(平成24年7月18日開催)平成24年度第1回長久手市男女共同参画審議会

更新日:2021年01月20日

会議詳細

開催日時

平成24年7月18日(火曜日)午後2時00分から午後4時00分まで

開催場所

長久手市役所 本庁舎 3階 第4会議室

出席者氏名
(敬称略)

  • 委員
    浅井芳郎、上田かをり、大野宏美、高橋公子、竹澤俊成、中島美幸、野嵜スマ子、林三央、水谷佐恵子
  • 事務局
    企画部長、企画部次長兼市民協働課長、同課課長補佐、同課協働係長、福祉部子育て支援課長、同課子ども家庭係長

欠席者氏名
(敬称略)

志水文崇

審議の概要

  • 議題1 男女共同参画に関する基本計画(第二次長久手市男女共同参画プラン)取組状況について
  • 議題2 平成24年度男女共同参画推進事業スケジュールについて
  • 議題3 男女共同参画に関する基本計画(第二次長久手市男女共同参画プラン)改定に向けての取り組みについて
  • 議題4 子ども向け情報紙「自分らしく」について
  • 議題5 男女共同参画PR事業について
  • 議題6 その他

公開・非公開の別

公開

傍聴者人数

3名

問合先

企画部市民協働課 電話:0561-56-0602(直通)

会議録

議題1 男女共同参画に関する基本計画(第二次長久手市男女共同参画プラン)取組状況について

事務局 資料第1号説明
会長 資料第1号に関して、質問や意見はありませんか。
委員 この資料は、市役所内の取組状況だけですか。
事務局 そうです。
委員 商工会で意見が出るのが、市役所の職員は育児休暇制度を使うことができるが、民間会社の中では、休んだ分の給与が出ない場合があり、将来的に長久手市民の中で取得率が何パーセントかと考えると、この数字にはならないと思います。
会長 公務員、会社員等を問わず、国は目標値を平成32年まで13%と決め、一般企業も育児休暇の取得率を増やしていこうとしています。
委員 一般企業の場合、育児休暇に係る費用は一般企業の自己負担なので、そのために負担が必要となると、公務員と比較すると公平性に欠けます。
会長 公務員は給料が税金で払われ、その代わりに仕事をしています。そのことにおいて企業が形態として成り立っていることと、自治体が成り立っていることは、組織として不公平はないと思います。自治体が企業に先駆けて実践して進めていこうということの一つの指標として出していると考えるべきではないですか。男性の育児休暇に関して、進んだ企業は積極的に育児休暇をとるようにしています。ピジョンという赤ちゃん用品の会社は、男性が育児休暇休をとることを課しています。育児休暇をとり、自分の子どもに関わることによって、自社の製品やサービスに還元できる可能性があります。また、最近では、育児に関わる父親の生産性が高いということも言われています。家事や育児をやりながら仕事をやるということは、職業人としての能力が高いといったことを、研究機関が報告しています。
委員 大手企業なら、誰か一人いなくても他の人が育児休暇を取っている社員の仕事を賄えることができます。中小企業も含めて賄っていけられるようにしない限りは、育児休暇取得率は上がりません。
会長 中小企業も、いい人材がほしい企業は、働きやすい職場環境を強調し、育児休暇を積極的に進めているところがあります。
委員 市役所と大手企業、企業イメージとして育児休暇を取得させる会社以外で、率先して男性の育児休暇の取得を取り入れている企業は少ないと思います。
委員 男性、女性共に働きやすい職場であることは、会社の評価のひとつです。企業が積極的に育児休暇を進めることにより、企業の社会的責任が少しずつ果たされていくと思います。
会長 中小企業でも企業努力で、男性の育児休暇を取っているところはたくさんあります。どのような規模の企業にも、経営者であれば育児休暇を取りやすい職場環境にする等の努力は、今後必要になると思います。
委員 最高検察庁の司法制度の改革として、男女共同参画促進委員会をつくり、それによってどんどん女性の職員数は増えています。
会長 いろいろな組織が、それぞれのところでいろいろな工夫をし、知識や知恵を取り込みながら男女共同参画を進めている流れです。島根県の長岡塗装店は、30人くらいの規模の企業で経営者は女性です。これから人材不足や人口減少が想定できることから、女性も男性も働きやすい職場にしようと、男性社員も育児休暇を取りやすくしました。その結果、若い職人がたくさん入社し、定着率も良くなりました。企業経営者の多くは、男女共同参画推進が、これからの企業の生き残り戦略につながるとともに、積極的に業務拡張できると捉えて取り組んでいます。「多能職制度」という一人がいろいろな職をこなすことができる制度など利用する等、いろいろな企業努力を続けています。市商工会も、長久手市とタイアップして事例をたくさん紹介していけば、いいものを取り入れた新たな動きが起こり、相乗作用となり、ひいてはまち全体のいい動きになってくるという可能性はあるのではないでしょうか。現在は、男子学生も育児休暇を取りたいと言っています。育児休暇を取りやすい会社であるとアピールすれば、いい人材が集まる可能性が増えます。育児休暇を浸透させるには企業側は経費が必要だとか、いろいろな課題があるかもしれませんが、社員が長い期間、気持ちよく働いてくれれば、それだけのものを企業は回収できるのではないでしょうか。
委員 世界的にも日本の女性社会進出率は、先進国の中では非常に低いです。
委員 しっかりとした認識を持つことだと思います。
委員 意識改革をした後に、実際として行動を起こせるだけの土台ができるかどうかが問題です。
会長 そのような対応になってくると自治体レベルの話ではなくなります。男性の育児休暇取得のため、企業に対して予算措置をするという対応をしている自治体は、今のところ聞いたことはありません。育児休暇取得は、もはや労働者の権利になってきており、法整備も進んできています。次は、どのように定着させて運用していくかです。

