生活環境に関する困りごとQ&A
環境課によくお問合せのある内容について、まとめました。
空地の雑草
質問.他人の空地の雑草が伸びていて、困っている。
土地所有者が分かれば、個人や地域からお願いし、草刈りをしてもらいましょう。
土地の所有者は、名古屋法務局(052-703-2322)で調べることができます。
個人や地域で解決できない場合は、市役所環境課にご相談ください。
質問.所有する土地の雑草が伸びて困っている。
自分で刈ることができない場合、長久手市シルバー人材センター(0561-62-9100)等に依頼しましょう(有料)。
依頼する場合、雑草が繁茂する時期は予約が混み合いますので、前もって依頼するようにしましょう。
雑草の放置や焼却は行わないようにしましょう。
樹木の管理
質問.隣の家の木の枝が、自分の家の敷地に越境してきて困っている。
木の所有者に対して、枝を切除するように依頼しましょう。まずは、当事者で話合い、切ってもらいましょう。
土地の所有者が分からなければ、名古屋法務局(052-703-2322)で調べることができます。
土地所有者に連絡が取れない場合、市役所環境課にご相談ください。
令和5年4月1日の民法改正により、越境した竹木の枝の切除に関する規定が変わりました。
越境された土地の所有者は、竹木の所有者に枝を切除させる必要があるという原則を維持しつつ、次のいずれかの場合には、枝を自ら切り取ることができます(新民法233条3項)。
- 竹木の所有者に越境した枝を切除するよう催告したが、竹木の所有者が相当の期間内に切除しないとき
- 竹木の所有者を知ることができず、またはその所在を知ることができないとき
- 急迫の事情があるとき
越境した竹木の枝の切除についてお困りの時は、法律の専門家に相談することをおすすめします。

法務省「令和3年民法・不動産登記法改正相続土地国庫帰属法のポイント」から抜粋
ごみの野焼き
質問.ごみを燃やす人がいて、困っている。
ごみの野焼きは法律で禁止されています。燃やしている姿を見たら環境課(0561-56-0612)へ通報してください。
農業を営むための焼却は、例外として法律で認められています。
農地での焼却
質問.畑で草を燃やしている人がいるけど、いいの?
農業を営むための焼却は、例外として法律で認められています。
質問.認められているといっても、煙がひどくて耐えられない。
燃やす量や風向き、時間帯について配慮してもらいましょう。解決しない場合、市役所にご相談ください。
質問.農業を営む上で焼却をしたいが、どんな点に気をつければいいか。
少量ずつ焼却しましょう。
風があまりない日に行いましょう。
洗濯物が出ている時間帯は避けるようにしましょう。
弱っている野鳥、野獣を見つけたら
質問.動物の死体が落ちている。
車道、歩道にある場合は、市役所環境課(0561-56-0612)にご連絡ください。委託業者に回収を依頼します。
公共施設や民間施設の敷地内にある場合、その施設の人に連絡してください。
私有地の場合は、所有者で処理してください。
質問.野鳥・野獣がケガをしていて動けないようだ。
かわいそうに思うかもしれませんが、野生の生き物は、自然のままにすることが原則です。
感染症を持っていたり、危害を加えることがありますので、触らないようにしてください。
鳥のヒナも、拾わないでください。巣立ちのために、親鳥が近くで見守っていて、人間がいなくなるのを待っていることがあります。
拾ってしまったら、なるべく早く元の場所に返してください。
ハチ、その他害虫
質問.敷地内にハチの巣ができてしまったので、市役所に駆除してほしい。
私有地内の害虫の駆除は市では行っておりません。
スズメバチの巣の駆除を依頼(有料)する場合は助成がある場合があります。
https://www.city.nagakute.lg.jp/soshiki/kurashibunkabu/kankyoka/kurashi/gomi/topics/1601.html
質問.敷地内にハチが飛んでいる。
刺激しないようにしてください。また、昼間は巣の材料やエサを探しに飛び回っていますので、近くに巣があるとは限りません。
質問.ハチの巣ってどんなかたち?
スズメバチ
- 出入口が一つ
- マーブル模様
- 初期はとっくりを逆さにした形

