さんまごはん

更新日:2020年11月30日

給食センターがおくる 子どもたちの人気メニュー

毎月19日は食育の日

2020年8月修正

平成19年10月

脂がのったさんま3尾が横一列になっているイラスト

さんまは漢字で「秋刀魚」と書かれるように、秋が旬の青魚です。細長い刀のような魚体と秋の味覚が伝わってくる漢字ですね。夏には北海道沖で、脂肪の豊富なプランクトンを食べて太りはじめ、秋に近づくにしたがって三陸から銚子沖へ移動します。そのころ脂肪含有率は20%以上になるので、秋は脂がのっておいしいといわれるのです。太って口先と尾の付け根が黄色いものは、脂ののったおいしさの目安になります。

その脂には、脂肪酸のEPA(エイコサペンタエン酸)が多く、血栓ができるのを防いでくれます。脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)も多く、脳の情報伝達を円滑にし、活性化してくれます。他に、たんぱく質・ビタミンA・B2・Dも豊富です。

昔は、秋、農作業に追われて手のかかる料理ができないときに、焼いたさんまの身をほぐして米と一緒に炊く「さんまごはん」がよくつくられたようです。

栄養価(1人当たり)

  • エネルギー:410キロカロリー
  • たんぱく質:15.0グラム
  • 脂質:8.6グラム
  • 塩分:1.0グラム

材料(4人分)

  • さんま:160グラム
  • 米:260グラム
  • にんじん:70グラム
  • ごぼう:100グラム
  • 干ししいたけ:5グラム
  • グリンピース:10グラム
  • 三温糖:3グラム
  • 濃口しょうゆ:24グラム
  • 本みりん:8.5グラム
  • 清酒:5グラム
  • サラダ油:適宜
  • 水:350グラム

作り方

  1. 米はといで水切りする。さんまは焼いて骨をとり、ほぐして酒をふっておく。干ししいたけはもどしてみじん切りにする。にんじんは細かくせん切りにする。ごぼうはささがきにし、水にさらしてあく抜きする。グリンピースはゆでて冷ます。
  2. 鍋に油をひいて、ごぼう・にんじん・干ししいたけを炒める。
  3. 炊飯器に米と分量の水を入れ、三温糖・濃口しょうゆ・本みりんで味付けし、2を混ぜて炊く。
  4. 炊き上がりにさんまとグリンピースをさっくり混ぜて出来上がり。

『さんまごはんができるまで』~給食センターでの調理風景~

写真は旧給食センターで、掲載当時のものです。

大きな釜の中に入れたにんじんやごぼうなどの野菜を、大きな木のヘラでかき混ぜている写真

材料を炒めていきます

白い作業着と帽子を被り黄色のエプロンを着用したスタッフが、材料を炒めた大きな釜の中に銀色の食缶で水を大量に入れている写真

 分量の水を入れ、味が決まって沸騰したら

白い作業着と黄色のエプロンを着用したスタッフが、袋に入った米を釜の中に投入しているなか、右側のスタッフが大きなヘラでかき混ぜている写真

 米を入れてよく混ぜます

白い作業着を着たスタッフが、材料を炒めた大きな釜の中にグリーンピースを投入している写真

 炊き上がったら、仕上げにグリーンピース入れ、ざっくり混ぜて

白い作業着を着たスタッフが、大きなおたまを使って仕上がったさんまごはんを配膳用の銀色の食缶に入れている写真

 さあ、配缶です

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 給食センター
〒480-1103 愛知県長久手市中権代11番地3

電話番号:0561-62-3910
ファックス:0561-62-5029

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