議題2 平成24年度男女共同参画推進事業スケジュールについて

事務局 資料第2号説明
会長 今年度の男女共同参画全般についてスケジュールをみると、プランの改定も含め年4回の審議会では大変だと思います。場合によっては、プランの素案等を郵送でやり取りするなどは考えられますか。
事務局 はい。プラン策定のため、意見の集約を郵送等でやり取りし、委員の方のご意見をいただきながらの策定ということになりますので、ご協力をよろしくお願いします。

議題3 男女共同参画に関する基本計画(第二次長久手市男女共同参画プラン)改定に向けての取り組みについて

事務局 資料第3号の説明
会長 ご意見はいかがでしょうか。
委員 女性に対する暴力の根絶があります。女性地位向上や女性を守ることも大切ですが、暴力は女性、男性とかではなく、根本的にいけないと言わないとおかしいと思います。
会長 DVに関しては、ようやく女性に対する暴力は人権侵害で犯罪であると世界規模で気づいてきました。しかし、まだ女性が暴力の被害者になっている現実があります。ましてや家庭内暴力は、今まで外に知れると恥であると隠されてきました。国際機関が女性に対する暴力に対して文書を出したのは1993年です。経済的、社会的な地位の不均衡も、女性に対する暴力を誘引しています。あわせてどうして男性が加害者になるかという取り組みも始まっています。また、男性のDV被害の問題も少しずつ出てきており、どう救済するかといったことも挙がってきています。
委員 ドメスティックバイオレンスについて、一般の方は、内容をきちんと認識しているのでしょうか。単なる夫からの身体的な暴力だけではありません。精神的暴力も含み、幅が広く、全て犯罪になります。最近は逆が多いそうで、深刻な問題です。
会長 DVに関しては、まだまだ取り組みが必要だと思います。
委員 せっかく男女平等だと言っているのに、男性がとか、女性がと、わざわざ取組区別をする必要はないと思います。
会長 そうではありません。就職についても、現実的に、女性であるがゆえに就職しづらいといった壁があります。それぞれが抱えている問題を解消しながら、最終的に男性がとか、女性がと言わない社会、言う必要のない社会にしていくことです。まだ多くの国民の意識の中に、「男は仕事、女は家庭」といった決めつけた思い込みがあります。そのような思い込みを取っ払っていくことが必要です。例えば市の防災会議は女性委員が誰もいません。東日本大震災でも生理用品や赤ちゃんのミルクや水、トイレの問題など深刻でした。防災会議等は女性が必ずいるというようにしていくべきだと思います。市民アンケートの項目はいつまでに確定しなければなりませんか。
事務局 8月中には確定します。
会長 この項目だけは広く市民にお聞きしたい等、意見はありませんか。国と愛知県と比較しやすいように設問項目が挙がっています。今日の会議が終わった後でも構いませんので、意見等を事務局へ出していただきたいと思います。

