子どもの予防接種について

更新日:2025年04月25日

 

予防接種とは

予防接種とは、病気に対する免疫をつけたり、免疫を強くするために、ワクチンを接種することをいいます。ワクチンを接種した方が病気にかかることを予防したり、人に感染させてしまうことで社会に病気がまん延してしまうのを防ぐことを主な目的としています。また、病気にかかったとしても、ワクチンを接種していた方は重い症状になることを防げる場合があります。

接種を受ける前に

「予防接種と子どもの健康」や「個別通知に同封しているリーフレット」をよく読んで、必要性や副反応についてよく理解しましょう。「予防接種と子どもの健康」は生後6週頃の個別通知に同封しています。紛失などでお手元にない方は子ども家庭課母子保健係にご連絡ください。市内指定医療機関にも置いてあります。

厚生労働省ホームページのよくある質問もご確認ください。

予防接種を受ける場合の同伴者について(委任状)

予防接種を受けに行く場合は、原則、保護者(父、母等親権を行う者)の同伴が必要です。保護者が特段の理由で同伴することができない場合、被接種者の健康状態を普段より熟知する親族等で適切な者が被接種者に同伴することは差し支えません。この場合、接種の際には、予診票に加え、当該同伴者の同意をもって保護者の同意とする旨の委任状の提出が必要です。委任状は下記からダウンロードできます。また、子ども家庭課母子保健係の窓口や市内指定医療機関にも設置しています。

定期予防接種委任状(PDFファイル:74.5KB)

接種場所について

市内指定医療機関で接種を受けてください。市内指定医療機関(PDFファイル:463.9KB)

医療機関によってワクチンの在庫や予約等の状況が異なりますので、予防接種を希望される場合は、事前に医療機関へお問い合わせください。

市内指定医療機関以外で接種を希望する方

必ず事前に子ども家庭課へ申請が必要です。

申請を受け付けてから医療機関へ提出していただく書類を作成するのに、1週間から10日程度かかりますので余裕をもって申請してください。詳細は各ページをご確認ください。

 長久手市以外の医療機関(愛知県内)で定期予防接種をご希望の方「愛知県広域予防接種事業について

里帰り等で愛知県外の医療機関で定期予防接種をご希望の方「長久手市定期予防接種費助成金について

予防接種の種類

予防接種の種類によって対象年齢や接種間隔が異なります。
下記の表を参照の上、スケジュールを立てて接種してください。規定された接種間隔で接種できない場合は実費となる可能性がありますのでご注意ください。

(参考)令和6年度 予防接種カレンダー(PDFファイル:360.3KB)

定期予防接種(A類疾病)

予防接種の

種類

接種回数

対象年齢

標準的な接種時期

・間隔

ロタウイルス

感染症:
ロタテック

3回

出生6週から

出生32週まで

初回接種:生後2月から出生14週6日までに接種。

第2回目:初回接種終了後、27日以上の間隔で2回目の接種をおこなう

第3回目:2回目接種終了後、27日以上の間隔で3回目の接種をおこなう

ロタウイルス

感染症:
ロタリックス

2回

出生6週から

出生24週まで

初回接種:生後2月から出生14週6日までに接種。

第2回目:初回接種終了後、27日以上の間隔で2回目の接種をおこなう

BCG

1回

生後1歳未満

標準的な接種時期:生後5~8月未満

1回接種

B型肝炎

3回

生後1歳未満

標準的な接種時期:生後2~9月未満

第1回目:生後2か月以降に1回目の接種をおこなう

第2回目:1回目接種終了後、27日以上の間隔で2回目の接種をおこなう

第3回目:1回目接種終了後、139日以上の間隔で3回目の接種をおこなう

母子感染予防を目的に、健康保険適用によりB型肝炎ワクチンの接種を受けた方は、定期の予防接種の対象外となります。

ヒブ:接種開始が生後2~7月未満

4回

生後2~60月未満

標準的な接種時期:生後2~7月未満に開始

【初回接種】
生後12月未満に、27日以上の間隔で3回接種

【追加接種】
初回接種終了後、7~13月の間隔で1回接種

ヒブ:接種開始が生後7~12月未満

3回

生後2~60月未満

【初回接種】
生後12月未満に、27日以上の間隔で2回接種

【追加接種】
初回接種終了後、7~13月の間隔で1回接種

ヒブ:接種開始が生後12~60月未満

1回

生後2~60月未満

1回接種

小児用
肺炎球菌:接種開始が生後2~7月未満

4回

生後2~60月未満

標準的な接種時期:生後2~7月未満に開始

【初回接種】
生後24月未満に、27日以上の間隔で3回接種(ただし、2回目の接種が生後12月を超えた場合、3回目の接種は行わない)

