(平成30年1月30日開催)第42回長久手市地域公共交通会議
開催日時 |
平成30年1月30日(火曜日)午後2時から午後4時まで |
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開催場所 |
長久手市役所西庁舎3階 研修室 |
出席者氏名(敬称略) |
15名中13名出席(五十音順) 説明員 (N-バス事業者) (事務局) |
欠席者氏名(敬称略) |
委員 天野 力、岩田 尚也 |
審議の概要 |
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公開・非公開の別 |
公開 |
傍聴者人数 |
5名 |
問合先 |
長久手市役所 経営企画課 電話:0561-56-0600 |
会議録
1 議事
1 議題
(1)平成29年度地域公共交通確保維持改善事業に関する自己評価(1次評価)について
(資料1-1、1-2に基づき事務局より説明)
委員
資料1-2の中部様式11ページに記載しているリニモの乗降客数の単位が間違っているので修正をお願いしたい。
事務局
愛知高速交通株式会社に確認し、単位は修正する。
委員
中部様式については、公共交通全体のネットワークを評価するものであり、よくまとまっていると思う。ただし、3点修正をお願いしたい。
1点目は、6ページに記載しているN-バス福祉の家線の目標達成状況の考察について、1日あたりの利用者実績は減少しているが、1便あたりの利用者実績は増加している旨を記載して欲しい。
2点目は、8ページに記載している今後の渋滞対策について、確定しているものだけでよいので、具体的な取組みを記載して欲しい。
3点目は、公共交通会議での利用者実績(速報)報告及び意見交換は、長久手市ならではの取組みのため、11ページのアピールポイントに追加をお願いしたい。
事務局
承知した。指摘のとおり修正を行う。
2.報告事項
(1)公共交通市民アンケート結果について
(資料2に基づき事務局より説明)
会長
利用促進活動の認知度の中で、かわら版の発行だけ目標未達成となっているが、要因はあるか。
事務局
かわら版については、発行当初から自治会回覧と市公共施設で配布を行ってきたが、結果を見ると周知が不足していると感じている。今後は周知方法を変えていくのか、継続していくかも含め、考えていく必要がある。
会長
市民代表の方々はかわら版の存在を知っていたか。
委員
「のりゃあせ」は知っているが、かわら版というのは見たことがない。
事務局
実はかわら版と「のりゃあせ」は同一のものである。アンケートの質問項目を公共交通かわら版「のりゃあせ」とすれば結果が変わっていたかもしれない。次回のアンケート時の参考にさせていただく。
(2)N-バスの年末試行運行結果について
(資料3に基づき安心安全課より説明)
会長
年末試行運行について、市民からの問合せはあったか。
N-バス事業者
12月広報に折込みチラシを入れた効果もあり、実施についての確認等の問合せがあった。問合せの中には年始の運行を始めて欲しいなどの意見もあった。
会長
今回は名鉄バスの協力で試行運行が実現したが、年末年始はドライバー不足の問題もある。来年度も年末の運行は継続するのか。
N-バス事業者
来年も実施する方向で考えている。実施の際は会議で報告をさせていただく。
(3)長久手公共交通かわら版「のりゃあせ」第9号の発行について
(資料4に基づき事務局より説明)
会長
現在の内容だと、上原ゼミのリニモ利用促進活動の報告が中心となっている。そもそものかわら版の趣旨は記事を見た人に公共交通を利用しようと思っていただくことである。発行する3月までもう少し時間があるので、もう少し工夫をお願いしたい。
事務局
のりゃあせの記事を書いていただいている学生達に、もう一度趣旨を説明し、利用促進に繋がるような記事にしていきたい。
(5)公共交通応援隊活動報告について
(資料5に基づき事務局より説明)
委員
作詞は公共交通応援隊となっているが、もともとは公共交通イベントに参加いただいた市民のみなさまの意見をつなぎ合わせて歌にしたものなので、作詞は、「公共交通応援隊と市民有志のみなさま」のようなものにしたいと考えている。
事務局
参加いただいた市民のみなさまの意見がもとになっているため、作詞については公共交通応援隊の方と相談して決めていきたい。著作権の問題等もあるので、一番良い方法を考えていきたい。
会長
N-バスソングについてだが、先ほどの「のりゃあせ」で紹介されていた大学のアカペラサークルに依頼してみるのはどうか。
事務局
よい案だと思うので検討していきたい。
委員
愛知県の武豊町では、コミュニティバスゆめころんの歌があり、町内の保育士さんが曲に合わせたおどりを考案し、園児達が踊っている。YouTubeにもアップされるなど広がりを見せている。