議題4 子ども向け情報紙「自分らしく」について

事務局 資料第4号説明
会長 昨年度は、配布した長久手中学校からいただきました感想によると、働いている大人へのインタビュー記事は、職業体験する子どもたちにわかりやすい内容だったというものでした。従来の職業につきまとう性別的価値観を揺さぶるという意味において、事務教の提案とおり、男性の保育士や女性の消防士に登場してもらったらどうかと思います。それらを中心的な紙面として作成し、後段は学校からの要望をくみ取り、デートDV予防啓発およびDV相談窓口の連絡先も掲載します。紙面割や情報について、どうでしょうか。
副会長 配布時期について、中学2年生の夏から秋に行われる職場体験の時期に間に合うように配布してもらいたいと学校から聞いていますので、その点についても対応されています。職場体験前に記事を読んで参考にしてもらうのが有効だと思います。
会長 今までは配布時期が職業体験の後でした。今回は、来年の4月に配布する予定なので、教育現場でうまく活用してもらえると思います。
委員 今回は、男性保育士と女性消防士に対してインタビューをするのですね。
会長 前回は医学生でした。中学校の先生から、実際に職に就いている人を紹介してほしいと意見があり、事務局で検討した結果、男性保育士と女性消防士の案が提案されました。他にも身近な仕事として一般行政職の男性、女性でもいいし、市役所に来庁する一般の市民が出てくるのもいいと思います。
委員 商工会にも、長久手市内で活躍しているお父さんたちが多くいると思います。身近なものにスポットを当てると内容に現実味があるかなと思います。
委員 商工会で探すとなると、昔ながらの小さな商店ばかりですが、中には女性経営者もいます。
会長 そのような人たちを紹介し記事にしていくこともいいと思います。他の実態調査では、まだまだ子どもたちは、職業について性別の固定イメージが根強くあります。保育士といえば女性、消防士といえば男性と思い込んでいます。長久手市でもまだ数は少ないですが、男性の保育士と女性の消防士は確実に増えています。子どもたちの職業の思い込みを取り払うという意図で記事を作成していただきたいと思います。デートDVに関しても、「自分らしく」を読んだ学生たちがメールチェックはDVだと知らなかったということがありました。子どものうちから、これは問題だと認識してもらえるように情報提供していく必要があると思います。専門家が言うには、デートDVの年頃から、きちんと芽を摘んでいけば、成長して大人になってからDVへ発展することを抑えることができるので、予防教室は必要だそうです。印刷物を配布するだけではなく、先生が利用して授業の中で展開すればいいと思います。
委員 デートDVに関してもそうですが、ライト感覚な言葉が定着しています。携帯電話を見ることも、人間的にしてはいけないことだとわかると思います。デートDVという言い方が軽いと思います。やってはいけないけれどそこまで悪いことではないような感じがします。デートDVという言葉がわかりにくく、子どもたちに罪悪感はあるのかという疑問があります。自分が相手に対してDVをしている認識がありません。
会長 DVの加害者の多くは、自分がやっているという意識はありません。
委員 他人にDVと言われたら、これがそうなのだと考える機会になります。
会長 その時、ようやく初めて気がつくそうです。そういうところに問題の根深さがあると思います。国も若い人を含めて問題を指摘する動きがあります。
委員 デートDVは恋人同士で殴ったり殴られたりであって、携帯電話を見るくらいはデートDVに入らないのではないかといった印象があります。
会長 相手を支配する予兆として、愛しているから許されると乗り越えていくところに大きな問題があります。携帯電話のメールチェックと軽くみるのではなく、人権を守るのだと学んでいけばいいと思います。当事者である子どもたちや加害者が、その加害性に気づいていないところが大きな問題であり、何度も啓発していくしかないと思います。
委員 言葉や男女だからどうこうよりも、人としてしてはいけないことだという認識から啓発していかなくてはならないと思います。
会長 恋愛では、「尽すことが私の役目、尽されるのが僕」と思い、女の子の場合は、被害を受けているのに、そこから抜けることができない状況に落ち込んでいきます。
事務局 男女関わらず人権を守り、相手を尊重する延長に、携帯電話を見ることはいけないということです。
会長 人権を大切にしないことイコール犯罪、そういったものの芽を摘んでいかないと重大な人権侵害に発展していきます。幼いころから、いけないことをいろいろなかたちで学んでいけばいいと思います。また、中学生の頃は恋愛に対して過剰に反応します。ですから、中学2年の時期にこういった情報を流していくことは、その後、パートナーといい関係性を紡いでいくためには必要かなと思います。
委員 現場の先生からデートDVのことを載せてほしいとありましたよね。それは、そういったことが実際にあるからということでしょうか。
事務局 そうではありません。教育として、教えることの項目に盛り込みなさいとあります。キャリア教育として、本人が自立するために学校教育の場で教える必要があります。学習指導要領の中で、こと細かく決められています。学校現場としてなかなか教えにくいことが、教材としてあれば使って教えていきたいということです。
会長 内閣府の調査によると10人に一人はデートDVの被害を受けたことがあるとのことです。ある男子学生が、高校の時のデートDVについて講演会で聞いて初めて「僕がやっていたのはデートDVだった、彼女を支配しようとしていたのだと気づいた。」と語っていました。学校現場で気づきのきっかけがあったということは、その男子学生にとってもいいことだったと思います。教育現場で、子どもたちが気づくことが進んでいけば、DVは減っていくと思います。
委員 デートDVを明記したマニュアルはありますか。
会長 マニュアルはありません。名古屋市等の調査項目は、軽微なものから重大なものまであります。軽微なものは男女ともやったことがあるといった回答が挙がってきます。
委員 大人も子どもも、未来予測能力が低下してきています。未来予測ができず、現時点で良ければいいという感覚の子どもが増えてきています。起承転結を見せつけないとわからない子どもは増えてきています。
委員 それは、しつけをされていないということで、環境問題でもいえますが、しつけと教育の違いではないでしょうか。しつけをされていれば、犯罪に結びつくことがわかります。私たちが使っていたしつけという言葉が薄れてきています。何をしたら悪いことだと、はっきりしつけることが親としての責任だと思います。小さいときから知らないといけないことをあいまいにして育ててきたという大人の責任もあります。
会長 ベネッセが行った調査では、子どもを叱れないお母さんが増えているということです。その背景は自信がないということでした。お父さんは厳しく、お母さんは優しくという役割分担が日本では言われてきており、まだまだ、夫を立てて妻はサブでいて、自分自身に自信が持てないので子どもを叱ることができない母親がいます。
委員 団塊世代に育てられていると、共働きのため、子どもに接する時間が少ないことが負い目となり、子ども時代にを叱られていない大人世代もいます。
会長 女性たちの間に子育てをめぐる性別の問題が根強くあり、叱れない原因は、自分に自信がないということに尽きるのではないかと思います。女性の立ち位置に問題があるのかもしれません。また、そのように女性を追い込んでしまっている社会にも問題があるのかもしれません。子どもたちの今後を思い、メッセージとして届けるものを編集していきたいと思います。

