(平成28年7月15日開催)平成28年度第1回長久手市文化の家運営委員会

更新日:2021年04月21日

会議詳細

開催日時

平成28年度 第1回長久手市文化の家運営委員会

開催場所

長久手市文化の家 企画室A・B

出席者氏名(敬称略)

青山恵、安藤隆之、石田由利子、加藤裕美、木本直子、清水裕之、原郁子、山田純
事務局
高嶋隆明部長、籾山勝人事務局長、山本一裕事務局長補佐、生田創事業係長、白木敏雄管理係長、水谷一義専門員、齋藤あい主事

欠席者氏名(敬称略)

竹本義明、福本泰之

審議の概要

  1. 平成27年度管理運営及び事業報告について
  2. 平成28年度管理運営及び事業計画について
  3. その他

公開・非公開の別

公開

傍聴者人数

1名

問合先

長久手市文化の家 0561-61-3411

会議録

あいさつ

 くらし文化部長

委員の紹介

委員長の選任

互選により山田委員に決定する。山田委員長より職務代理者として青山委員が指名される。

委員長 就任あいさつ

要綱の改正について

事務局 資料に基づいて説明。

委員長 オブザーバーとはどういうものですか。誰でも委員会に出席できるということですか。

事務局 議題を審議する場合、専門家を運営委員会に配置して意見を聴くことができる、という内容です。

委員長 他に意見ありますか。意見がないようなので、承認ということでよろしいですか。

委員 異議なし。

議題

1 平成27年度管理運営及び事業報告について

事務局 資料第1号から第5号まで資料に基づいて説明。

委員 視察はどういう目的で来られますか。

事務局 それぞれ目的を持って視察に来られますが、例えば、北海道名寄市は新しく文化会館をつくりました。2年前に建設段階で視察に来て、どういうふうに建設するかという話を聞き、今回は運営の仕方を聞かれました。福島県いわき市は直営の会館であるが、指定管理の話が出ており、直営・指定管理についての意見を聞かれました。

委員 5ページの歳出の事業・公演等委託料で、予算36,500,000円に対して決算26,400,734円というかなり少ない金額になっていて、且つ歳出の合計が、予算293,564,000円に対して決算259,276,852円ということで、必要以上に予算を圧縮していないかということと、それを事業・公演等委託料で圧縮するのはいかがなことかと思います。

事務局 メナヘム・プレスラーの公演が中止になったこと、交渉結果によって、予算額から10%程度削減できた。減額になった金額を、また更なる公演につなげねばいいという意見があると思いますが、公演数が多いことから、なかなか手を広げられない。

委員 事業の公演の中止がなければ、26年度の決算額とほぼ同じになりますか。

事務局 そうです。

事務局 資料第6号から第8号まで資料に基づいて説明。

委員 21ページの「劇闘」について、長久手演劇王国は16回行っていて、「劇王」は10回続いたのですが、あと6回は何をしましたか。

事務局 「劇王」が10回、あとは「としのぎ祭」などです。いずれの内容も、劇作家協会東海支部プロデュースです。

委員 26ページの「室内で聴こう!シリーズ2015カルテットの魅力は一生モノ」は、今回、初めて福祉の家でお風呂の安い日に行ったという事務局の説明であった。例えばの方法だけど、チケットの金額をシリーズ全体で設定して、会場4つ目行くと無料にするなど。たぶん好きな方は同じ曲でもいいと思うし、いろんなところに行くことによって楽しみが増えると思うし、スタンプラリー形式でいろいろな会場に巡って楽しみを見つけたら、もう少し集客があるのではないかと思います。

