書に合った事業者を選定しています。

委員 わかりました。雑誌スポンサー制度については、図書館から事業者への働きかけはどのようにしていますか。

事務局 平成25年度から雑誌スポンサー制度を開始しましたが、その開始当時に市内の主要企業の代表の方が集まる会議で2回ほどPRをさせていただきました。他は館内でのポスター掲示及び図書館ホームページでのPRとなります。

委員 商工会への働きかけはどうでしょう。

委員長 "今後、検討していくと良いと思います。 "

事務局 はい。検討していきたいと思います。

委員長 それでは、子ども読書活動推進計画については、いかがでしょう。

委員 中央図書館の学校連携司書の方に巡回していただきありがたいです。人員が4名のため、もう少し人を増やしてもらえたらと思います。子どもたちと関わり合いながら、学校の職員にもアドバイスをいただくことができるようにお願いしたいです。特に、読書の窓口となる小学校において、連携司書の方に幅広く児童や職員と関わってもらいたいです。

委員長 学校連携司書の増員は考えていますか。

事務局 募集をします。採用試験を実施し、学校連携司書としてふさわしい方を採用できるように努めていきたいです。

事務局 学校が9校ありますので、最終的には9名の学校連携司書を採用したいと考えています。学校連携司書を充実する方向で教育委員会は考えています。

委員 よろしくお願いします。

委員長 他に質問はありますか。ないようなので、次の議題へ進みます。

議題3 平成28年度事業予定

委員長 議題3平成28年度事業予定について、事務局から資料の説明をお願いします。

事務局 【資料7「平成28年度事業計画」、読書手帳について説明】

委員長 "何か質問はありますか。 "

委員 読書手帳は小学校1年生へ配布するということでしたか。

事務局 配布は、図書館見学で来館した小学校3年生が対象です。一人につき1冊の配布です。あとは各学校図書室へ読書手帳を設置しました。

委員 小学校1年生全員へ配布ではないということですか。

事務局 はい。読書手帳の作成時、学校連携司書の意見も聞き、小学校1年生の児童は読書手帳への理解が難しいと考え、まずは、小学校3年生を対象としました。あとは、随時、配布していくこととなります。

委員長 他に質問はありますか。ないようなので、次の議題へ進みます。

議題4 今後の運営及び管理方法

委員長 議題4今後の運営及び管理方法について、事務局から資料の説明をお願いします。

事務局 【資料8「アンケートの実施」について説明】

委員長 "今回予定しているアンケートは、図書館の新たな利用者を確保することも目的となっています。何か質問はありますか。 "

委員 配布数についてですが、およそ1,000件の回答数があれば、分析の際、信憑性があると判断できるのですね。来館者用は回収率が8割との予想のため、1,000件に対して800件の回収となり、無作為抽出用は回収率が5割の予想のため、500件の回収となり、合わせて1,300件の回収となるということですね。来館者の方はもう少し、配布数を増やしてはいかがですか。

委員長 前回の平成21年度の配布数と回収率はどのようでしたか。

事務局 配布数は、館内で1,000枚、回収率は84%です。

委員長 予想される回収率は大変に高いのですね。ならば、枚数をさらに増やす必要まではないと思いますが、いかがですか。

事務局 委員長が言われたように、案に上げた数で配布します。

委員長 配布期間は2か月間で良いですか。どのように配布されますか。

事務局 来館者用のアンケートの配布方法は、平日及び土曜、日曜、祝日の両方で来館者へ手渡しでの配布を考えています。具体的な日程はこれから決めます。

委員長 平日と土曜、日曜、祝日の両方で配布することにより、どちらもヘビーユーザーの意見が集まると思います。無作為抽出では、2,000枚という配布数はどのようにして決めましたか。

事務局 アンケートを取り扱っている本庁の部署に現在の長久手市の標準的な作成数などの記録を教えてもらい、そこから今回の配布数を割り出しました。2,000枚の配布数が適切な数と考えています。

委員 他に質問はありますか。ないようなので、次にアンケート文面の文言について質問はありませんか。

委員 性別について、今の時代、男性女性については選択肢は2種類で良いですか。このような聞き方は良いのですか。

委員長 長久手市のスタンスというものがあるように思います。合わせることができれば良いのでは。

事務局 今のところ、長久手市としては男性女性についての聞き方の決めごとはないですが、また、検討させていただきます。

委員長 他に質問はありますか。委員 来館目的の丸12について、「時間があったので」という選択肢は、例えば「時間のゆとりができたので」など他の表現はいかがでしょう。

事務局 改めます。「時間のゆとり」という表現は良い表現と思います。

委員 それから、「希望する貸出冊数について」の項目でカセットが含まれていますが、選択肢項目ではカセットが含まれていません。カセットが貸出資料としてあるのなら、表現した方が良いですね。

事務局 カセットを含める表現に改めます。

委員長 他に質問はありますか。

委員 「あなたが望むサービスについて」の項目で、ホームページの新しい機能や新しいメディア(電子書籍)とありますが、ホームページの新しい機能とはどのようなことを指しているのかということと、電子書籍について具体的に教えていただきたいと思います。それから、カセットはよく踊りの稽古などで使われていますが、図書館のカセットはどのようなものがありますか。

事務局 まず、中央図書館のカセットは朗読に関するものが多いです。現代文学から古典までの名作と呼ばれる作品が多いです。

委員 朗読作品はCDにもありますね。

事務局 以前は、朗読作品はカセットしかありませんでしたが、利用者の方からぜひ、CDも欲しいという要望がありましたので、2年ほど前から購入しました。それから、ホームページの新しい機能では、先ほど申し上げた「わたしの本棚」のように、Web上で利用者個人の読書記録ができる点は新しい機能の一つです。さらに、今年の4月に図書館システムのバージョンアップを行い、一定の条件のもとで貸出中の本をWeb上から延長することができるようになりました。それまでは、貸出しの延長は、必ず中央図書館のカウンターまで来館しないとできなかったものです。他には、アマゾンなどでよく見る、星の数で表現される本の人気投票のしくみが図書館でも行うことができるというものです。利用者による本の評価が掲載されるということです。最後に電子書籍についてですが、現在、県内市町では郷土資料が対象となっている図書館があります。電子書籍化した郷土資料を図書館のホームページから閲覧ができるようにするというしくみです。郷土資料の他、一般の電子書籍を図書館が購入し、貸出しを行っている自治体が全国では少しあります。

委員長 そうなると、アンケートでのこの選択肢の項目は、二つに分けた方が良いかと思います。ホームページの新しい機能と電子書籍とで、分けることを提案します。つまり、デジタルアーカイヴについてと、東京の千代田区立図書館などの電子書籍貸出しですね。

事務局 はい。そのとおりです。委員長 "中央図書館が新しい機能に取り組もうとしている姿を利用者にも感じとってもらうと良いので、この項目は二つに分け、詳しく記述することで良いと思います。他に質問はありますか。"

委員 アンケートは、この文面そのものだけを単体で郵送するのですか。

事務局 はい。読み手の負担を考え、1枚で予定しています。

委員 それなら、回答者が質問などしやすいように、アンケート文面末尾に連絡先を入れた方が良いと思います。

事務局 わかりました。連絡先を追加します。委員 開館時間の延長に関する設問は、「開館時間延長について」ではなく、「開館時間について」とし、選択肢項目で「午後8時まで」を「午後8時まで延長」とした方が表現として良いと思います。

事務局 はい、ありがとうございます。修正します。

委員 アンケートにカセットのことがありましたが、例えば、自宅から持ってきたカセットを図書館で聞くことはできますか。

事務局 申し訳ありませんが、図書館のAVブースでは、CDとDVDの視聴はできますが、カセットはあいにく視聴ができません。それから、視聴は図書館の資料に限定されますので、自宅から持ち込みしたものは視聴ができません。

委員長 アンケートは封書で郵送するため、図書館からPRしたいものを同封するなど、広報活動に役立てることもできますね。

事務局 封書が厚くなりすぎない程度なら良いと思います。あまり厚みがあると回答しづらいかもしれません。

委員長 わかりました。他に質問はありますか。ないようですので、今日の意見を受けてのアンケートの修正方法ですが、どのようにとりまとめますか。事務局にお任せするか、期日を決めて各委員へお届けするか、いかがしますか。

事務局 期日を決めて各委員へ改訂版をお届けする方法とします。

委員長 それでは、議題の「その他」は何かありますか。

委員 今回の議題には直接上がっていませんが、指定管理者制度導入等、今後の中央図書館の運営については事務局で方向性が出てきたのか、検討中なのか教えてください。

事務局 運営の方法について、検討する場を設けたいと思っています。その検討する素材として、今回のアンケートが役に立つと思いますので、まずは、アンケートから着手していきたいと思います。

委員 図書館に付随する施設について、アンケートでは触れられていません。長久手市の場合は児童館など中央図書館以外の施設との関わりを事務局が把握することで、図書に関わる全てを把握できるようにして欲しいと思います。どのようにして魅力ある図書館にし、来館者を増やすのかという視点で考えて欲しい。

事務局 昨年度、委員の皆様には他館を視察していただきました。図書館の今後の運営方針についてはまだ、結論が出ていませんので、今年も引き続き検討していきます。アンケート結果をもとに、検討組織の形態は未定ですが、次の段階へ進めたいと思っています。今回のアンケートに運営方針を直接尋ねる項目はありませんが、今後、アンケート結果を活かし、決定していく方向です。

委員長 今の委員の質問は重要と思います。今後のアンケート結果を待ちたいと思います。他に質問はありますか。

委員 リサイクル市へ出す本の選定方法について、概要を教えていただけますか。

事務局 本の除籍に関しては、除籍基準を内規で定めています。蔵書点検の際は、全職員がその基準により除籍する本の選定を行います。蔵書点検の第1段階は書架整理を行います。次に除籍本を抜きます。選定作業は、全職員が幾つかの班に分かれ、各班で全閲覧室を分割し、担当します。一般書担当の班が二つ、児童書担当の班が一つという具合です。除籍選定を行う際は、蔵書のジャンルにより抜き方が異なります。主に、出版年により選別しますが、例えば、長久手市の場合は、小牧長久手の戦いを始め、歴史関係の図書は出版年が古い場合も残し、歴史の分野を手厚くしています。それに反して、政治経済の関係の図書は、本の寿命が比較的短いものが多いため、一定の出版年数により除籍判断を行っています。それから、除籍冊数はおよその合計冊数を決めてから選定作業をしています。蔵書点検を行う前に以上の事柄を計画しています。計画した内容は各班の班長が把握し、班員へ指示をします。除籍本の選定はなるべく多くの目で確認するように心がけています。

委員 郷土の歴史に関する図書はなるべく残す方針は良いと思います。

委員長 他に質問はありますか。ないようですので、議題は以上で終了します。

事務局 以上をもちまして、図書館運営協議会を終了いたします。ありがとうございました。 

会議資料

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