平成29年度第1回長久手市行政改革推進委員会

更新日:2020年11月30日

会議詳細

開催日時

平成29年7月10日(月曜日)午前10時から午前11時40分まで

開催場所

市役所西庁舎2階 第7・8会議室

出席者氏名(敬称略)

<委員>
和泉 潤、中島美幸、杉山知子、樋口和則、森田直美、江頭隆行、細萱健一、山口秋男、島田智子、山元眞一
<事務局>
総務部長 青山 均、総務部次長 浦川 正、行政課長 飯島 淳、行政課課長補佐 児玉 剛、同課庶務係長 木全麻規子、同主任 加藤優作

欠席者氏名(敬称略)

なし

審議の概要

  • 平成28年度行政評価(平成27年度実施事業)後の対応状況について
  • 平成29年度行政評価(平成28年度実施事業)の結果について
  • 平成29年度外部評価の実施について
  • その他

公開・非公開の別

公開

傍聴者人数

4人

問合先

長久手市役所 行政課 電話:0561-56-0605

会議録

会長あいさつ

本年度も行政評価、特に外部評価を本委員会の柱の一つとして行っていきたい。

外部評価は、事業仕分ではなく、事業の担当課が適切に内部評価し、PDCAサイクルをまわしているのかを評価するもので、委員のみなさんには、外部評価により、担当課の業務改善につながるように活発な意見、提言等をしていただければと思う。

 事務局

  • 委員の就任の報告
  • 事務局の紹介

 会長

それでは、次第に沿って議事を進行する。

(1)報告事項「平成28年度行政評価(平成27年度実施事業)後の対応状況について」、事務局より説明をお願いする。

 事務局

<資料1-1及び資料1-2について説明>

  • 平成28年度外部評価後の対応状況について説明
  • 平成29年度予算への反映状況について説明

 会長

意見、質問等があれば、事務局へ任意の様式でだしてください。

 事務局

<資料2-1及び資料2-2について説明>

平成29年度行政評価(平成28年度実施事業)の結果について説明

 会長

外部評価について、事務事業評価では、例えば、妥当性、協働の可能性等の5つの視点で評価しているが、この評価が採点基準と照らし合わせて妥当かなどをみてほしい。

施策評価では、目標の達成状況と課題を評価しているという説明があったが、目標の尺度を用いているか、量的な目標、質的な目標が達成しているか、その達成にあたってどういう課題があるのか、指標の設定が間違ってないか、そういった点をチェックしていただき、PDCAに結び付けるような評価をしていただければと思う。

 委員

施策評価は、市長が選定しているのか。

資料では、「市長が重要と認める施策」となっている。

 事務局

「市長が重要と認める施策」は、事務局が提案し、市長の承諾を得ている。予算の伴わない重要な施策等を行政評価するもので、市長もそうだが、市として重要な施策と考えている。

 会長

施策評価は、総合計画や市長のマニフェストに伴った色々な施策があり、その施策の中に色々な事業があるわけで、それを踏まえて、施策を評価しているものと思う。

 委員

今回はじめて行う施策評価は、重要だと思うが、外部評価でのチェック項目の確認をしたい。S票は、今回が初めてであり、縦割りを解消した施策や長期的な市の方向性に関わるものもあるため、確認したい。

 事務局

共通して中心的にみていただきたいのは、評価、課題等の項目となる。特に、目標の達成状況では、中長期の目標を記載する欄もあるため、そのあたりが内部評価として適切かなどを議論いただきたい。

 会長

PDCAサイクルのA(アクション)の部分がきちんと書いてあるかをみていただきたい。こういう取組を行い、こういう課題があり、このように改善するといったような点をみていただきたい。

もう一つは、量的な評価だと、数さえクリアできていればよいと考えることもあり、質的な部分が配慮されているかというところもみていただきたい。

 委員

S票の主なコストについては、どういうものか。例えば、予算額等か。

 事務局

S票のコストは、予算ではなく、決算額であり、実際にその施策について、これだけの金額がかかったというものを示している。

予算を伴わないものもあるし、予算があるものは、金額の高いものを記載している。

また、複数の予算科目がまたがるものもあり、複数の予算科目を足したものを記載しているものもある。

 委員

S票の中で、交番誘致事業では、何を評価していいか悩む。

 事務局

今年初めてのシステムとなるので、各票の記載に疑義があるのは否めない。次回から各担当課の評価票の作成時に、事務局からもう少し指導したい。

 会長

交番誘致は、施策というよりは、事業かとも思う。

S票は、今年初めてなので、疑義が色々と出てくると思う。

 委員

S票では、他の施策でも、空欄が見受けられる。もう少し踏み込んで記載してほしい。

外部評価では、全体像の中でどう取り組んだのかを提示してほしい。

例えば、時間外勤務では、詳細なデータなどの全体像がわかるものを出してほしい。

 委員

例えば、時間外勤務でも、単に時間外を減らせばいいのか、偏りをなくせばよいのか、時間外の業務の内容及び質等があり、数字だけではない部分もあり、時系列も必要と考える。効率の内容、質が変化しているのか、市がやらなければならないことか、などの色々な視点があると思うので、全体的なものを知る必要はあると思う。

