じんの和子(平成24年第2回定例会)
1.小中学校緑化事業よりトイレ改修事業のほうを急ぐべき
政策基本理念の一つである「ふるさとの風景を子どもたちに」の実現に向け、公共用地を中心にまちに緑の森を増やしていく取組みが始まろうとしている。市が洞小学校と第三中学校を除き、小中学校の緑地化に取り組むものだが、1校あたり約350万円。24年度は長久手小学校、西小学校、東小学校を実施予定としている。緑地化自体は大いに歓迎すべきことであるが、こうした事業より市の責任における学校のトイレ改修事業のほうが切実で、優先順位は高いと思うがどのように考えているか。トイレ改修の計画はどのようか。
2.中学校の「くすり教育」について
2008年3月に文科省が告示した新学習指導要領に基づき医薬品の正しい使い方を教える「くすり教育」が、4月から全国の中学校で完全義務化された。氾濫する情報から本当に必要な知識を選び出し、いかに適正に薬を使って自身の健康を守るか、そんな力の養成が期待される。
- くすり教育実施の背景には改正薬事法の施行があるか。
- 対象は何年生で授業がどのくらい割り当てられるのか。
- 「くすり教育」では、どのような成果を期待しているか。
- 重点的指導内容はなにか。
3.公開の外部評価について
今回、行政改革推進委員会の委員による外部評価が公開の場で実施される。事業の透明性と市民への情報提供の機会を増やすことはメリットと考える。内部評価の客観性を高めるために、本市では外部評価をしてきており、決算議会前の実施となる。
- いつ、どこでの開催となるか。
- 外部評価の対象事業はどのような理由で選定されたのか。
- 9月には決算議会がある。議会への行政評価報告と決算との連動はどのように考えるか。公開の外部評価に関し、委員から議員の参加をとの声があったがなぜ否定したのか。
- 外部評価を行った事業については、次年度予算にどのように反映させ、公表していくのか。
4.使い終わった小型家電のリサイクルについて
廃棄されたり、家庭に眠っている小型家電には、貴重な金属(金、銀及びレアメタル)が使われている。現実には、使用済み小型家電は家庭から燃えないゴミとして出され、破砕や焼却などを経て、埋め立てられている。せっかくの宝を無駄にしている現状は改めねばならない。
- 使用済み小型家電のリサイクルについて、現在の国の動向や本市の認識はどのようか。
- 有償で引き取っているリサイクル業者も存在している。価値ある希少金属が含まれている観点から、現在不燃ごみに含まれる小型家電を資源活用のための売却処分としないか。
5.大規模災害への対応について
大規模災害時は、行政機能も被災してしまうため、集まった地域住民自身の手で避難所開設や運営を行うことが必要な状況になる。初動体制が重要で、国立市では市民主体の検討委員会が策定した避難所ごとの「運営マニュアル」がつくられ、災害要援護者や女性の視点が具体的に生かされている。2010年の9月議会で、住民参画で避難所となる学校の「避難所運営マニュアル」の作成を求めた。三重県ではみえ防災市民会議が三重県版に改訂した「避難所初動マニュアル」がホームページ上で公開されている。だれでも簡単に作れるようになっているがこれを参考にマニュアル作成に取り組むことはどうか。
この記事に関するお問い合わせ先
議会事務局議事課議事係
〒480-1196 愛知県長久手市岩作城の内60番地1
電話番号: 0561-56-0628
ファックス:0561-63-2100
<長久手市議会に関するページは長久手市議会が管理、運営しています>
メールフォームによるお問い合わせ
- このページに関するアンケート
-
より良いウェブサイトにするために、このページのご感想をお聞かせください。
更新日:2020年11月30日