(平成27年3月13日開催)平成26年度第3回長久手市文化の家運営委員会

更新日:2021年04月21日

会議詳細

開催日時

平成27年3月13日(金曜日)午後2時15分から午後4時00分まで

開催場所

長久手市文化の家 2階企画室A・B

出席者氏名(敬称略)

委員
大島令子、加藤裕美、清水裕之、竹本義明
事務局
布川一重くらし文化部長、加藤正純くらし文化部次長、川上實館長、籾山勝人事務局長、浦川正事務局長補佐、白木敏雄管理係長、生田創事業係長、山崎沙知専門員

欠席者氏名(敬称略)

青山恵、浅田悠紀、志水文崇

審議の概要

  1. 平成27年度下半期の管理運営及び事業報告について
  2. 平成28年度の自主事業方針(案)について
  3. 大規模改修の進捗状況について
  4. その他

公開・非公開の別

公開

傍聴者人数

0名

問合先

文化の家 管理係 電話:0561-61-3411

会議録

あいさつ

 館長あいさつ

議題

1 平成27年度下半期の管理運営及び事業報告について

事務局 資料1ページから7ページまでを説明

委員 1ページ 資料第1号に関連して、住民票などを文化の家で発行していますが、知人から「あったかーど」では本人確認の書類にならないと対応されたと聞きました。市民課ならば専門の教育を受けた者が発行業務に携わっていると思いますが、文化の家ではどうですか。

事務局 管理係が証明書発行業務を行っています。臨時職員・嘱託職員が対応し判断に迷う場合は職員に確認を取るようにしています。

委員 免許証の確認を行ったうえで「あったかーど」を作成しているのに、「あったかーど」では本人確認書類にならないのでしょうか。

事務局 市民課の方針に基づいて発行業務を行っています。

事務局 管理係職員でも判断が難しい場合は、市民課やNピアに確認を取るなどして、スムーズな発行を目指しています。

事務局 資料8ページから34ページまでを説明

平成26年度愛知県広報コンクールにおいて、文化の家15周年記念映像「ともに創る、きらめく長久手」が映像部門の1位(特選)に選ばれ、全国広報コンクールに推薦されることになりました。

事務局 事業報告に補足します。多くの市民が鑑賞の機会を得ることができるように大学と連携した結果「市長賞」が誕生しました。また、倉本聰講演会も例年の教育講演会とは異なり、生涯学習課と文化の家が協力し初の有料講演会として開催しました。他にも、ながくてアートフェスティバル(以下NAF)の関連でNAFファームについては産業緑地課と連携、「おんぱく」に触発された国際交流協会が文化の家全館を使用した行事を開催するなど、文化の家単独の事業以外にも、関係各所との連携を深めています。

委員 17ページ ふくしであーとは月1回の開催ですか。

事務局 オファーがあり次第随時開催の調整を行います。3件申し込みがありましたが、入院の都合や対象者がお亡くなりになる等の理由で、実現できたのが今年度は1件のみです。

委員 議会などでは大改修などハード面で取り上げられる事が多いですが、文化の家がこのように館外で様々な活動をしているのがあまり伝わっていないのが残念です。費用はどのようになっていますか。介護保険の利用も含めた受益者負担はありますか。

事務局 ふくしであーと費用は創造スタッフの委託費に含まれているため特に追加費用は発生しません。介護保険制度とは関連しておらず、受益者負担はありません。教育講演会などの連携事業は両課で予算を持ち寄っています。

委員 介護施設での音楽デリバリーなどでは多人数で楽しむことができますが、在宅介護の個人宅での演奏だとどうしても少人数が対象となります。大変良い取り組みですが、少人数を対象とした限りある取り組みであるためPRして良いのか判断しかねます。

事務局 しくみを作って軌道に乗れば、ゆくゆくは市民が運用していけると良いと考えます。

委員 民生委員がPRしていくと良いのではないでしょうか。受付数は年間5組とするなど上限を決めて。映画「パーソナルソング」を思い出しました。音楽や美術と福祉の連携は、まだまだ可能性のある分野だと思います。

委員長 イタリアの小規模なホールで、貸し館の部屋を借りたNPOがサービスの一部を担っているような例もあります。福祉と芸術の連携に関することを全て文化の家で行うのは難しいですが、NPO等の協力を得ながら、空間を供与してサービスを担ってもらう方法もあるのではないでしょうか。

委員 まちづくりセンターに長久手おやこ劇場の事務所があります。子育て世代はフレンズの加入率が低いという話題もありましたが、子育て世代にはおやこ劇場の方が需要が高いと思います。そのような団体と連携をすることで、普段文化の家を利用しない世代が来館するきっかけになると思います。

事務局 おやこ劇場とは、今年度から連携をしています。

委員長 創造スタッフの委託料が安価過ぎませんか。

委員 創造スタッフは文化の家の独自の制度ですが、役所のチラシ・ポスター制作も請け負えるようにする等後の活動に役立つつながりも持てるようにしてはどうでしょう。

事務局 創造スタッフは当初、まだ芸術家としては食べて行けないような若手芸術家を育成することも目的としていた。今は創造スタッフのレベルが上がってきていて、当初の想定とは異なってきている。

