(令和3年2月8日開催)令和2年度第2回長久手市行政改革推進委員会

更新日:2021年02月25日

会議詳細

開催日時

令和3年2月8日(月曜日)午後1時15分から午後3時30分まで

開催場所

市役所西庁舎3階 公民館 研修室

出席者氏名(敬称略)

<行政改革推進委員>

(市役所で参加)

会長 石橋健一
委員 山口秋男
(オンラインで参加)

委員 杉山知子
委員 山本理絵
委員 岡崎信久
委員 樋口和則
委員 細萱健一
委員 島田智子


<事務局> 
総務部長 中西直起
同部次長 加藤英之
行政課長 若杉雅弥
同課課長補佐 山際裕行
同課主任 宇井正幸

欠席者氏名(敬称略)

<行政改革推進委員>
 森田 直美

審議の概要

  • 令和2年度行政評価(内部評価及び外部評価)の総括について
  • 令和3年度行政評価(内部評価及び外部評価)の実施について
  • 行政改革の重要課題事業(第3弾)について
  • 行政改革の重要課題事業の進捗状況について

公開・非公開の別

公開

傍聴者人数

0人

問合先

長久手市役所 行政課 電話:0561-56-0605

会議録

1 会長あいさつ

2 議題
⑴ 報告事項
「令和2年度行政評価(内部評価及び外部評価)の統括について」

<事務局から資料1-1及び資料1-2について説明>
・令和2年度外部評価の結果概要

 

(委員)
ICTの活用についてお伺いしたい。
5台分のテレワーク環境を整備するということだが、今年度実施された在宅勤務の環境との違いがよく分からなかった。どこが違うのか、在宅勤務として何ができるようになるのか教えていただきたい。

(事務局)
今年度の在宅勤務は、デスクトップ上の作業となり、インターネットに接続することができなかった。ワープロ機能だけの作業でかなり作業内容が制限された。来年度は、LGWANに接続することができ、市役所で行っている作業が自宅でもできるようになるということである。

(委員)
5台分というのは、同時に自宅から接続できる人が5人という理解でよいか。

(事務局)
その通りである。

(会長)
この5台というのは令和3年度の試行用という理解でよいか。本格運用ではないということでよいか。

(事務局)
まずは試行的にやってみるということで5台である。

 


⑵ 協議事項
「令和3年度行政評価(内部評価及び外部評価)の実施について」

<事務局から資料2により説明>
・内部評価の実施方式及び対象事業の選定について
・様式(行政評価票(A票))の改訂について
・令和3年度外部評価の実施について変更案を提示(行革的視点で実施することとし、議論を深めるため対象事業を多くても6事業までとする。)し、委員から意見聴取を行う。

 

(会長)
令和3年度の外部評価の実施というのは、委員のみなさんも気になる部分かと思う。行革的視点という文言が資料の11ページに出てくるが、もう少し追加でこの視点について説明をお願いしたい。


(事務局)
内部評価は前年度実績について評価を行うものであり、どうしても担当課は視点が過去に向いてしまっている。一方、外部評価は、将来的にどうしていこうかという視点で評価することが多く、そこに齟齬があった。そこで、視点を同じ将来に向かったものとなるようにしたい。

(会長)
内部評価は、目的を達成するために何が良かったのか悪かったのかを担当課が自己評価するもので、ゴールに到達したかしなかったか、予算を投入したのにゴールに到達するにはいたらなかったという評価を行うこととなる。外部評価では、このあとどうするべきなのか、どこをどう改善すれば良いのかを委員にみてもらうとともに、外部から自己評価に関する評価をして、どうすればゴールにたどりつくのかを考えてほしいというのが行革的視点ということになる。

(委員)
要望であるが、事業評価票A票の様式の右の欄の部分について、事業を構成する事務事業が一つしかないものは、2と3に斜線が引かれるようになっている。A3一枚の内容で評価するのは難しく、具体的な資料がほしいということは毎年伝えている。2・3についても事業が他にないのであれば、そこに具体的な内容を記載するようにしてほしい。記述式のところは以前と比べると随分細かくなって判断しやすくなったが、部署によっては、毎年同じような文言にできるような一般的な内容になっているものもある。できるだけ具体的に事例を挙げたり、その課で1年どのような成果があったのかなどが分かるような評価票にしてほしい。該当のないところは削除するのではなく、できるだけ記載してほしいということを強く要望したい。

