(平成29年3月17日開催)平成28年度第3回長久手市中央図書館運営協議会

更新日:2022年09月16日

会議詳細

開催日時

平成29年3月17日(金曜日)午前10時から11時まで

開催場所

長久手市中央図書館 2階 事務室内会議室

出席者氏名(敬称略)

(委員長)菅野育子
(副委員長)羽生田正勝
(委員)岩田猛 吉田真理子 神子有理子 横山光男
(事務局)
教育長 堀田まゆみ
教育部長 加藤明
教育部次長 川本晋司
中央図書館長 高崎祥一郎
主幹兼係長 二之部香奈子
主事 安藤健人

審議の概要

(1)平成28年度事業報告
(2)2階多目的ルーム等の開放時間延長
(3)平成29年度事業計画
(4)その他

公開・非公開の別

公開

傍聴者人数

2名

問合先

長久手市教育委員会 中央図書館
電話:0561-63-8006

会議録

 あいさつ 教育長

 事務局     (会議成立を確認)
 それでは、議事進行は委員長へお願いします。

議題1 平成28年度事業報告

議題2 アンケート結果の報告

議題3 平成29年度事業計画

委員長 以上の事業報告について、何か質問等はありますか。
委員 図書館でされる多くの地道な活動が利用者増につながっていると思います。若い世代へのサービスは良いと思います。ヤングアダルトの棚を拡大したことは、どのような意図ですか。
事務局 若い利用者へのサービス拡大を目指しています。本棚は、今までよりも約3倍広くしました。
委員長 本のスペースの他に、ちょっとした机を置くなど、利用者のコミュニケーションが取れる「場づくり」も活性化になると思います。今回のことをきっかけに、今後、いろいろと試してみるのも良いかと思います。
委員 ヤングアダルト世代向けとして、どのような本を集めようとしていますか。
事務局 「ヤングアダルト」という言葉を、「若い大人」と捉えています。主となる利用者は中高生です。選書の対象は、児童書から一般書までの広い範囲を扱います。中学生向けとしては、学校連携司書が現場経験から把握している中学生の読書傾向を踏まえ、よく読まれている本、連携司書が推薦する本を選書します。また、中央図書館側の司書が把握している中央図書館の利用傾向も踏まえて選書をします。学校連携司書と中央図書館司書、両方の司書が選書情報を持ち寄り、協議し、中高生向けの本を収集していきます。学校連携司書を含めた職員が選書する点は、長久手市の特色です。
委員長 具体的な内容については、どのようですか。
事務局 例えば、重松清などの、重厚なテーマのものから柔らかい内容のものまで様々です。ただし、いわゆる「ライトノベル」と呼ばれる文庫シリーズのものは、慎重に検討していきます。
委員長 学習向けの歴史物などはベストセラーになっています。そのような分野の収集も考えると良いかと思います。他に意見はありますか。
委員 資料3に関しては、郷土資料の不明本が3件あります。この不明となった本は、再度、入手することはできますか。
事務局 郷土資料は、まず、2階の特別資料閲覧室内の本は、持出禁止本として、完全に管理ができています。一方、1階閲覧室には、寄贈書ではなく、一般の出版社から発刊された歴史に関する本の中から「小牧長久手の戦い」に関する本を「郷土資料」として置いています。そのような本は、1階閲覧室にある多くの本と同じ状態で管理されていますので、不明となることもあります。その場合は、不明とわかった時点で、早急に発注し、補充をしています。
委員 資料1で説明された図書館から「外への働きかけ」については、どのようなことがありますか。
事務局 現在、実施している学校連携事業と児童館連携事業です。
委員 例えば、市内の祭りなどの際に図書館のブースを出し、図書館のことをPRしてはどうかと思います。共生ステーションに置いてあるブックポストの場合は、図書館の宣伝をポストに掲示するなど、どうかと思います。
事務局 ご意見ありごとうございます。現在、館外ブックポストには、宣伝をかねて、ポスト上部に小さな箱を設置し、寄贈された文庫本を自由に持ち帰ることができるようにしていますが、今後も細やかなことも含め、図書館の宣伝をしていきたいと思います。
委員 他に市民記者の記事を拡大コピーするなど、掲示してみてはどうかと思います。例えば、先日、史跡を探訪する少年の記事がありました。
事務局 ご意見ありごとうございます。参考にしていきたいと思います。
他にご意見はありますか。
委員 ヤングアダルト本の収集は、良いことと思います。ヤングアダルトの全集もあります。外国文学では、例えば映画の原作は、原書を読むことで物語の印象が変わります。原書(洋書)の収集も良いと思います。
委員 資料2の学校連携事業に関して。小学生は、課題図書をよく読み、本への関心を持つが、中学生になると、なかなか関心を持たないのが現状です。小学生時代に築いてきた読書習慣が、継続しない傾向があるということです。
読書指導に関する取り組みとして、中学生へのサービスを特に考えて欲しいです。また、理科のおもしろさなども伝えてほしいです。自然科学分野では、適した雑誌もあります。また、中学生も読めるアドラー心理学、生き方、そのような分野の蔵書をぜひ、増やして欲しいです。理数教育、生き方に関わる分野の蔵書を希望します。それから、理科系の雑誌は、リサイクル市で配布する場合、項目としてはどの枠に含まれますか。
事務局 ご意見ありごとうございます。まず、数年前から、夏休みに小学生向けとして、図書館が推薦するロングセラー本など、100冊を選書し、本に紹介の帯を巻き、おすすめ本としてコーナーに展示する企画をしたところ、大変に人気のあるコーナーとなりました。今後は、中学生への取り組みとして、ヤングアダルトの本棚の中で、その中学生版を企画することが考えられると思います。
また、選書に関しては、割合としては、文学が多くはなりますが、自然科学系を含めた知識、教養、生き方など、あらゆる分野の本を幅広く収集していきます。
なお、自然科学系の雑誌をリサイクル市で配布する際には、一般図書とは区別し、「雑誌」のコーナーに置くことになります。
委員 ありがとうございます。挿絵など、ビジュアル的要素のある本も良いかと思います。まずは、子ども達に「本に触れる」経験をして欲しいです。文字数にこだわらず、子どもが積極的に手に取りやすい本を収集してもらいたいです。
委員長 学校の司書教諭と図書館の学校連携司書との両者が協働で働きかけをしていくと、上手く図書館活動ができます。ちなみに、両者が集まる会議などは、どの程度開いていますか。
事務局 年に一度、全学校の司書教諭と、連携司書の会議を設けています。他には、日常的に司書教諭と連携司書が打ち合わせができるように、学校に配慮してもらっています。
委員長 他に質問はありますか。
不明本に関しては、無断持出を防止する図書館システムが無い中での防止策は限界があります。ICシステムの導入は必要と思います。また、図書館資料として、電子書籍の導入も利用者増につながる傾向があります。今後、検討していくと良いと思います。
委員長 他に質問はありますか。ないようですので、議題は以上で終了します。議事を、事務局へお返しします。
南第一駐車場をこの度、舗装工事しましたので、報告させていただきます。
事務局 以上をもちまして、図書館運営協議会を終了いたします。ありがとうございました。

会議資料

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 中央図書館
〒480-1168 愛知県長久手市坊の後114番地

電話番号:0561-63-8006
ファックス:0561-63-8045

メールフォームによるお問い合わせ

このページに関するアンケート

より良いウェブサイトにするために、このページのご感想をお聞かせください。

このページの内容はわかりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか