(平成28年8月16日開催)平成28年度第1回長久手古戦場野外活動施設運営委員会

更新日:2021年02月01日

会議詳細
開催日時 平成28年8月16日(火曜日)午前10時から午前11時30分まで
開催場所 エコハウス 多目的室
出席者氏名(敬称略) 委員 加藤武、山村亜希、山本磯子、水谷栄太郎、金岡太一
事務局 高嶋くらし文化部長、加藤くらし文化部次長、横地生涯学習課長、若杉生涯学習課長補佐、森生涯学習係長、山崎専門員
欠席者氏名(敬称略) 柴田泰雄
審議の概要 (1) 平成27年度事業報告について
(2) 平成28年度事業計画について
(3) 郷土資料室特別展の開催について
(4) 古戦場公園再整備基本計画策定について
公開・非公開の別 公開
傍聴者人数 なし
問合先 長久手市くらし文化部生涯学習課 生涯学習係
電話0561-56-0627

会議録

あいさつ 委員長

1 議題について

事務局 (1) 平成27年度事業報告について説明

事務局 (2) 平成28年度事業計画について説明

事務局 (3) 郷土資料室特別展の開催について説明

委員 特別展の内容が盛りだくさんすぎるので、規模や対象者を絞った方が良いと感じます。例えば、屏風と現況写真の重ね合わせは市民の方ならば直感的に感じられて、広く周知できると思いますが、新出史料はある程度基礎知識が必要なので、特別展の規模にもよりますが、今回は広く一般向け、次回は少し詳しい方向けというように内容を分けた方がよいのではないでしょうか。

事務局 内容やテーマについて、もう少し精査することとします。

委員 内容はとても充実しているので、古戦場公園再整備後にも再利用できるパネルにするなど、長い目で計画してください。

委員 再整備を見据えて計画的にテーマ、内容、対象等を設定していくべきですが、どのような体制で進めていくのですか。

事務局 職員が企画して、この長久手古戦場野外活動施設運営委員会にお諮りして、御意見を伺いながら、史料収集なども職員で行っています。パネル作成などの業者選定もこれから行っていきますが、展示についての長期計画などは現在ありません。

委員長 本委員会の意見を聞くということですが、委員の意見を展示内容に反映させるには時期が遅くありませんか。時間的な余裕をもって意見を聞いて欲しいと思います。また、地元で歴史などを勉強している方達の意見を聞いて、協力を仰ぐことも必要ではないでしょうか。それが、地元の方達にも興味を持ってもらい、人集めやいろいろなことに関わりたいという気持ちを持っていただくことに繋がるのではないでしょうか。

事務局 古戦場公園再整備事業のPRも考えているため、盛りだくさんになりました。オープンまでの段階的なストーリーを念頭に置き、今回の特別展を考えていきます。今回の特別展も、今の施設の規模感も含め、会期中の運営についても郷土史研究会等と協議して、御来場いただいた方と会話が広がるようなものを検討していきたいと考えます。

委員 展示品の中でもパネルは、資料室でひと月展示するだけではもったいないので、また別の期間に展示したり、他の場所等で有効に活用できるように考えて作成した方が良いと思います。

事務局 一過性の展示ではなく、長期的に活用することも考えていきます。

委員 展示内容は市が全て決定するのですか。それとも専門家が確認するのですか。

事務局 学識者を監修者として委託し、内容を確認していただきます。

事務局 (4) 古戦場公園再整備基本計画策定について説明

委員 西側に古民家を移築して資料展示等を行うのは決定ですか。

事務局 まだ案の段階です。市民ワークショップやアンケート調査の中でこういった施設があったら良いのではという意見がありましたが、これからも御意見をいただいて集約した結果を計画づくりに反映したいと考えています。

委員 古民家よりも展示施設にした方が良いのではと思いますが。

事務局 古民家は歴史民俗体験施設としていますが、民具などを展示するという考えもありますし、今は納屋と表示している施設では、農機具などを展示しながら活用したいと考えています。

委員 なぜ古戦場の地に民俗的な展示を行うのですか。

事務局 西側はすぐ隣まで民家が立ち並んでいますので、景観の緩衝施設的な役割も含めて考えています。

委員長 ガイダンス施設の中には伝統文化や文化財の展示は考えていないのですか。

事務教 ガイダンス施設の中にも展示する考えです。

委員 市民の方は昔の生活体験に興味があるのでしょうか。

事務局 地域別意見交換会やアンケートなどでも、昔の体験や語り部の話を聞きたいというお声はあります。少し前までは家で普通に餅つきを行っていましたが、今の小中学生にはそういう経験もありませんので、こういった伝統文化というものを守り育てていく、ふれあいながら体験できる施設が必要だというのが市民の皆さんから寄せられた御意見です。
古戦場の中に民俗的なものを展示することに違和感があるかもしれませんが、ガイダンス施設では古戦場のことをしっかり説明しながら、西側では伝統文化についても展示していきたいという考えです。

委員 国指定史跡の保存活用計画が上位計画になるわけですから、例えば古民家にしても、文化庁の側から歴史性の異なるものはあってはならないという方針を出されてしまえば、どれだけこの場で話し合おうと、市民の皆さんの御意見があろうと駄目になってしまいますので、保存活用計画の策定にあたっては、国指定史跡のあり方をきちんと検討できる先生方の人選をお願いします。

事務局 既に保存活用計画を策定されている市町の情報を集めたり、いろいろな先生方の実績などを調べておりますし、県の文化財保護室、文化庁とも相談をしながら人選をしているところです。また、県の文化財保護室と文化庁の調査官に、アドバイザーとして保存活用計画策定の委員会に同席していただきます。

委員 指定範囲外の史跡についてはどのようになるのですか。

事務局 保存活用計画について、まずは国指定史跡地の計画を作っていきます。その後、市指定史跡についても、国指定史跡地に準じた形で保存活用計画を策定していきたいと考えています。

委員 施設開館に向けて、今後はどのように進める予定ですか。

事務局 小牧・長久手の戦いの価値をいかに広められるか、雰囲気を盛り上げられるかといったところについて、運営の部分も含めて、市民の皆さんの御意見をいただき、協力もいただきながら、考えていきます。

2 その他

事務局 その他について、説明します。古戦場公園再整備基本計画の地域別意見交換会を郷土史研究会や市民ワークショップのメンバーと協力しながら開催しています。よろしければ御出席ください。

以上をもちまして平成28年度第1回長久手古戦場野外活動施設運営委員会を終了いたします。

会議資料

この記事に関するお問い合わせ先

くらし文化部 生涯学習課 文化財係
〒480-1166 愛知県長久手市野田農201番地

電話番号:0561-56-0627


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