いわしの香味揚げ
給食センターがおくる
子どもたちの人気メニュー
節分といえば“豆まき”ですが、主に西日本でいわしを食べる習慣があります。これは、邪気を払うためにいわしの頭を門口にさした習慣に由来しているといいます。柊の葉で鬼の目を刺し、いわしを焼く激しい煙と臭いで邪気を追い払います。
いわしは血液凝固を抑制して、血管系の病気の予防に効果があると言われているEPA(エイコサペンタエン酸)、脳を活性化するDHA(ドコサヘキサエン酸)の他、カルシウム、ビタミンDなどの栄養素が豊富に含まれています。
元々、節分とは“節変わり”といって、立春、立夏、立秋、立冬の前夜をいいましたが、室町時代の頃より寒い冬から暖かい春になる立春の前日が重要視され、現在に至っているようです。
季節の節目にいわしを食べ、豆を食べるという日本に残る伝統行事は、先人の健やかに暮らすための教えなのでしょう。
材料(4人分)
- いわしの開き(50グラムくらい):4尾
- 片栗粉:18グラム(大さじ2)
- 揚げ油:適量
- ねぎ:20グラム
- 青のり:0.5グラム(小さじ1/3)
- しょうゆ:20グラム(大さじ1強)
- 砂糖:10グラム(大さじ1)
- 酒:5グラム(小さじ1)
- みりん:10グラム(小さじ1と1/2)
- 水:20グラム(大さじ1と1/3)
作り方
- 鍋にしょうゆ、砂糖、酒、みりん、水を入れて煮立て、小口切りにしたねぎ、あおのりを加えタレをつくる。
- いわしの開きに片栗粉をまぶし、油で揚げる。
- 揚がったいわしをタレにからませ、出来上がり。
栄養価(一人当たり)
- エネルギー:192キロカロリー
- たんぱく質:10グラム
- 脂質:12グラム
- 塩分:0.9グラム
いわしの香味揚げができるまで ~センターでの調理風景~
小・中学校、保育園合わせて、5000人分のタレを作っています。
しょうゆ、砂糖、みりん、酒、ねぎ
を合わせて煮込んでいます。
出来上がったタレに、青のりを加えます。
釜の中はこのような感じです。
でんぷんをつけたいわしを揚げていきます。
およそ5000匹!!のいわしが次々揚げられていきます。
カラリと揚がったいわしにタレを絡めていきます。
その後、クラスの人数分をバットに入れていきます。
このような状態で保育園・小・中学校の各クラスに届けました。
おいしく食べてくれたかな?
この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会 給食センター
〒480-1103 愛知県長久手市中権代11番地3
電話番号:0561-62-3910
ファックス:0561-62-5029
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更新日:2020年11月30日