事務局 意見ありがとうございます。

委員 想像スタッフが今年新しくなって、いろいろと音楽を聴かせてもらい、音楽的レベルは昨年も一昨年も変わらないと思いますが、接客方法が気になります。スタッフのある人は、話が長い気がして、集約して話した方がよい。お客様に対するサービスが不慣れかなと思いました。この間、児童館で聴いたときに、スタッフが話ししている最中に別のスタッフが「聴けよ」という感じで、怒鳴ってはいなかったが、スタッフがいらいらしていることが観客に伝わった。スタッフがこどもに対して不慣れで、よちよち歩きの子を対象にしてスタッフがしゃべっても聴くわけがないし、お母さんもこどもで手一杯である。スタッフがこどもに慣れていない。こどもが集まるイベントに対し、スタッフが事前に学習することが大事である。ただ話すのではなく、パネルにして絵を見せる、紙芝居にするなど、こどもとお母さんが見る環境を勉強した方が、より集客につながると思います。

 一方、であーとのスタッフはよく勉強されて、上手にこどもとコミュニケーションができ、そこに演奏する人たちの心構え、舞台だけど上手にやればよいだけではなくて、自分たちがあえてその場所に出向くのであれば勉強する、という姿勢を感じることができました。

委員 さらに提案すると、0~3歳児向けのステージを近々公演するので、創造スタッフの方なども見に来ていただけるといいなと思います。

委員 図書館で0歳児に読み聞かせのボランティアをしているが、時間的には30分くらいだが、こどもは集中して話を聴いている。こどもが聴く雰囲気をつくることが大事である。

委員 自分のスキルを上げるために、いろいろな舞台を見ることは有効で活用してほしい。

委員 音楽関係の自主事業が圧倒的に多い。特にこども相手の事業が少ない気がします。やりたいという申込がないからですか。

事務局 内容として年間3割以上は親子向けの事業である。昨年度は古典芸能に取り組んでこなかった。過去には、三味線や日本舞踊をしたことがあります。

委員 2年前、文化協会に入っているサークルの中でカラオケ大会をしたいので、文化の家の森のホールか風のホールが日程的に空いていなくて、わざわざ尾張旭市で行った。そのような話は、市長からなかったですか。

事務局 貸し館の話ですか。

委員 市長から考え直したらどうかということで、1年間市民ワークショップを開いて、結果、市内優先利用はしないということになりました。文化の家は名古屋市民でも何の条件もなく使えるし、長久手市民でも何の条件もなく名古屋市の施設を使えます。お互い公益のことで、優先利用することはよくないという考えで納得してもらった。客観的に自分たちのグループが自分たちのためにホールを使いたいことはみんな思っている。それを誰がいい、誰が悪いということはしない。むしろ、公平・公正に機会を設けている。

委員 個人のバレエ発表会、ピアノ発表会はホールの抽選でやっていて、どうしてカラオケをしたい人たちが訴えるか分からない。

委員 日程について、自主事業は前もって予約されています。空いているところで、長久手市民もそれ以外の方も一緒に申込をする。

委員 それは一緒にしましょうと議論しました。

委員 私たちの団体も年間約10公演しますが、抽選に行きます。その方法が公平なので、どこの団体からも文句が出ないので、よいのではないか。

委員 希望の日程がとれればよいですが、とれない場合が多い。そうすると、どうして長久手市の施設なのに、なかなか長久手市民が使えないのということになる。

委員 文化の家が365日きちんと使えるようにみんなで考えることが市民だ。それを文化の家が使えないから我々を優先させてほしいという議論はおかしい。

委員 以前企画委員をしていました。企画委員会のように一つ一つの事業をみることが運営委員の仕事ではないと思います。マスタープランがあって、それと事業との整合性を財政面を含めて図るということ。第2次マスタープランでポイントになっていることが、こどもに目を向けようということである。それまでは、大人の音楽、演劇、ダンスは全国的にみても最高水準の内容であるが、こどものことを忘れていた。それが実態として要求が出てきたこともあって、第2次マスタープランに反映させた。その努力が実ってきている印象がある。小学校で行うということ、小学校であーとや福祉であーとになりますが、教育委員会の中で教育と社会事業は分かれていて、これらをうまくやるということはなかなか難しい。成功している地域は全国的に見ても少ない。長久手市文化の家は成功していると思います。市内小学校全6校にこのような事業を行っていることは少ないので、自慢してよいと思います。小学校できれば幼稚園という話になりますが、小学校からこのようなことを始めると、10年後にどういう状況が生まれるか想定して始めている。今後も続けてほしい。もう一つは、未就学児にみんな関心が集まっている。それは、世の中の流れが少子高齢化ということで、こどもがこれからの日本をつくっていくわけですから、そこを大事にしないといけない。第2次マスタープランで提案したのは、小学校をイメージにおいて事業を考えていた。しかし、今はその下の年齢が問題になってきている。小さいこどもを対象にした企画をしていただけるとよいと思います。文化の家としては、夏に0歳児向けの企画を4年前からしていますので、すごくよいと思います。