【追加接種】
生後12月以降に、初回接種終了後、60日以上の間隔で1回接種

小児用
肺炎球菌:接種開始が生後7~12月未満

3回

生後2~60月未満

【初回接種】
生後24月未満に、27日以上の間隔で2回接種

【追加接種】
生後12月以降に、初回接種終了後、60日以上の間隔で1回接種

小児用
肺炎球菌:接種開始が生後12~24月未満

2回

生後2~60月未満

60日以上の間隔で2回接種

小児用
肺炎球菌:接種開始が生後24~60月未満

1回

生後2~60月未満

1回接種

5種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、不活化ポリオ、ヒブ) 4回 生後2~90月未満

標準的な接種時期:1期初回は生後2~12月未満、1期追加は1期初回接種(3回目)終了後、12~18月の間隔
 

1期初回:20日以上の間隔で3回接種
1期追加:1期初回接種(3回目)終了後、6~18月の間隔で1回接種

4種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、不活化ポリオ)

4回

生後2~90月未満

標準的な接種時期:1期初回は生後2~12月未満、1期追加は1期初回接種(3回目)終了後、12~18月の間隔
 

1期初回:20日以上の間隔で3回接種
1期追加:1期初回接種(3回目)終了後、12~18月の間隔で1回接種

麻しん及び風しん:1期

1回

生後12~24月未満

標準的な接種時期:1歳になったら早めに接種
生後12~24月未満【1歳児】の間に1回接種

麻しん及び風しん:2期

1回

就学前の1年間

就学前の1年(幼稚園・保育所等の年長の年の3月31日まで)の間に1回接種

水痘

2回

生後12~36月未満

生後12~36月未満の間に、3月以上(標準的には6~12月まで)の間隔で2回接種

日本脳炎:1期

3回

生後6~90月未満

標準的な接種時期:1期初回は3歳、1期追加は4歳
1期初回:6~28日の間隔で2回接種
1期追加:1期初回接種(2回目)終了後、概ね1年で1回接種

日本脳炎:2期

1回

9~13歳未満

標準的な接種時期: 9歳
平成7年4月2日から平成19年4月1日までに生まれた20歳未満の方で、第1期、第2期が終了していない方は、不足分を公費で接種することができます。

2種混合

(ジフテリア、破傷風):2期

1回

11歳以上13歳未満

11歳に達した時から12歳に達するまでの期間に1回接種

HPV:サーバリックス

3回

小学6年生~高校1年生女子

標準的な接種時期:中学1年生
1月の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から6月の間隔をおいて3回目を接種

HPV:ガーダシル

3回

小学6年生~高校1年生女子

標準的な接種時期:中学1年生
2月の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から6月の間隔をおいて3回目を接種

HPV:シルガード

2回または3回

小学6年生~高校1年生女子

標準的な接種時期:中学1年生

1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合は、6月以上の間隔をおいて2回接種

〔2回目の接種が初回接種から5月未満であった場合は、3回目の接種を受けます。その場合、2回目の接種から3月以上間隔をおいて接種します。〕

※1回目の接種を15歳になってから受ける場合は、2月の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から6月の間隔をおいて3回目を接種

HPV:サーバリックスまたはガーダシルまたはシルガード  

キャッチアップ接種対象者

(平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれで過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない女子)

接種間隔は上記参照してください。標準的な接種間隔を過ぎている場合など、お困りの際は子ども家庭課母子保健係へご相談ください。

定期予防接種について(上記の予防接種)は、予防接種法でワクチンの種類・対象者・期間などが定められています。公費(無料)で接種を受けることができます。

任意の予防接種については、接種は保護者(または被接種者)と医師の同意のもと行われるものであり、全額自己負担です。定期接種で行われているワクチンも、法律で定められている対象者や期間以外で行う場合は任意接種とみなされます。

予診票の配布方法及び配布時期

予防接種別配布方法一覧

予防接種名

配布方法

ロタウイルス感染症

出生6週頃に最初の1枚を個別で郵送。

その後は市内指定医療機関より配付。

BCG

出生6週頃に個別で郵送。

B型肝炎

出生6週頃に最初の1枚を個別で郵送。

その後は市内指定医療機関より配付。

ヒブ

出生6週頃に最初の1枚を個別で郵送

その後は市内指定医療機関より配付。

※令和6年4月1日から5種混合ワクチンの定期接種化にに伴い現在は郵送していません。

小児用肺炎球菌

出生6週頃に最初の1枚を個別で郵送。

その後は市内指定医療機関より配付。

5種混合

出生6週頃に4回分をまとめて個別で郵送。

二種混合

11歳頃に個別で郵送。

※11歳の誕生日の月末に発送

麻しん(はしか)及び風しん

第1期は生後12月頃※1

第2期は就学1年前※2に個別で郵送。

※1)11か月の誕生日の月末に発送

※2)年中相当学年の3月末に発送

水痘(みずぼうそう)