 事務局

<資料3について説明>

平成29年度外部評価の実施について説明

 委員

A票・B票は、このままでよいと思うが、S票に関しては、質問して、回答が出てきて、また質問が出るような往復があるのかと思う。再度の質問の回答は、当日でもよいので、こういうのも一つの案と思う。

 事務局

その案について、再質問の回答は、当日の発表(プレゼンテーション)の中で、そのことを含めてもらうようなことは可能かと思う。

 委員

S票については、質問が難しいものがある。

 会長

全体がわかっていないとなかなか難しい面もあるため、事前に説明がほしい部分がある。

 事務局

当日、そういった背景等は説明するように担当課に伝える。

事前の質問票を受け付ける際には、S票の概要が分かる資料をなるべく早く委員のみなさんに配布する。少しでも質問できるように配慮したい。

 会長

担当課には、少し負担になるかもしれないが、新しく資料を作る必要はなく、すでにあるものでよいので、提供してください。

 委員

「リニモテラス構想」と「公共物の管理と移管」は、関係課(政策秘書課、経営企画課、財政課又は行政課)からの希望も入っているが、理由は、何か。

 事務局

「リニモテラス構想」は、第5次総合計画のメイン事業の一つであり、計画が遅れているため、進捗管理の確認をしたいという意見があった。

「公共物の管理と移行」は、行政改革指針や第2次新しいまちづくり行程表の中に『住民の力を生かした新しい役割分担の仕組みをつくる』に関わってくる施策になるため、進捗管理の確認をしたいという意見があった。

 委員

A票・B票の中で「包括的支援事業(生活支援体制整備等)」も新規事業なので、概要の分かる資料を送ってほしい。

 委員

担当課希望の「成人式事業」についても、担当課の希望の理由も含めて、概要の分かる資料がほしい。

 事務局

「成人式事業」の理由は、今後の方向性について、現状の評価を受けたいとのことであった。

 会長

この票では、その点がわかりづらい部分があるので、もう少しわかりやすく書いてあるとよいと思う。

 委員

担当課も事業を進めていく中で困っている部分はあると思う。外部評価の意見、提案等を活かしてもらえればよいと思う。

 会長

事業を進めていく中で、問題点はあると思う。それを評価票に記載してほしい。この事業に限らず、書かれていないものはあると思う。

 委員

話は変わるが、「消防広域化」も重要な施策かと思うので、しっかり進めていってもらいたい。

 会長

「消防の広域化」も疑義が多いと思う、広域化の理由や問題意識などを説明できるようにしておく必要があると思う。

 委員

「高齢者福祉事業」では、1つの事業(A票)に15のB票(事務事業)がある。どのように実施するのか。

 会長

A票を中心とし、B票を含めて、一括で行う。

一括で行うため、一つ一つのB票の評価ももちろん重要となってくる。

事業全体として、うまくいっているのかなどを評価していただきたい。

 会長

他に質問がなければ、平成29年度外部評価の実施について、事務局案のとおり進めてよろしいか。

 全委員

【異議なし】

 会長

それでは、事務局の説明があったように、8月1日、2日、3日及び5日に外部評価を実施する。委員のみなさんは、質問票を提出するようお願いする。

 委員

外部評価は、委員はどのように評価するのか。

 事務局

「委員コメント記入用紙」に意見等を記入し、提出していただき、担当課の対応を付して資料1-1のように公表する。

 委員

時間が少しあるので、外部評価の対象課から担当者が来て説明することも可能か。

 事務局

本日の外部評価の対象事業については、事務局の提案であり、委員のみなさんから了解を得ていないものとして、対象課の職員は呼んでいない。本委員会で認めていただいて、対象課には伝える。

 委員

以前、この会議の中でも少し話が出たが、外部評価の前に対象課を呼んで、ミーティングのようなことをするのもあると思う。

 会長

その変わりに質問票やS票の参考資料の配布だと思う。

施設見学等をやっていたときもあったように思う。

 事務局

本年度から予算や実施計画などへの反映を考え、例年よりおおよそ2か月前倒して、日程をつめて実施することを考慮すると、スケジュールとしてかなりタイトとなるので、今回は、現行の方法で実施させていただきたい。

 会長

そういう面はあると思う。

質問票でできる限り、担当課とやり取りができるようにしていただきたい。

 委員

対象事業の案が出ているので、あらかじめ対象の課等を会議に同席していただくのもいいのかなと思う。

 事務局

いただいた意見も参考にしたい。

また、本年9月又は10月に実施する第2回の本委員会では、外部評価の振返りを行うため、その中でも、協議させていただきたい。

なお、案の段階で対象課の職員を会議に同席することは、可能かと思う。

 会長

質問がなければ、次の議題に進む。

その他、何かあるか。

 事務局

外部評価の質問票の提出について、再度の依頼

 会長

他になければ平成29年度第1回長久手市行政改革推進委員会を終了する。

当日資料

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 行政課 庶務係
〒480-1196 愛知県長久手市岩作城の内60番地1

電話番号:0561-56-0605
ファックス:0561-63-2100

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