ヒトパピローマウイルス感染症について

更新日:2023年08月08日

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症とは

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、人にとって特殊なウイルスではなく、男女ともに多くの人がこのウイルスに感染します。100種類以上の遺伝子型があり、そのうちの一部の遺伝子型に感染すると子宮頸部、膣、肛門、咽頭の前がん状態やがんになる可能性があります。
HPVに感染しても、多くの場合ウイルスは自然に検出されなくなりますが、一部が数年~十数年間かけて前がん病変の状態を経て子宮頸がんを発症します。
子宮頸がんの約50%~70%は、HPV16型、18型感染が原因とされています。HPV6型と11型は尖圭コンジローマを発症します。尖圭コンジローマは、良性の腫瘍で、性器周辺に、鶏のトサカのようなイボができ、痛みやかゆみはありません。女子は産婦人科、男子は泌尿器科で相談ができます。

 

予防するには

性的接触で感染します。コンドームはあまり効果がありません。すでに感染しているHPVを排除したり、子宮頸がんの進行を遅らせたりする効果はありませんが、HPVワクチンを接種するとまだ感染していないHPVの感染の予防効果があります。

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