(令和2年8月24日開催)令和2年度第1回長久手市文化財保護審議会

更新日:2021年01月21日

会議詳細

開催日時

令和2年8月24日(月曜日)午後1時から午後2時30分まで

開催場所

ながくてエコハウス多目的室

出席者氏名(敬称略)

委員 井藤繁之、杉野丞、服部亜由未、日比野道代、水野智之
事務局 浦川くらし文化部長、水野生涯学習課長、平岡同課課長補佐兼生涯学習係長、川出同課学芸員

欠席者氏名(敬称略)

水野和利

審議の概要

  • (1)令和元年度の事業進捗について
  • (2)令和2年度事業の計画及び進捗について

公開・非公開の別

公開

傍聴者人数

1人

問合先

長久手市役所 くらし文化部 生涯学習課
電話 0561-56-0627

議事録

浦川くらし文化部長あいさつ

<会長・副会員長選出について>

委員の互選によって、会長に杉野丞委員、副会長に水野智之委員が選任されました。

<議題(1)令和元年度の事業報告について>

事務局 資料1に沿って、令和元年度の事業報告について説明

委員 古戦場公園再整備事業について、建設時期が令和5年度以降に見直すことになりましたが、ガイダンス施設の供用開始は何年度を予定していますか。

事務局 ガイダンス施設の建設工事着手から3年程度を要すると想定しています。

委員 古戦場公園再整備事業の工事期間中に古戦場公園を利用することはできますか。

事務局 工事の影響のない部分については、利用することができます。

委員 古戦場公園の樹木伐採も令和5年度以降になるのでしょうか。

事務局 来年度以降も予算の範囲内で樹木伐採を行っていく予定です。

委員 古戦場公園再整備事業の建設時期が見直された要因として、市の財政状況を踏まえとありますが、具体的にどのような事業に必要なのでしょうか。

事務局 公園西駅周辺土地区画整理事業の完了が見込まれている令和5年度までは、事業で借入れた地方債の償還金の支払いが必要となります。

委員 来年度の長久手古戦場桜まつりは、古戦場公園で開催できるのでしょうか。

事務局 来年度の長久手古戦場桜まつが開催される時には、まだ工事が始まっていないため、古戦場公園で開催できる予定です。詳細は長久手古戦場桜まつり実行委員会で決定します。

委員 市が洞共生ステーションで他の市町村等が所蔵している資料を借用して、展示することはできるのでしょうか。

事務局 可能です。関連する資料について、他市町村と調整の上、展示の検討をします。

委員 市が洞共生ステーションでの須恵器の展示について、どのくらいの人が見学しているのでしょうか。

事務局 見学者数は集計していないため、正確な人数はわかりませんが、会議室等を

利用された方が見学されるケースが多いようです。

委員 市が洞小学校の児童が展示を見学したとのことですが、他の小学校にも展示を見てもらう手段はないでしょうか。

事務局 他の小学校は距離が離れているので、場所と条件を整えながら、展示を見学する方法を考えていきたいと思います。

委員 古民家の復元について、多額の費用がかかるということですが、その費用として基金や募金を募るという試みはできるのでしょうか。

事務局 ふるさとながくて寄附金として、古民家活用事業の募集を行いましたが、応募は少なく、金額はわずかでした。

委員 文化庁の調査官は、古民家の国登録有形文化財登録についてどのように仰っていましたか。

事務局 登録の可能性はあると回答をいただいています。

委員 梁の部材であっても、再利用可能にしているものとそうでないものがあり、再利用可能な部材の基準がわかりにくく、解体するのに都合のいい部材を選んだように思えます。古民家を国登録有形文化財として登録するしないにかかわらず、部材の一部のみを使用して、整備するのは乱暴に思います。鳥居建て構造及びその接続部以外の部材については、撤去するのでしょうか。

事務局 建物は市に寄附いただいており、残りの部材については撤去を予定しています。

委員 保存活用方法について、3案ぐらい案を検討して、時間をかけて進めていってはどうでしょうか。

事務局 建物は市に寄附いただいておりますが、土地は1年更新での無償借地となっているため、いつまでこの借地契約が続けられるか不透明であり、時間的な余裕はありません。そのため、早く最善の方法を検討していきます。

委員 歴史民俗体験施設の工事は何年を予定しているのですか。

事務局 現在の予定では、令和4年度を予定しています。

<議題⑵ 令和2年度事業のについて>

事務局 資料2に沿って、古戦場公園再整備事業について説明

委員 歴史民俗体験施設事業について、今年度はどのような事業を行うのでしょう

か。

事務局 今年度は基本設計を行う予定です。

委員 歴史民俗体験施設として、現在の古民家を参考に古民家風に整備するなら、古民家の部材をできる限り活用すべきです。古民家の鳥居建て構造及びその接続部の部材だけを使って、残りは新材で整備するということは乱暴です。このような方法で、文化財を保存する事例は、他の市町村でも聞いたことがありません。一部だけ残すのなら、ケースに展示するという方法や他所から借りてくることもできます。

事務局 歴史民俗体験施設の整備については、慎重に進めていきたいと思います。

関連資料

この記事に関するお問い合わせ先

くらし文化部 生涯学習課 文化財係
〒480-1166 愛知県長久手市野田農201番地

電話番号:0561-56-0627


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