(令和元年11月20日開催)令和元年度第2回長久手市地域包括支援センター及び地域密着型サービス等運営協議会 会議録

更新日:2020年12月18日

会議詳細
開催日時 令和元年11月20日(水曜日) 午後1時30分から午後3時まで
開催場所 エコハウス 多目的室
出席者氏名(敬称略) 会長 服部努
委員 横井英臣、木村誠子、大藪長子、加藤圭子、井上みゆき、松田豊、小幡匡史

事務局
福祉部長 川本晋司
福祉部次長兼長寿課長 中野智夫
長寿課長補佐 粕谷庸介
長寿課長補佐兼介護保険係長 遠藤健一
地域支援係長 稲垣道生
地域支援係 藤井厚宏
介護保険係 青木雄太郎

長久手市社会福祉協議会地域包括支援センター
センター長兼保健師 深谷美砂子
愛知たいようの杜地域包括支援センター
センター長兼社会福祉士 柴原里織
審議の概要
  1. あいさつ
  2. 報告
    地域密着型サービス事業所に対する実地指導結果について
  3. 議題
    令和元年度上半期長久手市地域包括支援センター実績報告について
公開・非公開の別 公開
傍聴者人数 0人
問合先 長久手市福祉部長寿課
電話 0561-56-0639

会議録

報告

地域密着型サービス事業所に対する実地指導結果について〈資料1〉

事務局:(資料1について報告。)

委員:実地調査は法令上の基準で適正に行われていると思うが、介護職員処遇

改善加算について、適正に加算されているのか十分な調査は行われたのか。

事務局:介護職員処遇改善加算も算定し、十分な調査を行っている。

委員:他市町村を見たとき、訪問看護と訪問介護のバランスが偏っていることが見受けられる。運営の質の部分で両者の違いはあるのか。

事務局:現段階ではケースが少なく整理ができていない。他市町村と広域で行っているので、そのような調査ができないか、提案する。

議題

令和元年度上半期長久手市地域包括支援センター実績報告について〈資料2から5〉

  1. 令和元年度上半期長久手市地域包括支援センター事業実績報告について〈資料2〉 
  2. エリア別地域の把握状況一覧表(令和1年10月末現在 地域包括支援センター把握分 〈資料3〉
  3. 小学校区別特徴及び地区別65歳以上、75歳以上高齢者割合の状況〈資料4〉
  4. 地域ケア会議学習会 事例概要と抽出された地域課題(平成30年6月~令和1年8月)〈資料5〉

事務局:(資料2~5について報告。)

委員:資料2の4の2、愛知たいようの杜で、地域サロン5か所訪問とあるが、その5か所のサロンはどこなのか。

事務局:5か所は「いきいきサロン」として、市役所が事業所に委託して運営しているサロンの訪問である。包括が相談を受けた高齢者をこうしたサロンにつないでいくことが重要であるため、サロンの情報を包括が把握するようにしている。

委員:資料2の円グラフの「その他」項目が増えていることから、相談内容が複雑化しているのか。このような相談に対し、包括は十分に対応できているのか。

事務局:財産のこと、家族のことなど、この分類にはあてはまらない相談が増えたため、その他の割合が増えている。また、すぐに答えが見出せない困難事例は包括、ケアマネ、市などの間での情報共有、相談もあるため、件数が増えていると考えられる。

委員:相談件数が前年上半期より820件増えている現状で、包括の数を一つ増やすといったことも市として視野に入れているのだと思う。しかし、市役所・包括・ケアマネージャー3つのバランスを見たとき、包括を一つ増やすことで市役所とケアマネ-ジャーの職員数も増やさなくてはいけない等々、未来への不安がある。このことについて、市の展望を聞きたい。

事務局:包括を一つ増やすことも選択肢の一つだが、現在ある2つの包括により力を入れたり、包括の機能を他に担わせ、包括の仕事の負担を減らすようにしたり、包括に相談いただく市民とのコミュニケーションの手段や相談に応じたつなぎ先の拡充など全体の仕組みとして検討していく必要がある。

他の相談機関と連携した仕組みづくりも視野に入れる必要がある。

委員:包括支援センターへの相談は、電話と対面どのくらいの割合なのか。

事務局:おおよそ電話が5割、それ以外は対面での相談。実際に来所にて相談するケースは全体の1割程度。

委員:似通った相談内容を閲覧できるようなシステムを作ることで相談件数が減るのではないか。

事務局:現在そのようなシステムはないものの、地域ケア会議でどういった内容が似通ったものなのか、また、その解決方法等を集めている状況。ある程度相談対応の標準化ができる状況になったら、システムとして閲覧できることは意義があると考えられる。

委員:相談に対し、どのように対応するのか、ある程度のひな形を作り、この相談にはこの手順といったものを作成した方がよいのではないか。

事務局:はい。

委員:資料5の「高齢者の基礎課題」の中で、「死を直視する機会」というキーワードが出ているが、こういう言い方は一般的に使われているのか。

委員:高齢者の方が自分の状態を客観的に正しく評価ができていないケースもある。加齢に伴い徐々に起こる心身状態の変化を受け入れていくということではないか。

事務局:まだ一般的に受け入れられているとは言い難いので、他の言い方を検討する。

委員:N-バスについて、時間が変わって不便になった。これはN-タク実証実験との兼ね合いであえて時間を変えているのか。

事務局:N-タク実証実験の影響ではない。今回のN-タクの実証実験結果をしっかり分析し、より良い交通網作成に力を入れていく。

委員:資料3。N-バスの定員が一杯で乗れない地域の課題があるが、そもそもバスに定員があるのか。例えば各バス停で搭乗制限を設けて運行するなど、問題の解決に市役所は動いてくれるのか。

事務局:地域の課題として地域の方を巻き込みながら共に解決を目指していきたい。

委員:N-タクについて、実証実験結果から、例えばどの地域にたくさん使われているのかといったこともわかるのか。

事務局:N-タクの分析について、乗車場所、乗降場所が正確にわかるため、地域別の乗車乗降傾向はわかる。

委員:N-バスは座れる席が少ないのではないか。また、本数も少なすぎる。高齢者の中には、免許を早く返納してN-バス等の移動手段を選択している方もいる中で、もう少し市として配慮してほしい。

委員:非常に難しい問題。免許を返納したことで車の維持費等のお金が浮き、それを移動に充てるといった考え方もある。

事務局:既存の交通機関の状況を整理しながら良い方法を検討していく。

委員:資料4について、過去5年くらいの高齢者割合がわかるようにするとよい。

事務局:より状況を把握しやすい資料となるよう改めていきたい。

委員:資料5について、地域共生社会を構築していくために馴染みの環境を作っていくことが課題となっているが、長久手市は若い世代がどんどん入ってきているため、街もどんどん変化している。この状況で馴染みの環境を作ることは難しい。その中で馴染みの環境を作っていくのに大切なのは、「自分の居場所がここにある」と思える環境を作ることであり、そのためには「自分の安否を気にしてくれる人」がいる場所が馴染みの環境なのだと考える。「キーパーソンの存在」を課題の一つとして加えてはどうか。

委員:安否を気にしてくれる人、横のつながりを作るきっかけとして自治会にもっと多くの人が入るべき。

事務局:それではこれをもちまして令和元年度第2回長久手市地域包括支援センター及び地域密着型サービス等運営協議会を終了します。

ありがとうございました。

資料

この記事に関するお問い合わせ先

福祉部 長寿課
〒480-1196 愛知県長久手市岩作城の内60番地1


電話番号:0561-56-0631
ファックス:0561-63-2940


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