15ページの長久手応援ソング普及企画について、あまり集客がなかったとのことですが、cobaさんの音楽はよいと思います。先日、セントレアで8自治体がジョイントフェスティバルの宣伝も兼ねて、各自治体の宣伝を行った。そのとき、各自治体はゆるキャラを持っている。長久手のゆるキャラは物足りない。cobaさんのように音楽に力を入れるのであれば、創造スタッフがいるのだから美術的・造形的なものにお金を使ってくださいと言いたい。キャラクターの作り方を考え直してもらいたいという印象を強く受けた。他の自治体はひかるものがある。こどもを引きつける第1印象が大事で、cobaさんの音楽とセットでお客を集めてください。

委員 クーテシガーナは、個人の作家がつくったもので、私も費用をかけて作ってほしいと考えているが、作者の意向もあるので。

委員 別にクーテシガーナにこだわっていないが、もう少しアートフルで、ユーモアのあるものにお金を使ってほしいです。文化の家の顔の一つだから、アンバランスさが寂しい。

委員 私は最初からクーテシガーナをキャラクターにしたかった。長久手市がバックアップして、広報誌やひまわりネットワークに使っていただいています。歌も踊りもあることはすごいことだと思います。

委員 マスタープランは10年後に住民参加がどうなっているかを期待して作ったプランだが、自分から見ると、現状では努力が足りない。では、どうやって住民参画事業を発展させるかという工夫ですが、事務局は完成した姿を描いていないのではないか。どういう形が住民参画事業が成功したかというイメージがない。ゴールがこうではないかと思って、進めるべきである。単に住民が参加して話し合えば、住民参加事業になると思ったら大間違いである。姿を示さないといけない。だから、マスタープランを作成した。それに関して言うと、福祉であーとも小学校であーとも全く同じで、小さな川が一つの大きな川になるということ。事務局に訪ねるが、住民参加事業が成功したときに、どういう活動になるかというイメージを持っていますか。カラオケ大会で会場が借りられない。山田町長の時から、その問題は相当議論してきた。温泉のように市外の人は高い。同じように市内の人と市外の人で差をつけるべきという意見があったが、それはおかしいのではないかということで、今のようになった。街の利益のためではなくて、隣の公共施設も長久手市民が利用でき、公平でそこに差別を持ち込まないほうがいいことになった。

 もう一つは、文化の家の事業は年間数十本あり、こんな会館はあまりない。これほど過密な文化事業を展開していて、稼働率が平均80%から90%あり、超過密で稼働しすぎである。この街のニーズに対して基本的に空間が足りない。ニーズに応えるには第2のホールを造るということである。こんな立派なホールでなくてよい。要するに、スペースを保証するべきで、市内に公共施設をリフォームするべき場所があると思う。ニーズが高すぎる。公平は筋の通った議論で結論を出した。でも、現状はかみ合わない。解決するには、空間を造る。空間が足りないことは事実である。

