(平成29年9月13日開催)平成29年度第1回長久手古戦場野外活動施設運営委員会

更新日:2021年02月01日

会議詳細

開催日時

平成29年9月13日(水曜日)午後3時から午後4時45まで

開催場所

会議室棟2階 会議室H

出席者氏名(敬称略)

委 員 北山清昭 山本磯子、水谷栄太郎、丸山裕美子、白村一幸、寄川修
事務局 加藤くらし文化部長、川本次長、若杉生涯学習課長、山本主幹、森生涯学習係長

欠席者氏名(敬称略)

なし

審議の概要

  1. 委員長及び副委員長の選出
  2. 議題
    1. 平成28年度事業報告について(資料1)
    2. 平成29年度事業計画について(資料2)
    3. 郷土資料室特別展の開催について(資料3)
    4. 古戦場公園再整備について(資料4)
  3. その他

公開・非公開の別

公開

傍聴者人数

0人

問合先

長久手市くらし文化部生涯学習課 生涯学習係
電話0561-56-0627

会議録

 1 委員長及び副委員長の選出

 委員の互選によって、委員長に水谷栄太郎氏、副委員長に山本磯子氏が選任された。

2 議題

事務局 1 平成28年度事業報告について説明

委員 郷土資料室のジオラマは故障しているところがある、対応を考えているか。

事務局 故障している箇所は把握しているが、機械が古いため、部品の調達ができず修理ができません。今後の施設を再整備するまで、この状態ですが大事に使用していきます。

事務局 2 平成29年度事業報告について説明

委員 古戦場公園の再整備事業において市民が主体となるパークマネージメント組織は、郷土史研究会を想定しているのですか。

事務局 郷土史研究会にも、史跡のガイドということでパークマネージメント組織に参加してほしいと考えていますが、このパークマネージメント組織は、主に公園の西側ゾーンの歴史民俗体験施設を中心に昔ながらのくらしの再現、また交流の場の運営に関わってほしいと考えています。今後、パークマネージメント組織のメンバーのどのように集めていくか検討していきます。

委員 公園の管理、運営は広範囲に渡っていますが、行政側が関わる範囲とパークマネージメント組織が関わる範囲の定めを考えていますか。

事務局 西側ゾーンは主にパークマネージメント組織による管理、運営を想定しています。東側ゾーンは、現在の郷土資料室の変わるガイダンス施設を新しく整備します。ここは学芸員による展示計画や資料研究が必要な施設となりますので、行政側で管理していくことを考えています。

事務局 3 郷土資料室特別展の開催について説明

委員 小牧・長久手の戦いを知らない市民は多いと思いますがどう思いますか。また、郷土資料室特別展の開催のねらいがはっきりしないと思います。

事務局 郷土資料室特別展の開催のねらいですが、市民のみなさんが郷土の歴史に触れることによって、歴史的価値観の共有や好奇心を醸成し、延いては、まちを大切したいと思う心を育むことができればと思っています。この開催のねらいは来場者へも伝えていきたいと思います。

委員 小中学校では小牧長久手の戦いについて、教えることがありますか。

委員 小学校では、6年生の歴史の授業で教室から出て、古戦場公園で現場学習したりもしています。3年生も社会科の授業で地理、歴史の要素を踏まえて地域のことを学びます。1年生も遠足で古戦場公園へ来ることがあります。中学校でも、社会科の授業で小牧・長久手の戦いに触れています。今回の特別展の内容において、この土地の地侍のような者が参戦していることがあれば、取り上げて欲しいと思います。

委員 残念ながら、この土地の地侍のような者が参戦しているのか分りません。そのような資料も見たことはありません。しかし、今回の特別展は、市民のみなさんに小牧・長久手の戦いを知ってもらう良い機会であると思って期待しています。

委員 展示の解説など、小中学校の児童、生徒でも分かりやすくなるように、学校の先生に助言を得ることも必要であると思います。

委員 会場は昨年度と同じ場所ですか。昨年度は狭いと感じました。

事務局 会場は昨年度と同じ場所です。新しく整備するガイダンス施設では、特別展の会場が広くなるように考えていきたいと思います。

委員 関連講座は、大きな会場で開催できますか。関連講座の講師の山田邦明先生は、とても話が面白く、多くの人に聞いて欲しいと思います。

委員 特別展も関連講座も市外の人たちにも来場してほしいと思います。

事務局 他市の博物館、郷土資料室等と連携し、PRに努めます。

委員 関連講座を文化の家で開催したらどうですか。

事務局 関連講座は、公民館の研修室で開催します。

委員 特別展と関連講座をつなぎ合わせられる工夫が考えられると言いと思います。また、特別展では展示資料を他の施設から借用するとのことですが、こういった機会に新しいガイダンス施設の展示計画を視野に進めるといいと思います。