(事務局)
様式については統一性を図りたい。見やすさという点からも統一したいため、同じ運用としたい。具体的な情報がないと評価ができないというのは当然であるので、次年度以降は、内部評価と外部評価とは切り分けて考えたいと思っている。内部評価は、この様式を使って行い、外部評価のときには委員が言われたような多くのデータが出せるような資料を作成するなどしたいと考えている。

(委員)
内部評価や外部評価の資料は記録として残る。そうすると2021年の活動について話し合うときに、今一番大事な仕事は何なのかを考えたときに、リスク管理であったり、これからいろいろなことが起こるかと思うが、ルーティンワークのものではない。最初から計画が分かっていたものでないことが起こる。それがこういう文書にも反映されて記録が残るとよいかと思う。今日の話からすると、過去からのルーティンだけが入っていくという作業となる。そのあたりも考えて作ったほうがよいかと思う。


(会長)
総合計画の中に含まれているものとは違うものが突発的に起こっている。災害対応をどのようにするのかということも考えなければいけないという意見だと理解しているが、事務局として何か考えがあれば答えてください。

(事務局)
行政評価票A票は、予算体系と連動しているため、突発的なことが予算に関連する事業であればA票の対象事業に挙がってくるかと思う。重要な施策については、S票で評価を実施していくことになるかと思う。

(会長)
資料9ページがS票の一覧となっているが、委員から提案のあったコロナの対応に関することは、このS票に現時点で盛り込むことは可能なのか。

(事務局)
コロナ対応に関する事業は補正予算を組んで対応している。そちらについては、A票の対象事業として挙がってくるかと思う。

(会長)
補正予算が組まれるとA票に該当する。A票に該当するとなると、災害対策の事業が該当するようになるという理解でよいか。

(事務局)
そのように理解してもらえればよい。

(委員)
議論を深掘りしたいということで1事業あたりの委員の人数が増えるのかと思うが、時間が60分で人数が増えただけだと深掘りできるのか危惧している。説明・ヒアリングの時間が変わらずに人数が増えることで、深掘りというより横に広くなるのではないか。深掘りしたいというときに、60分でよいのかという疑問がある。

(事務局)
時間も含めて今後検討していきたいが、事務局としては、事前質疑が重要だと捉えている。当日のみで評価をお願いするというのはなかなか難しいと思うので、いかに事前質疑を充実したものにするのかが重要だと考えている。今まで行っていなかったが、行革担当課からも事業内容等について説明したいと考えており、事前質疑で深掘りしたいと考えている。


(会長)
分からないところや資料の補足などに対応できるような事前質疑を行うということだが、時間としてはどのように考えているのか。

(事務局)
1時間程度と考えている。

(会長)
事前質疑での委員からの意見、質問、質疑応答を踏まえて当日を迎えるということを事務局は考えているということである。

(委員)
9ページの対象項目のところに第1弾、第2弾、第3弾とあるが、どのような基準で分けているのか、違いが何かということを説明してほしい。

(事務局)
行政改革指針の改訂版を策定し、その中の重点課題の項目のうち具体的に行う重要課題事業を昨年度第1弾、第2弾、今年度第3弾を策定し、各担当課が取り組んでいる。第1弾、第2弾については、前回の第1回委員会のときに書面ではあったがお示しした。第3弾については、このあと説明する。

(委員)
昨年のことを思い出したが、事前質疑の時間がとても短かった。来年度以降、対象事業を減らすのであれば、その分時間を減らすのではなく、1事業あたりの時間を増やしてほしい。

(会長)
事前質疑の時間を1時間程度に長くするとのことであるため、委員の要望には応えられるかと思う。

 

3 その他
⑴ 「行政改革の重要課題事業(第3弾)について」

<事務局から参考1により説明>
・行政改革の重要課題事業(第3弾)の内容について説明

 

(委員)
経費を節減するなど、それぞれの事業に目的があるかと思うがぼやけてしまっている。担当する課が理解していれば重要課題の事業は進んでいくので問題ないかと思うが、そこに行政改革推進委員が委員会として関与し、行革的視点を加えようとするときに、いくつかある目的の中の一つに絞って取り組んではどうかと思う。そうすると議論がぼやけずに、限られた時間の中でたくさんの人数で議論を深掘りすることが可能になるかと思う。行政改革推進委員会として事業の見直す視点を決めて取り組んではどうかと思うので、検討いただきたい。