生後12月頃に2回分をまとめて個別で郵送。

※11か月の誕生日の月末に発送

日本脳炎第1期

3歳頃に3回分をまとめて個別で郵送。

※3歳の誕生日の月末に発送

日本脳炎第2期

9歳頃に個別で郵送。

※9歳の誕生日の月末に発送

HPV感染症

中学1年生の春頃に個別で1枚郵送。

その後は市内指定医療機関より配付。

※中学1年生の4月上旬に発送

接種を受けに行く際の持ち物

接種を受ける際の持ち物(下記以外にも医療機関が指定するものがあればご持参ください)

  • 親子(母子)健康手帳
  • 子どもの医療受給者証、医療保険証
  • 長久手市の予防接種予診票

※上記、予診票の配布方法をご確認いただき「市内指定医療機関より配付」と記載がないものは、子ども家庭課から接種回数分の予診票を郵送しています。

転入されてきた方は「長久手市へ転入された方へ」から、電子申請を行ってください。

予診票を紛失された方は、再発行をしますので、接種を受けに行く前に必ず親子(母子)健康手帳を持って子ども家庭課母子保健係(市役所本庁舎2階)へお越しください。必ず親子(母子)健康手帳で接種歴を確認してからのお渡しとなります。確認できない場合はお渡しすることができません。

平日勤務で開庁中(8:30~17:15)に窓口にくることが難しい方はこちらから電子申請をしてください。

 

予防接種と予防接種の間隔

令和2年10月1日から、下記の表の通り異なる予防接種と予防接種の接種間隔が変更となりました。

(参考)厚生労働省ホームページ「ワクチンの接種間隔の規定変更に関するお知らせ」(外部リンク)

予防接種の間隔詳細

【注射生ワクチン】

27日以上あける

【注射生ワクチン】

【注射生ワクチン】

制限なし

【経口生ワクチン】

【不活化ワクチン】

【経口生ワクチン】

【不活化ワクチン】

制限なし

【注射生ワクチン】

【経口生ワクチン】

【不活化ワクチン】

参考

  • 注射生ワクチン:BCG、麻しん風しん、水痘(みずぼうそう)、おたふくかぜなど
  • 経口生ワクチン:ロタウイルスなど
  • 不活化ワクチン:B型肝炎、ヒブ、小児用肺炎球菌、5種混合、4種混合、二種混合、三種混合、日本脳炎、季節性インフルエンザ、HPV感染症など

予防接種と病気の間隔

以下の病気にかかった後は予防接種を控えましょう。(医師の判断に基づきます)

病気別予防接種の間隔一覧
突発性発疹・ 手足口病・とびひ 治ってから2週間(14日間)あける
麻しん(はしか)・ 風しん(3日ばしか)
おたふくかぜ・ 水痘(みずぼうそう)
治ってから4週間(28日間)あける

 

長久手市へ転入された方へ

下記より転入前の予防接種歴・健診受診歴のご回答をお願いします。

該当年齢で未接種予防接種がある場合、や対象の健診がありましたら予診票等をお送りします。

(注意)親子(母子)健康手帳の氏名、生年月日がわかるページ、予防接種記録のページ(未記入のページも含む)、出生時の記録がわかるページ、健診の記録がわかるページの画像が必要となります。

7歳半未満の方

電子申請はこちらから(7歳半未満専用)

7歳半以上20歳未満の方

電子申請はこちらから(7歳半以上から20歳未満専用)

日本脳炎特例接種対象者の方

電子申請はこちらから(日本脳炎特例接種対象者専用)

長久手市から転出される方へ

長久手市の定期予防接種予診票は異動日(転出日)から使用できません。異動日に長久手市の予診票を使用して接種した場合は自費になりますのでご注意ください。

異動日以降の予防接種の受け方については、転入先の市町村にお問い合わせください。

この記事に関するお問い合わせ先

子ども部 子ども家庭課 母子保健係
〒480-1196 愛知県長久手市岩作城の内60番地1

電話番号:0561-56-0210
ファックス:0561-63-2100
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