事務局 今後、他の施設との連携を深め、ガイダンス施設の展示物等を準備したいと思います。

事務局 4 古戦場公園再整備について説明

委員 庄九郎塚に大木があるが、木を切るなどして整地できませんか。

事務局 庄九郎塚は、傾いていることが調査で確認されており、木の根が影響していると考えらます。跡の石標等の保存に支障があるような樹木は伐採することを計画しています。

委員 ガイダンス施設の資料閲覧室では、所蔵の古文書等、実物が閲覧できますか。

事務局 どのような資料を閲覧できるようにするかは、今後、具体的に考えていきます。

委員 小牧・長久手の戦いは家康の天下取りの足掛かりとなったということですので、家康をもっと強調して再整備していったらどうですか。

事務局 今後、整備を進める中で考えていきます。

委員 古戦場公園再整備基本計画という行政計画のテーマに「戦い」という言葉を使うのは、あまりふさわしくない。

委員 古戦場公園を拠点とし、市内の他の史跡へも行けるように、この公園では他の史跡についても紹介してほしいと思います。

委員 ガイダンス施設の内容を決めていくのは来年度以降ですか。

事務局 来年度以降、基本設計を予定しています。古戦場公園再整備基本計画に基づき、また、いくつかの設計業者のプロポーザルにより、具体化に向けて進めていきます。

委員 ガイダンス施設では、小牧・長久手の戦い展示だけでなく、長久手の産業を展示するとのことですが、どのようなものになるのか。産業の展示は西側ゾーンに集約してはどうかと思います。

事務局 長久手の産業の歴史は古窯もあれば、農業、亜炭の採掘もあります。昨年度まで開催しました市民ワークショップの中でこういった産業についてもガイダンス施設で展示していきたいという意見がありました。古戦場公園再整備基本計画は、このワークショップでの意見などにより、策定しています。

委員 火縄銃の展示も計画していますか。

事務局 ガイダンス施設では、火縄銃の展示も計画しています。

委員 西側ゾーンの歴史民俗体験施設は資料展示を計画していますか。

事務局 西側ゾーンの納屋では、民具、農機具を展示する計画です。

委員 棒の手など長久手の歴史全体を通じて、長久手の歴史的背景を新しい市民のみなさんへ展示解説していくようにしていくとよいと思います。また、学校の先生やその学習内容との連携も考えていくことも必要であると考えます。

委員 歴史民俗体験施設では、民具や農機具を展示するだけでなく、子どもたちに、実際に使って見せいたと思います。機織りの様子など、どうやって使うかを教えることができればと思います。

事務局 歴史民俗体験施設は、施設そのものを有効に使っていきたいと考えています。パークマネージメント組織がここの住人となって、いろいろな企画をしたり、施設を活用してほしいと思います。

委員 西側ゾーンで再現する農村風景の年代設定はありますか。

事務局 江戸後期から明治期にかけての年代設定を考えています。

委員 西側ゾーンでの遊び体験は、どんなものを想定していますか。

事務局 高齢者の方たちが子どもの頃遊んだ遊びを現代の子どもたちに教えることを想定しています。

委員 歴史民俗体験施設では、宿泊することも可能でしょうか。

事務局 宿泊は想定していません。

委員 この長久手古戦場野外活動施設運営委員会は、今後、古戦場公園再整備事業にどうように関わっていくことになりますか。

事務局 長久手古戦場野外活動施設運営委員会は、年2回、開催予定をしていますが、引き続き、古戦場公園再整備事業に関する進捗状況の報告や意見聴取をしていきたいと思います。

3 その他

事務局 長久手古戦場野外活動施設運営委員会は、次回、平成30年3月に予定しいます。
以上で、平成29年度第1回長久手古戦場野外活動施設運営委員会を終了いたします。

会議資料

この記事に関するお問い合わせ先

くらし文化部 生涯学習課 文化財係
〒480-1166 愛知県長久手市野田農201番地

電話番号:0561-56-0627


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