はるさめの炒めもの

更新日:2020年11月30日

給食センターがおくる 子どもたちの人気メニュー

毎月19日は食育の日

はるさめと左にはるさめが入っている「緑豆はるさめ、鍋やサラダに」と表面に書かれている商品パッケージのイラスト

-細い目に見えぬ絹糸のように静かに降る春雨-
形が細長く、春雨に似ているところから名づけられたこの食品は、別名「とうめん」(豆麺・唐麺・凍麺)ともいわれます。とうめんは元来、中国で緑豆を原料としてつくられた「めん」で、厳密な意味では「はるさめ」とは異なりますが、今ではどちらもすべて「はるさめ」といわれています。

日本では、じゃがいもまたはさつまいものでんぷんを原料にしています。でんぷんの一部に熱湯を加えてのり状にします。そこへ残りのでんぷんを加え、40℃の湯を注いでよくこねます。これを底に0.9ミリメートル位の穴をたくさん開けた器に入れて熱湯の中に押し出して固まらせます。次に冷水に移してすくい、竹に長く下げて冷凍庫で凍らせます。これを冷水にもどし、竹に下げたまま天日で乾燥させて作ります。禅宗の精進料理である普茶料理の材料として、中国から鎌倉時代に伝来したといわれており、現在では奈良県が主産地です。これに対し、中国では緑豆の粉やでんぷんから作られます。緑豆はるさめの方が、こしが強くて歯ごたえがあります。今回給食センターでは、この緑豆はるさめを使って、中華風の炒め物にしてみました。

材料(4人分)

  • はるさめ:25グラム
  • 豚ひき肉:50グラム
  • むきえび:60グラム
  • 干しえび:大さじ1と3分の1
  • たまねぎ:100グラム
  • たけのこ水煮:50グラム
  • 干ししいたけ:3グラム
  • チンゲン菜:50グラム
  • ごま油:小さじ1
  • オイスターソース:小さじ2分の1
  • しょうゆ:大さじ2分の1
  • 食塩:ひとつまみ
  • こしょう:少々
  • 清酒:小さじ1

作り方

  1. たまねぎはくし型に切る。たけのこはせん切り、干ししいたけはもどしてせん切り、チンゲン菜は1センチメートルに切る。
  2. 豚ひき肉は、塩こしょうしてよく炒める。
  3. たまねぎ、たけのこ、干ししいたけを炒める。
  4. むきえびはゆでて酒をふり、はるさめもゆでて水切りをし、3に加える。
  5. しょうゆ、オイスターソースで味をつける。
  6. チンゲン菜を炒め、火が通ったら、干しえびとごま油を入れ、できあがり。

栄養価(1人当たり)

  • エネルギー:87キロカロリー
  • たんぱく質:6.6グラム
  • 脂質:2.5グラム
  • 塩分:0.6グラム

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 給食センター
〒480-1103 愛知県長久手市中権代11番地3

電話番号:0561-62-3910
ファックス:0561-62-5029

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