大根とまぐろのいため煮

更新日:2020年11月30日

給食センターがおくる子どもたちの人気メニュー

大根とまぐろの煮物は、神奈川県の三浦半島を中心に古くから作られている家庭料理です。

温暖な三浦半島は、江戸時代から三浦大根の産地として有名です。三浦大根はきめが細かくてやわらかく、しかも甘味があって、煮物にするとたいへんおいしいものです。一方、三浦半島の南端にある三崎港は、まぐろの水揚げで活気があります。このように、この土地では新鮮なまぐろと大根が簡単に手に入るので、二つの材料を組み合わせて作るこの煮物が伝わっているようです。三浦半島のあたりでは、まぐろはさっと茹でて大根と煮るようですが、給食では片栗粉をまぶして油で揚げてから大根と煮ています。

大根

大根にはデンプンを分解するアミラーゼが含まれていて、胃での消化吸収を助けるので、消化不良や胃もたれ、胃炎、胃潰瘍などの予防に効果があります。

まぐろ

まぐろは種類が多く、一般にまぐろといえば、くろまぐろ(ほんまぐろ)をさします。まぐろは部位によって栄養価がかなり異なり、赤身はたんぱく質が多く脂肪が非常に少ないです。一方トロは脂肪が非常に多く、ビタミンA・D・Eも豊富。トロの脂肪には、コレステロールや中性脂肪を減らすEPAと脳の働きを活性化するDHAがたっぷり。血合いには、鉄やビタミンE、タウリンが豊富です。

材料 4人分

  • まぐろ(2センチメートル角に切る):200グラム
  • しょうゆ:小さじ2
  • 片栗粉:適宜
  • 揚げ油:適宜
  • 豚肉:80グラム
  • 大根:200グラム(15センチぐらい)
  • にんじん:50グラム(1/3本)
  • グリンピース(冷凍):20グラム
  • けずりぶし:適宜
  • しょうゆ:大さじ1
  • 砂糖:小さじ2
  • 炒め油:適宜
白い器に、まぐろや豚肉、野菜などで調理され完成し盛りつけられた大根とまぐろのいため煮の写真

作り方

  1. けずりぶしでだしをとる。大根・にんじんは、厚めのいちょう切りに切る。グリンピースはさっと茹でる。
  2. まぐろにしょうゆをふって下味をつけ、片栗粉をまぶして油で揚げる。
  3. なべに油を熱し、豚肉をいれて炒める。大根・にんじんを加えて炒め、だし汁をいれて煮る。
  4. 砂糖・しょうゆで調味し、じっくり煮含める。2のまぐろをいれて少し煮て、グリンピースをいれて、できあがり。

一人分の栄養価

  • エネルギー:449キロカロリー
  • たんぱく質:17.8グラム
  • 脂肪:5.5グラム
  • 塩分:1.3グラム

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〒480-1103 愛知県長久手市中権代11番地3

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ファックス:0561-62-5029

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