委員 新たな施設を造ることには反対である。長久手も20年から30年経てば人口減少する。これから20年間どこか使うということならよいけれど、全国的に公共施設を少なくしようとしている。そういう意味で長久手市文化の家は、長久手市にとって少し贅沢すぎる内容なので、建築としてこれ以上のことはするべきではない。ただし、文化の家のメインのお客様が高齢化して、土曜日、日曜日だけではなく、平日が暇になってくる。ここ10年、20年は団塊の世代前後の人が元気な時代ですから、どうやって平日に活動してもらうか考えるべきである。土曜日、日曜日に集中しているのであれば、意図的に、土曜日、日曜日ではないところでやってくださいというお願いをして、土曜日、日曜日でないところでもできるという状態をつくらなければならない。私的なグループの人たちのプロジェクトであれば、公平に借りてください。ただし、そのプロジェクトが長久手社会のためにとっても大事でみんなが参加できるプログラムであったら、市民参画事業として入ってください。それをみんなが認めれば優先的に貸室がとれる。そういうことは市民の出演する側の責務だと思う。そうやって文化の家を盛り上げなければならない。そういう話を去年したはずである。そういうふうに考えて、市民と一緒になってプログラムを作っていきたい。それが住民参画事業である。それを将来は半分以上にすればよい。

委員 それは、以前の企画委員会でも主張していることです。それに対する事務局のお答えがない。

事務局 住民参画事業の中では公共性をとった団体と委員会ではかりながら一緒に文化の家が事業をすすめていく。そういったところを増やしていく必要がある。また、日本舞踊にしろ、カラオケの団体にしろ、公共性を持っていれば、カラオケの団体も文化の家と一緒にやろうというアピールをすればよい。ただし、公共性を持っているかどうか判断した上で、優先利用しようという話になっていく。

委員 特定の団体の会員だけではなくて、いろいろな人が参加できるなどの条件がクリアできればよい。

委員 NPOの法人申請をすると、NPOは公共性を持たなければ認められない。そうすると、住民参画事業に企画書を出すと通る。そういう方向で考えればよいかなと思います。また、NPOを目指さないサークルがいっぱいできてもよい。

人口10万人くらいの市と比較しても、文化の家は全国的に素晴らしい水準であり、それは大事にしないといけない。本市は需要が高いので解決する方法は、単に住民参画事業を増やすだけでは解決しない。解決策は考えてほしい。それは、みんなが芸術文化に関われるよう奨励してもよい、それなら活動する場所は必要だが、今はない。その空間はどこにあるか、それは創意工夫ですよ。

委員 建物を増やすことは反対です。学校や体育館など既存の施設で市民の発表の場として借りることはできると思います。教育委員会の中で事例はないと思うが、例えば、名古屋市千種区の中学校で展示会をした事例があった。長久手はであーとなどで学校とパイプはつながっているので、あとは場所を提供してくださいとお願いしていけば、建物を造らなくてもよいと思います。

 私は丁子田に住んでいるが、地区の共生ステーションで市民が話し合いながら、意見を出し合っている。例えば、展覧会にしたい、個人の発表できる場所にしたいというふうに改造すればよいから、みんなが歩いて行ける場所に人が集まって楽しむ場所ができればよいと思っている。文化の家は文化の家の役割があって、地域の小さな建物に、文化をちりばめていくことを文化の家が提供すれば、根付くと思う。ながくてアートフェスティバルでは、地域の中で発表できるように提案しています。文化の家から発信すれば、相手からも交流が始まるので、小さくてもいいので、皆さん努力している。

他に、市長はみんなでわいわいやってもめろ、答えは自分たちで出せという考えを持っているので、委員会などでもめてもめて、市に訴えればよいのではないかと思います。

委員 第2次マスタープランで欠けていた視点がありまして、文化の家の中だけで行うプログラムを中心に考えていた。おそらく、このあとの時代は文化の家の事業は文化の家という空間だけではなくて、長久手市を超えてもいいので、いろんな展開をして、いろんな場所・年代・立場の人たちに入ってもらえるようなプログラムを作るという大きな流れになる。

