じんの和子(平成24年第3回定例会)

更新日:2020年11月30日

1.紙おむつ助成金支給事業について

平成24年4月より紙おむつ助成金支給事業の利用対象者の条件が厳しくなり、対象から外れた方からの継続を望む声がきている。平成23年度までは「本人所得が200万円未満の人」だったものが、24年度は「本人及び同居者の市民税が非課税」に変わったためである。利用対象者は要介護2以上の居宅の方々である。在宅介護を支える意味において早急に見直すべきではないか。また、他の高齢者福祉サービスについて大きく見直されたものはあるのか。福祉のしおりの配布はいつなのか。

2.中央図書館のサービス向上を

長久手市中央図書館では、平成23年度(1月末現在)は入館者数301,353人、利用者数は114,786人、資料など個人貸出が391,513点、一人あたり3.4点の貸出しとなっている。ホームページから貸出中の本の予約ができるなどサービスの向上に努めているが、さらなる充実のため利用者の視点で伺う。

  1. 南駐車場の駐車可能台数が28台から8台に減った。今後の対応に具体的な取り組みはあるか。
  2. 図書館以外でのブックポスト(本の返却口)設置の考えはないか。
  3. からだに障害のある方にはご自宅に本を届けるとか、目の不自由な方には対面朗読、本の音声訳などのサービスを考えないか。
  4. 他市で実施している「雑誌スポンサー制度」を始めないか。

3.戦災の記憶を失わない取り組みを

私はこの夏、中央図書館で開催の「お話し会スペシャル」に参加した。主催は、子どもたちに絵本の読み聞かせを長年している団体で、8月のお話し会では戦争や平和についての本の読み聞かせもしている。その会のお一人から、戦時中に長久手の西部にB29が墜落し、搭載していた爆弾が爆発したため機体も遺体もバラバラになった事件があり、父親と見たという体験談を伺った。全国各地で8月15日の終戦記念日前後には、戦争と平和について考える行事や語り部の方から戦争体験の生きた証を直接聴く会が開かれている。本市では毎年、戦没者追悼式が行われているが、年々参加される方が減少している。中央図書館には長久手村誌があるが、太平洋戦争については、2ページほどの記載であった。

  1. 市内に戦争の跡が今も残っている所があるか。
  2. 戦争体験者の教育機会への利用についてどのように考えるか。
  3. 戦争世代の高齢化が進んでいる。貴重な体験内容を何らかの形で残し、次代の方々につなげていく取り組みを早急にしていくべきでないか。

4.パブリックコメントについて

市内在住在勤の障がい者の方々に直接かかわりのある、長久手市第2次障害者基本計画に基づく第3期障害福祉計画の4月策定に先立ち、平成24年1月に実施されたパブリックコメントは、障害特性に応じた配慮が欠けていたと思われる。募集方法が従来のパブリックコメントと同じで、持参、郵便、ファクシミリ、電子メールとなっていた。文字に書いて出してという前提である。北名古屋市などは点字の意見提出を認めている。広く意見を頂戴するという観点から、意見提出の時、文字以外の方法による提出についても、今後のパブコメ制度全体として要綱などで明文化すべきでないか。

5.エネルギー問題への対応について

昨年の東日本大震災の原発事故の深刻な影響を考え、エネルギー問題への国民的関心が一段と高まっている。こうした社会状況を踏まえ、「長久手市環境基本計画」や国の「エネルギー政策基本法」などに基づく省エネや原発に依存しない社会づくり、再生可能エネルギーへの転換が必要である。

  1. 自治体としてどのような施策をしていくのか。
  2. 費用対効果の高い太陽熱利用機器への補助金制度導入をしないか。
  3. 防犯灯にLED設置を推進しないか。

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