平成28年度第1回長久手市環境審議会
開催日時 | 平成28年6月30日(木曜日)午前10時から午前11時 まで |
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開催場所 | 長久手市清掃センター エコハウス 多目的室 |
出席者氏名(敬称略) | 会長 成田暢彦 委員 今井弘子、岩渕準、長田裕司、加藤俊郎、北山幸人、小島祥美、寺田俊英、長谷川明子、廣田賢一、水岡恵子、百瀬則子、森山輝久 事務局 くらし文化部長 高嶋隆明 同部次長 加藤正純 環境課長 福岡隆也 同課主幹 水野正志 同課長補佐兼環境係長 嵯峨寛子 ごみ減量推進係長 山田克仁 |
審議の概要 |
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公開・非公開の別 | 公開 |
傍聴者人数 | 1人 |
問合先 | くらし文化部 環境課 0561-56-0612 |
会議録
1 開会
長久手市環境審議会設置規則第6条第2項の規定により、過半数の委員の出席が必要となっており、今回 は13名の委員すべて出席の旨説明。
2 あいさつ
【会長あいさつ】
3 議題
「議題1平成27年度事業報告」、「議題2平成28年度事業計画」について
【資料1に基づき、事務局が説明】
【委員の主な意見】
委員
太陽光発電システム設置整備事業補助金について、補助額は予算額以内であり限りがある。補助件数は54件だか、もっと多くの人が補助を希望しているのではないか。
事務局
補助希望者に対する実際の補助件数の割合は算出していない。消費税が5%から8%に上がったときには、駆け込みがあったが、現在は、太陽光による電気の買い取り価格が下落したことや、設置費用やパネル交換のメンテナンスにも費用がかかることから、申請は昨年から顕著に鈍化している。今後は、太陽光発電システムだけでなく、エコキュートやヘムスといった省エネ機器に対しての設置補助も検討している。
事務局
2020年から一般戸建住宅に省エネ基準が義務化される。どのような補助を行っていくべきかを検討して支援メニューの充実化を図っていきたい。
委員
小・中学校における環境学習時間は少ないが、市内の子どもたちは環境に関心のある子が多いと感じている。
委員
外来種(カメ、オオキンケイギク等)は、ゼロにしないと意味がない。一度取り除いて終了ではなく、子どもたちも一緒に実施するなど多くの人が関わる仕組みづくりをしていきたいと思う。
また、公園西駅周辺において環境配慮型まちづくりについて、全舗装ではなく、草や土があるまちづくりが進むと良い。
委員
今年も香流川でオオキンケイギクの駆除を「香流川をきれいにする会」で実施した。今後も継続していくことが大事だと思う。
湿地サミットが5年後の平成33年度に長久手市で実施される。前回開催時も5年前から準備をしていた。今回も徐々に準備を進めていきたいと思う。
委員
生態系保護エリアの設定を検討していくとのことだが、ブラックライトで集まってきた虫を殺してしまうような方法をとらないよう、周囲の施設等に協力要請が必要であると思う。
事務局
オオキンケイギクについて、職員が駆除作業を行っていたところ、小学生が通りがかり、外来生物に対する駆除であることを理解していた。また、愛知県や日進市でも積極的な駆除を実施していることを新聞等で伺っている。
湿地サミットについては、二の池湿地を視察会場と考えており、保護団体や愛知県とも連携しながら進めていきたいと考えている。
IKEAなどの大型施設の開発に対して、環境対策について環境課サイドから意見している。
委員
長久手市の資源化率は、もっと上げているべきだと思う。牛乳パックや雑紙は資源になる。よって、もえるごみにするのではなく、資源としていくことをもっと周知すべき。
また、エコクッキングと合わせて、賞味期限と消費期限の違いも周知するとごみ減量につながるのではないか。
事務局
市では、平成26年度にごみ組成調査を実施している。その調査では、ごみ袋Lで80袋、約220キログラムを回収したところ、未調理食材は9.01キログラム、4.1%との結果となっている。平成27年度のもえるごみの総量が約14,110トンであるため、単純に割り戻すと約578トンが未調理食材となる。未調理食材のごみ減量については、課題だと認識している。
委員
売り方にも問題があり、1個100円のものが、古くなり2個100円で売れば、消費者は買ってくれるが、使い切れずに捨ててしまい、結局ごみとして捨てられてしまう。よって、私どもの会社では、まとめ売りではなく、なるべく小分けして売るようにしている。
委員
資料1の4ページで一人1日当たりのごみ排出量が、長久手市は平成27年度に456.6グラムとなっているが、本当にこんなに少ないのか。国の統計では平均約940グラムとなっていたと思います。リサイクル率が上がったというわけではなく、他の市町で捨てられていないでしょうか。ごみは適正に処理されるべきだと思う。
事務局
資料のグラフは、もえるごみの排出量です。瀬戸市や尾張旭市も同じくらいの数値となっている。おっしゃられた国の統計は、もえるごみだけでなく、もえないごみや資源等もすべて含んだ数値だと思われる。
会長
ごみの量というのは、定義によって変わる。同じ定義で比べないと意味がない。
事務局
国の統計については、確認します。また、市民へのごみ減量啓発について、更に取り組んでいきたいと考えている。
委員
卯塚墓園に「ニホンタンポポ」が生息していた。絶滅させないように種を取ったりして、増やしてほしい。
委員
ハクビシン等が出没しているが、対処法はないのか。
事務局
家に入らないよう自衛することが必要。捕獲、駆除については、「みどりの推進課」が窓口となっているので、相談してください。
委員
外来種の駆除について、地域や企業といっしょにできるといいと思う。
また、古紙について、京都では、その市の条例で紙をもえるごみに出してはいけないとの定めがあるようだ。そのようなこともごみの減量につながると思う。
委員
資源回収の回数が少ないように感じる。
また、スーパーで安売りしているとつい購入してしまうが、使い切れずに廃棄してしまうことはやはりある。子どもに食べさせるとなると、賞味期限は気にする。
委員
小分けして冷凍し、上手に解凍すれば捨てずに食べることができる。エコクッキング等で、冷凍・解凍方法なども紹介できると良いと思う。
委員
古紙については、ごみとして出さないよう市がもっと発信する必要があると思う。
会長
事務局は、ここでの意見を参考にして、今後に反映させてください。それでは、議事を終了します。
事務局
本日の委員の皆様のご意見を今後の事業に活かしていきたいと思う。
会議録資料
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更新日:2020年11月30日