事務局 長久手市でも公共施設を将来どうしていこうかという計画を今年度から作り始めている。その中で、文化の家の評価をしながら、文化の家の立場としてどうするか考えていきたい。小学校6校区において、まちづくり協議会という組織をつくろうという動きが進んでいます。昔からの自治会というコミュニティではなくて、その地区に住む方の新たなコミュニティということで、透明性があり民主的な運営をするということが今までのコミュニティとは違う部分で、民主的なコミュニティをこれから作っていって、協議会の中に防災部会があったり、芸術文化部会があったり、部会を作りながら、その地域の中で、個人でも芸術文化の中で、自分はこどもたちにこういう芸術文化の内容をやりたいという意見が出てきたならば、協議会で諮って合議制をとって、その内容がまちづくり協議会の取り組みにしましょうということになれば、まちづくり協議会として、子ども会、シニアクラブ、企業などの団体の皆さんがその内容を取り組む。といった新たなコミュニティの取組みを始めていますので、くらしの中に芸術文化がもっとあってもよい。そのために、これから、文化の家として何をやらなければならないのか。これは、市民参画のことでも同じことだと思いますので、今、やっている内容が必ずしも正解ということはないと思っていますので、実行委員会が自主運営できる仕組みを作っていく必要があると思います。実行委員会の人がやりがいがあって楽しめる実行委員会にしながら、またその人たちが協賛金を集めながらという形も必要ではないかと思います。

委員 これは第6次総合計画に書き込む予定で、公共施設を将来どうしていこうかという計画の会議を行っているのですか。

事務局 公共施設を将来どうしていこうかという計画は愛知県内のほとんどの自治体がやり始めています。他市町は、こどもが少なくなって、学校を廃校しようとするが、その地域には交流するスペースが少ないから、学校を廃校する替わりに交流スペースにしましょう、という市全体の公共施設のマネジメントを各市町で取り組み始めたところです。長久手市の特徴は、他の市町と違ってまだまだ人口が伸びる中で、30年後には人口が減少するということです。

委員 住民参画事業のところをみると、フレンズ関係とながくてアートフェスティバルと映像鑑賞会の主に3つですが、これから3つ並列で行っていくのか、どれかを支援するのかということと、新規のものがないのはどうしてかと思いました。

あと、クーテシガーナの歌と踊りは最終的に何が目的なのか。例えば、歌を広めて、歌が歌えるようになると何が良いことあるのか。歌と踊りを覚えることによって、何があるのだろうかというものがあって広めているのか、単にせっかく作ったのだからということなのか。現実、歌えなくても踊れなくても全く困ったことがないので、覚えていたら市民まつりが楽しいのにということがあってもいいかなと思いました。

 26ページの「カルテットの魅力は一生モノ!福祉の家で聴こう!編」は、お客さんが少なかったということですが、土曜日、日曜日の日中なら、音楽を聴いて、お風呂に入ってということはできるが、平日の夜に音楽とお風呂の両方は厳しいなと思いました。

 あと、11ページでガレリアコンサートは平日企画となっているが、実際には平日にほとんど行っていないことと、27ページの日付の整合性が合わない。ガレリアコンサートの合唱団は、ガレリアコンサートの公演前にしているが、関連企画だと思いますが、こちらの関連企画に入らないのはなんでだろう。そもそも、ワークショップと関連企画は分けたほうがいいのではないか。座☆NAGAKUTEの公演でガレリアを使って公演したが、13ページには載っているが、事業報告に載っていない。資料として、行ったり来たりの部分が多くて分かりにくい。

委員長 事務局として、資料は大事ですので、追加訂正をお願いいたします。

委員 小学校吹奏楽の巡回指導事業の日当はいくらですか。

事務局 日当ではなくて、巡回指導事業として長久手市のシンフォニア楽器と契約して指導者を派遣している。

委員 費用が必要以上に圧縮されていないか。払うべきところにはきちんと払ってほしいことをお願いしたい。創造スタッフは年間55万円で、これだけのことをやってもらうには、もう少し時間査定して、ランクを決めてもよいと思うので、きちんとやっていただきたい。

委員 自分もそう思います。創造スタッフは内輪の人選になっていませんか。県芸との関係があったから、少しはやむを得ないですけど、人件費を月10万円とか年間100万円とかで公募制がとれると一番よいと思います。月5万円ではちょっと厳しい。

