さんまごはん
給食センターがおくる 子どもたちの人気メニュー
毎月19日は食育の日
2020年8月修正
平成19年10月

さんまは漢字で「秋刀魚」と書かれるように、秋が旬の青魚です。細長い刀のような魚体と秋の味覚が伝わってくる漢字ですね。夏には北海道沖で、脂肪の豊富なプランクトンを食べて太りはじめ、秋に近づくにしたがって三陸から銚子沖へ移動します。そのころ脂肪含有率は20%以上になるので、秋は脂がのっておいしいといわれるのです。太って口先と尾の付け根が黄色いものは、脂ののったおいしさの目安になります。
その脂には、脂肪酸のEPA(エイコサペンタエン酸)が多く、血栓ができるのを防いでくれます。脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)も多く、脳の情報伝達を円滑にし、活性化してくれます。他に、たんぱく質・ビタミンA・B2・Dも豊富です。
昔は、秋、農作業に追われて手のかかる料理ができないときに、焼いたさんまの身をほぐして米と一緒に炊く「さんまごはん」がよくつくられたようです。
栄養価(1人当たり)
- エネルギー:410キロカロリー
- たんぱく質:15.0グラム
- 脂質:8.6グラム
- 塩分:1.0グラム
材料(4人分)
- さんま:160グラム
- 米:260グラム
- にんじん:70グラム
- ごぼう:100グラム
- 干ししいたけ:5グラム
- グリンピース:10グラム
- 三温糖:3グラム
- 濃口しょうゆ:24グラム
- 本みりん:8.5グラム
- 清酒:5グラム
- サラダ油:適宜
- 水:350グラム
作り方
- 米はといで水切りする。さんまは焼いて骨をとり、ほぐして酒をふっておく。干ししいたけはもどしてみじん切りにする。にんじんは細かくせん切りにする。ごぼうはささがきにし、水にさらしてあく抜きする。グリンピースはゆでて冷ます。
- 鍋に油をひいて、ごぼう・にんじん・干ししいたけを炒める。
- 炊飯器に米と分量の水を入れ、三温糖・濃口しょうゆ・本みりんで味付けし、2を混ぜて炊く。
- 炊き上がりにさんまとグリンピースをさっくり混ぜて出来上がり。
『さんまごはんができるまで』~給食センターでの調理風景~
写真は旧給食センターで、掲載当時のものです。

材料を炒めていきます

分量の水を入れ、味が決まって沸騰したら

米を入れてよく混ぜます

炊き上がったら、仕上げにグリーンピース入れ、ざっくり混ぜて

さあ、配缶です
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〒480-1103 愛知県長久手市中権代11番地3
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更新日:2020年11月30日