たけのこごはん
給食センターがおくる
子どもたちの人気メニュー毎月19日は食育の日
2020年8月修正
平成20年4月

たけのこは「古事記」にも登場するくらい、日本人に昔から親しまれ、食べられていたようです。現在一般的に食べられているのは、孟宗竹の芽。春を告げる食べ物の代表ですね。
孟宗竹は中国が原産です。日本へは18世紀初め、江戸時代に琉球(沖縄)を経由して薩摩(鹿児島)にやってきたものが各地に広がったとされています。野菜の中ではたんぱく質が多く、チロシンというアミノ酸を多く含んでいます。たけのこをゆでたときに出てくる白い粉がこのチロシンです。他にはカリウムも多く含みます。
給食センターでは、三重県産のたけのこ184キログラムを使って、たけのこごはんを炊きました。(平成20年4月17日)
材料(4人分)
- 精白米:180グラム
- もち米:60グラム
- たけのこ:100グラム
- 鶏肉:120グラム
- にんじん:40グラム
- 油揚げ:30グラム
- 干ししいたけ:4グラム
- 砂糖:5グラム
- しょうゆ:20グラム
- 本みりん:2グラム
- 油:適宜
- 水:330グラム
栄養価(1人あたり)
- エネルギー:349キロカロリー
- たんぱく質:11.3グラム
- 脂質:7.8グラム
- 塩分:0.7グラム
作り方
- たけのこは皮の先端を斜めに切り落とし、皮に縦に切れ目を入れて、米ぬかと赤唐辛子を入れ、水からゆでてあく抜きをする。1時間以上ゆで、そのまま冷ます
- たけのこ、にんじん。もどした干ししいたけ、油揚げはせん切りにする。油揚げは湯をかけ、油ぎりする。米はといで、ザルにあげて水切りする。(1時間以上は置いておく。)
- 油を熱し、鶏肉や2の材料を炒めていく。砂糖、しょうゆ、みりんで味付けし、水を加えて煮る。
- 炊飯器に3の煮汁と米を入れ、水加減、味を整える。
- よければ3の具をのせ炊く。
- よく蒸らしてからさっくり混ぜて出来上がり。
たけのこごはんができるまで ~給食センターでの調理風景~
写真は旧給食センターで、掲載当時のものです。

生のたけのこ 184キログラムをゆでました。春の香りがします。

食べやすい大きさに切ります。

材料を炒めます。

味をつけ、分量の水を入れ、炊き込みます。

さっくり混ぜて蒸らします。

さあ出来上がり。生のたけのこを使ったごはんは、一味違います。クラスごとに配缶し、子どもたちの待つ学校へ出発です。
この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会 給食センター
〒480-1103 愛知県長久手市中権代11番地3
電話番号:0561-62-3910
ファックス:0561-62-5029
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更新日:2020年11月30日