委員長 育成機能は今でも持ち合わせていますが、レベルに応じた対価を考えてもいい時期ではないでしょうか。

2 平成28年度の自主事業方針(案)について

事務局 資料35ページから37ページを説明

創造スタッフはメンバーを一新します。広報部門の創造スタッフを迎える予定で、ゆくゆくはアートマネジメントができるように育っていくことを視野に入れています。

委員 広報部門の創造スタッフは、今までの美術系創造スタッフとは別に採用しますか。

事務局 美術系とは別に広報部門を新設します。

委員長 以前は情報部門の創造スタッフがいた時期もあったので、柔軟な運用で対応してください。

委員 創造スタッフは2階の創造スタッフ室にいるのですか。

事務局 雇用契約ではなく委託契約であるため勤務時間は非常にフレキシブルで、常勤のような形態で館内にいるわけではありません。

委員 創造スタッフと接触することが難しいです。ちょっとした事を相談できるような、大学の研究室のように、訪ねて会いに行ける場所があるといいです。

委員長 館内への長時間の拘束は難しいので、メールで相談する窓口を設けてはどうでしょう。

委員 例えば市民が公演のチラシを作る時にちょっとした相談やアドバイスがもらえると助かります。

委員 チラシのデザインならば、印刷業者に頼めばデザインの相談には乗ってもらえます。業者への発注ということではなく、手作りのチラシを作る時にちょっとしたレベルアップを図ることが目的なら、市民向けにチラシ作りワークショップや講座を開くことでスキルアップできると思います。相談に個別に対応するのは、創造スタッフも大変なのではないでしょうか。

委員長 コーディネーター業務ができる創造スタッフが、人脈のネットワークを駆使して若い学生などスキルのある人に安価で相談できるように紹介してあげるなど、何か方法はあると思います。

委員 創造スタッフにどのような役割を求めているのでしょうか。専門の指導者のいない学校に楽器演奏の指導をしに行くと、創造スタッフの委託料とほぼ同じくらいの報酬額になります。そのような中途半端な委託料でどこまでのものを求めるのか。求める役割によっては必ずしも若くて経験の無い芸術家である必要はなく、経験のあるディレクターも考えられるのではないでしょうか。

委員長 パーツとして動いてくれる創造スタッフとは別に、創造スタッフの上位でディレクターとして市民の相談にも乗ってくれる人の雇用も考えてみてはいかがでしょうか。

3 大規模改修の進捗状況について

事務局 施設利用者へのアンケートと、公募によるワーキンググループによる話し合いを経て、改修について考えてきました。簡単に現状をご報告します。

森のホール・風のホールともに車いす席の増席を考えています。森のホール内階段には手すりを設置する予定です。光のホールは舞台を拡張し、その分客席が少なくなります。展示室は壁の修理予定です。生活工房とシャワー室を防音化し練習室として使用できるようにします。情報ラウンジにピクチャーレールの追加を検討しています。授乳室の改良、案内サインの改良、電球のLED化、監視カメラの強化、トイレ改修も考えています。地下駐車場出入口の安全策改善が課題です。東テラス部分を2階芝生駐車場に追加する案は、強度が不足するため難しい事が判明しました。芸術作品「うつろい」の設置場所やかさ上げ工事を含めて検討要と考えます。差し込み道路の歩道の改修、エントランスの段差解消、事務室に入りやすくするため事務室外にカウンターを設置することも検討しています。西テラスへのウッドデッキ設置、北テラスの活用も実施していきたいです。舞台設備・音響・照明機器の更新、ワイヤーロープの交換も改修時に行います。

改修工事の時期は平成29年2月頃から5か月程度の予定です。当初は部分閉館の可能性も模索しましたが実際は難しい事が判明したため、全館閉館して改修を行う予定です。

委員長 改修について意見はありますか。

委員 3階和室前がすごく暑いです。大きなプロペラなどで空気を循環させてはいかがでしょうか。

事務局 何らかの方法で空気を対流させたいと考えています。

委員 アトリエや創造スタッフ室は改修しませんか。

事務局 改修は考えていませんが、荷物を整理して本来の用途で使用できるようにしていきたいです。

委員 展示室の備品に展示台があると使い勝手が良いと思います。

事務局 場所を取らないように折りたたみ式のものを準備できないか、検討しています。

委員 改修費が高額と言う話題が先走りがちなので、全館閉館中は貸館収入が無い代わりに維持費もかからない事をアピールしても良いのではないでしょうか。

委員長 閉館中に先ほど話題に出た創造スタッフの相談室をスタートさせ、リニューアルオープン時の活動がスムーズになるように、助走期間を設けてはどうでしょう。

閉館中に文化の家の活動が完全にストップしてしまわない、何らかの工夫を。

事務局 検討します。

委員長 シャワー室を防音化するのは良いが、奥まっていて室内の雰囲気がわからなくなるので、窓を設けるなどした方が良いと思います。

事務局 防音の関係で窓は取り付けない方向でしたが、再検討します。

委員長 色々ありますが、より良い会館になる改修を期待しています。

4 その他

事務局 集合チラシ「BUNTSU」をリニューアルしました。広報アドバイザーのアドバイスを受け、見やすいレイアウトと強調したいところのメリハリをつけるなど様々な改善をしました。

委員長 以上で第3回運営委員会を終了します。

資料(PDF)

 現在、情報はありません。

この記事に関するお問い合わせ先

くらし文化部 生涯学習課 施設係
〒480-1166 愛知県長久手市野田農201番地

電話番号:0561-61-3411


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