アシナガバチ
- 出入口がたくさん
- シャワーヘッドのようなかたち

質問.ハチの巣を自分で除去したい。
スズメバチの巣の駆除は危険ですので、業者に依頼することをおすすめします。
アシナガバチの巣は個人でも駆除が可能です。ただし、危険だと感じる場合は専門の駆除業者に依頼することをおすすめします。
用意するもの
- ハチ・アブ用のスプレー式殺虫剤
- 肌を露出しない服(ハチは黒い色を攻撃するため、黒い色は避けてください。)
- 帽子(ハチは黒い色を攻撃するため、髪の毛を隠してください。)
駆除方法
- 昼間のうちに巣の場所を確認して、駆除は夜間又は早朝に行う。
- スプレー式殺虫剤を巣へめがけて噴射する。
- すべてのハチが死んだり、いなくなったことを確認してから巣を除去する。
- 巣から離れていたハチが戻ってきた場合、巣のあった付近に殺虫剤を噴霧しておく。
質問.スズメバチの巣以外で、害虫に困っている。
愛知県ペストコントロール協会(052-452-7122)へご相談ください。
ペットのこと
質問.飼い犬がいなくなった。
早期発見のために、下記の公的機関に連絡しておきましょう。
- 愛知県動物保護管理センター 0565-58-2323
- 愛知警察署会計課落とし物係 0561-39-0110
- 長久手市環境課 0561-56-0612
質問.飼い犬が亡くなった。
長久手市環境課(0561-56-0612)に電話してください。
犬の鳴き声、フン
質問.近所の犬の鳴き声がうるさい。
愛知県動物保護管理センター(0565-58-2323)にご相談ください。
質問.犬のフンが歩道に多く落ちていて困っている。
フン害防止看板を、環境課でお渡ししています。
イエローチョーク作戦も実施しています。詳しくは下記リンクをご覧ください。
野良猫
質問.猫が敷地内に侵入してきて困っている。
まず、フンがありましたら、マーキングされていますので、掃除して取り除いてください。
市販の忌避剤や、キッチン用漂白剤など、猫の嫌がる匂いのするものをまいてください。
猫の嫌がる音がする装置も、ホームセンター等で販売されています。
質問.野良猫にエサをやっていもいいの?
虚勢・避妊手術が施されていないと、増殖し、かわいそうな猫を増やすことになります。また、ごみの散乱やフン害につながります。無責任なエサやりは控えましょう。
質問.去勢・避妊手術がされている野良猫は、どうやって見分ける?
手術後、耳にV字カットを施されています(全ての動物病院で施される訳ではありません。)。
質問.野良猫に去勢・避妊手術を受けさせたい。
捕獲器を環境課から貸与していますので、ご相談ください。
手術費に対して、補助金制度があります。事前にご相談ください。
近隣生活騒音について
生活騒音とは
生活騒音とは、「テレビの音」「ドアの開閉音」「楽器の音」「ペットの鳴き声」など普段の生活で発生する音のことをいいます。
生活騒音は、日常生活に伴って発生する音なので、全く出さないというわけにはいきません。
また、音を出している人が、近所の人に迷惑をかけていることに気づいていない場合が多いという特徴もあります。
家庭でできる防音の工夫
音は、人によって感じ方が違います。生活していく上で”避けられない音”や”自分にとって楽しい音”も、周りの人には、”うるさい音””不快な音”として受け取られる場合があります。
昼間に気にならない音でも、周りが静かになることで気になってしまう音もあります。
このことをお互いに認識し、日頃から自分が出す音に注意を払い、不必要な音を出さない配慮と、音を小さくする工夫をすることが大切です。
生活騒音が気になったら
生活騒音が気になったら、早めにさりげなく相手に理解を求めましょう。また、音が気になるとの相談を受けても、感情的にならず、誠意をもって話し合いましょう。
解決のために地域で話し合ったり、回覧を行うことも有効な手段です。
*一般家庭から発生する生活騒音については、法律などの規制の対象になっていません。

自治会の回覧で使っていただけるチラシのサンプルです。
チラシ一番下の自治会名を変更して、ご活用ください。
ご近所騒音チラシサンプルPDF(PDFファイル:269.7KB)
ご近所騒音チラシサンプルPPT(PowerPointファイル:1.1MB)
ヘビをみかけたとき
ヘビは自然の生きものですので、市では駆除や捕獲等は行っていません。ヘ
ビはしばらくすると餌を求めて別の場所に移動しますので、ヘビを見かけても
刺激を与えないで、そっとしておきましょう。
・長久手市内で見られる種
市内で確認されているのは、ニホンマムシ、アオダイショウ、シマヘビ、ヤ
マカガシ、タカチホヘビです。これらは愛知県内で減少傾向が顕著な種となっ
ています(愛知県環境部自然環境課発行レッドデータブックあいち2020)。
・ヘビを寄せ付けないために
ヘビを寄せ付けないようにするには、以下の方法が有効です。
・ネズミなど、ヘビの餌となるものを駆除する。
・ヘビは外敵から身を守れる場所を好むため、ヘビの巣となりそうな場所の草刈
りをしたり、やわらかい土の穴や木の根元の隙間を埋めたりする。
・人家への侵入は、穴や隙間を埋め、塀などを設置する事で防ぐ。
・どうしてもヘビを追い払ったり、駆除したりしたい場合は
ヘビが家の中に入ったなど、どうしても追い払いたい場合は、むやみに近づか
ないで、以下の方法を行うのが有効です。
・忌避剤を散布する。
・距離をとり、長い棒で追い払う。
なお、どうしても駆除したい場合は、駆除業者へご相談ください。駆除料金は
ご自身の負担となります。また、駆除業者が現地に着いた際、ヘビがいなくな
っていても、派遣の費用が発生します。
相談窓口愛知県ペストコントロール協会電話052-452-7122
ヘビを見かけたときの対応について (PDFファイル: 317.3KB)
この記事に関するお問い合わせ先
くらし文化部 環境課
〒480-1196 愛知県長久手市岩作城の内60番地1
電話番号:0561-56-0612
ファックス:0561-63-2100
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更新日:2024年05月30日