会長
武豊町の事例など、歌を活用した様々な利用促進の方法があると思う。今後の広がりに期待をしたい。
(6)市内公共交通の利用者実績(速報)について
(資料6-1、6-2、6-3に基づき各事業者より説明)
会長
N-バスの8月の利用が昨年と比較して大きく増加しているが、要因を分析しているか。
N-バス事業者
昨年と比較すると中央循環線の増加が大きいので、イオン利用者の影響が大きいと考えている。
会長
N-バスは子どもを無料としているため、夏休みはN-バスに乗ってイオンに遊びに行くことが可能である。
市内に市民プールなどはあるか。
事務局
市内にはモリコロパークの屋内プール、近隣市の尾張旭市と日進市には市民プールがある。
会長
現状ではバス停名を知らないと、移動方法を検索できない。Google路線検索を可能とするバスデータのGTFS化を行えば、目的地を検索すれば、自宅から行きたいプールまでのルート、乗降するバス停名などを検索することができる。
来年度尾三地区内で実施を予定しているので、公共交通を利用していただくきっかけとなるとよい。
(7)平成30年度長久手市地域公共交通会議のスケジュールについて
(資料7に基づき各事業者より説明)
3.意見交換
会長
日頃公共交通に対して思っていることなど、何かご質問ご意見等はあるか。
委員
おととい一日中N-バスを利用したが、運転手がとても親切であった。
委員
本日この会議に来るために、N-バスを利用したが、運転手の方が親切であった。子ども連れの方にも丁寧な対応をしていた。
委員
ありがたい言葉である。運転手に伝えておく。
他市ではイベント時に名鉄バスの制服を試着し、運転手体験を実施するなど、様々な努力をしているところである。
会長
長久手市での実施はないのか。
事務局
本年の6月に開催した「親子でEnjoy!公共交通」では、名鉄バスにご協力をいただき、制服を着用し、N-バスの運転手体験を実施した。ただし、名鉄バスを使った運転手体験はこれまで実施をしてきたことがなかったので、今後検討していきたい。
委員
お年寄りなどは、スマートフォンを使って路線検索等を行わない。多世代が利用できる公共交通交通マップを作成したことは評価できる。
委員
大型商業施設等と連携したリニモ利用者へのインセンティブ付与についてだが、manacaを使ったインセンティブ付与は、浸透してきているが、リニモ一日乗車券を使ったものは、案内表示が少なく、分かりづらく感じた。
委員
今月で一日乗車券を使ったインセンティブの付与は終了となるが、いただいたご意見は今後の参考としたい。
委員
近年、公共・運輸分野において人材不足は深刻化してきているため、中部運輸局では、「交通・運輸における女性活躍サミット」を開催するなど、人材の確保に向けた取組みを行っている。業界の活性化のため、委員のみなさまも周知にご協力いただきたい。
4.その他
(1)N-バスの運休について
(安心安全課より説明)
N-バスの東部線及び北部線は第1月曜日を運休としている。平成30年1月は、第1月曜日が元日となることから、運行事業者と相談のうえ、翌週の8日を運休日としたが、利用者への周知がなされなかった。市と運行事業者との確認不足が原因であり、利用者にはご迷惑をおかけした。この場で報告させていただきたい。
事務局
長時間ありがとうございました。
来年度は長久手市地域公共交通網形成計画が最終年度となるため、次期形成計画の策定年度となる。策定に係る議論を行うため、公共交通会議の開催が多くなるが、委員のみなさまには、ご協力をお願いしたい。
以上で第42回地域公共交通会議を終了とする。
以上
資料
資料1 地域公共交通確保維持改善事業・事業評価(生活交通確保維持改善計画に基づく事業) (PDFファイル: 2.3MB)
資料2 公共交通に関する市民アンケート調査結果(地域公共交通網形成計画の目標達成状況について) (PDFファイル: 629.8KB)
資料3 N-バスの年末試行運行結果について (PDFファイル: 1020.2KB)
資料4 長久手公共交通かわら版「のりゃあせ」第9号 (PDFファイル: 3.9MB)
資料5 公共交通応援隊平成29年度上半期活動報告について (PDFファイル: 2.0MB)
資料6-1 N-バス乗車人数 (PDFファイル: 180.2KB)
資料6-2 【名鉄バス】長久手市内運行路線の利用者数について (PDFファイル: 29.8KB)
この記事に関するお問い合わせ先
市長公室 企画政策課 企画調整係
〒480-1196 愛知県長久手市岩作城の内60番地1
電話番号:0561-56-0600
ファックス:0561-63-2100
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更新日:2021年02月17日