(会長)
委員の今の御意見は、例えば資料2ページ目の「請負類の一括契約」の最後に求める効果が書いてあるが、これが何のために行っているのか目標というところと少し重複するところがある。この求める効果というところに加えて、目的を分けて書いたらどうかと理解するがどうか。

(事務局)
今回示した資料は既に公表されているものである。委員御指摘の深掘りするための検討材料としては、この部分だけでは分からない部分があるかと思う。これらの事業はS票の対象事業となるが、S票の評価票に記載したり、外部評価として挙がればそのほかの資料も提示することになるかと思う。

(会長)
行政評価票S票の中に「施策の目的等」とあるので、そちらで確認できればと思う。本日の資料は第3弾の概要ということになるので、御理解いただきたい。

(委員)
第3弾の重要課題事業というのは、来年度実施する外部評価の対象のS票の事業ということか。

(事務局)
今説明した第3弾については、S票の対象事業として挙がっている。外部評価については、A票・S票の中から選定することとなるので、対象事業の中に含まれることになる。

(委員)
この第3弾の12の事業を含むS票とA票の事業からいくつか選ぶということか。

(事務局)
その通りである。

 

 

⑵ 「行政改革の重要課題事業の進捗状況について」
<事務局から参考2により説明>
・行政改革の重要課題事業の進捗状況について報告

 

(委員)
重要課題事業の進捗状況について説明を聞いたが、違和感のあるところがある。たくさんあるので一つだけ挙げると、文化の家・図書館の管理の見直しという事業で、指定管理制度の導入をしたいように見受けられる。今年度の外部評価に文化の家の事業も対象となっていたが、そこで議論したのは活動内容であって、どのように事業をPR・周知するのか、類似講座をどのように統廃合するのかということを中心に議論したかと思うが、進捗状況で管理の見直しが出てくると、外部評価で話し合っていた内容と、それこそ齟齬があるかと思う。この委員会が関わってこうなったとなると違和感を感じるがいかがか。

(会長)
資料2ページの令和3年度予定の中で、「指定管理者が管理する施設の視察」とあり、委員は、前提として指定管理があるという御指摘だと思うがどうか。

(事務局)
重要課題事業として、市の方針で指定管理を前提とした検討をすることとしている。各施設本当に指定管理がよいのか、あるいは一部事業委託がよいのかということは、検討の結果決定していくこととなるが、大きな市の方針として指定管理を挙げており、市全体の人員配置等も考えて、直営がよいのか、指定管理制度がよいのかということを今後検討していくこととしている。

(委員)
今回の委員会の資料として出たということは、委員会も承知しているということになるのではないか。委員会の関係のないところで、市の方針で決定したということであるならこの委員会には資料が出ないかと思う。資料として出るということは、この委員会も関わっていることになるが、このことについて議論したことがない。自分たちが直接関わっていないのに、結果だけが関わったとなる印象を受け、違和感を感じた。

(事務局)
重要課題事業として挙げている第1弾、第2弾、第3弾については、市の内部組織である「行政改革推進本部」で決定しており、この委員会で話し合って決定した訳ではない。今日資料として提示したのは、市がこういうことに取り組んでいるという報告と理解いただきたい。これらの事業はS票で評価するものとなり、外部評価にも関連してくるため、この委員会で報告した。

(委員)
委員の発言に共有する部分があって、例えば将来的に指定管理する事業があって、委員会の中で事業についてこうするべきだ、ああするべきだ、統廃合するべきだ、続けるべきだと議論して、いやいや来年から指定管理ですと言われたら何のために事業の見直しを我々が一生懸命やっているのか、その目的が分からなくなってしまう。もし、事業を見直して方向性が変わるという余地があるのであればよいが、方向性が決まっているならば、委員会としての取組からはずすなどしないと、委員が事業を見直すことに注力してきたことに、頭の中に疑問符がつく。

(会長)
事務局からの説明があったように、まだ方向性が決定しているわけではないが、方針としてはこういう方針がある。もう一度検討するという段階だと理解していただければと思う。しかし、委員会で議論したことが、全く参考にされず、内部の行政改革推進本部で決定したからというのは、我々時間も費用もかけて評価してきているわけなので、進捗状況の報告をもらいながら、委員会の意見を行政改革推進本部へフィードバックするよう事務局にはお願いする。

 


以上で令和2年度第2回長久手市行政改革推進委員会を終了する。

 

当日資料

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 行政課 庶務係
〒480-1196 愛知県長久手市岩作城の内60番地1

電話番号:0561-56-0605
ファックス:0561-63-2100

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