委員 創造スタッフを始めたときは、若い人を育てるということで、文化の家で修行するというイメージがあったと思う。今の創造スタッフはプロでやっている方を使っているので、始まった頃と比べて質は上がっているし、役割もかなり負担が大きくなっている。創造スタッフは長くやってもらった方が頼みやすい。以前は若い人を育て、1年交替でやっていたと思いますが、文化の家にはなくてはならない人材になりつつある。

委員 それは、創造スタッフの定義を変える必要がある。

委員 創造スタッフの規程を変えて、手当をきちんとする必要がある。

委員 当初考えていた創造スタッフの定義とは合わない。役割を定義し直し、手当をきちんと出す。

委員 育成という役割は消えていない。学校を出て才能はあるけど、社会とのつながりがない人たちをうまく社会の中でデビューさせていく。

委員 社会へのデビューを準備してここから発進するということだから、飼い殺しにすることはやめた方がいい。文化の家から出て輝いてもらわないといけない。それで、長久手文化の家出身の人ですねと言われたいわけですよ。もう一度定義してみてください。

委員 創造スタッフですが、音楽系の方、美術系の方がどんなことをしたかは資料を見れば、分かりますけど、情報系の方がどんなことをしたか資料だけでは全く分からない。お金を出してやってもらっている以上、資料としてどういうことをされているか調べてもらわないと何をやっているのだろうと思います。特に情報系は、音楽系とどういう違いでやっているか、どういうことが可能なのか、まだ始めたばかりと思いますが、昨年度はどういうことをされていたのか教えていただきたい。

事務局 演劇・音楽は自主事業の主なジャンルですが、情報系の人が一番やっていることはフェイスブックやtwitterで逐次PRやレポートをしていただいている。文化の家情報誌「ハレとケ」の記事を書いています。月1回の広報会議では、文化の家のことが市民に知られていないことが一番問題なので、どうやって広まるかといった議論したり、アイデアを出してもらっている。

委員 30代の子育て世代は、こどもに音楽を聴かせたいがお金がない。こども向けを企画するときは料金設定を考えてほしい。

委員 文化を受益していることなので、無料が当たり前になってはいけない。実際に無料が当たり前になっている市町村は、文化の質が低下していってしまう。こどもたちや若い世代の鑑賞する姿勢がない状態になっている。文化を享受しても全然身になっていない状況になっている。そういう状況はつくりたくなく、見る観客側も自分たちも、この文化を担っているという、ただ受けているだけではないということが、お金を払っていることである。ガレリアコンサートが毎月あることと、主催するこども向けのものはこども500円程度。劇団が自分たちで手売りする公演のチケットが全く売れないという状況が起きてしまっているので、踏ん張れるところはお互いに踏ん張る必要がある。

委員 0~3歳児向けは、制作費はかかるけれど、0~3歳児に2,000円取れるかというととれないでしょう。その矛盾を解決するにはどうしたらよいかは考えないといけない。そうしないと、劇団側は生きていけない。

委員 0~3歳児のステージは観客数が少ない。一番いいのは30人くらい。今回、100人以上入れると聞いてびっくりしている。観客の人数が少ないと、一人当たりのコストは高くなっていくので、行政からの支援が必要である。

2 平成28年度管理運営及び事業計画について

事務局 資料第9号の資料に基づいて説明。

委員の意見なし。

3 その他

事務局 文化の家大規模改修工事、大規模改修工事期間中の代替施設の案内の資料に基づいて説明。

委 員 音楽室でコーラスをやっていて、事前に施設をあちこち探してみたのですが、長久手市中央図書館のAVルームは今まで貸したことがないけど、長久手市中央図書館から1回使ってみてくださいとのことで、9月利用の申請手続をした。

委員長 ではこれでお時間になりましたので終わりたいと思います。ありがとうございました。

関連資料

この記事に関するお問い合わせ先

くらし文化部 生涯学習課 施設係
〒480-1166 愛知県長久手市野田農201番地

電話番号:0561-61-3411


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