議題5 男女共同参画PR事業について

事務局 資料第5号説明
会長 「まちセンカフェ」にどのくらいの人が集まりますか。
事務局 今年度、7月7日の第1土曜日に、まちづくりセンターにおいて初めて行い、約20名の市民が参加されました。「まちセンカフェ」に携わったボランティアスタッフからは、会場となった集会室の大きさから20名位が、参加者それぞれお互いに意見を言いやすく、意見交換しやすかったのではないかと意見がありました。
委員 テーマが決まっていると、意識の高い人が参加すると思います。今年度は町民まつりがPRできなくなったのはわかりましたが、町民まつりでいろいろな人を対象にという点では効果があったと思います。それから「まちセンカフェ」のテーマは毎月変わりますか。
事務局 「まちセンカフェ」のテーマは毎回変えます。市民協働課だけではなく、ボランティアスタッフが運営をします。男女共同参画のテーマを1回は企画したいと思います。
委員 市民まつりでは、アンケートはまったくやらないということですか。
事務局 今年度の市民まつりは実行委員会形式です。今回は、行政の出展ブースはなくなりました。来年度以降はどうなるのかわかりませんが、今年はこれでやってみようと実行委員会が始まりました。また、実行委員会に市民協働課職員は国際交流協会事務局として参加していますが、そのような具体的な話は出てきておらず、何をやっていくのか、ブースはどうするのか、出展はどう募集をかけるのかといった話し合いをしています。
委員 市民はそれを求めてきますね。行政のことが知りたくて来場します。行政の顔がまったく見えなくて、ただ出展ブースに出ているものを見に来るだけというのはどうでしょうか。
会長 市民協働といいながら市民だけになってしまいます。行政と協働していくのがよいと思います。
委員 PR効果となると、ここだけでは難しいと思います。
事務局 非常に苦しいです。確かに、市民協働と言うのならば、行政と一緒にコラボでやっていくことが一番よいと思います。今年度は実行委員会形式となり、市民が中心となって市民まつりをやってみようということになりました。
委員 一角にアンケートをとるコーナーがあって、情報がほしい人は立ち寄ることができたり、パネルを見ることができるとよいのではないかと思います。
事務局 市役所の課からの出展ブースはありません。市民が自分たちで考えた防災や交通安全等の内容を出展するのが理想です。
委員 それは、行政とタイアップしないとできないことばかりだと思います。
事務局 市役所と連携という意味で、市民からそのような声が今後出てくるかもしれません。市民まつりを担当する産業緑地課が、実行委員会を市民が担うことで、少しでも市民の意見を中心に捉えられるような仕組みを作ろうと考えている最中です。
会長 町民まつりのころから、今まで積み上げてきた実績がもったいないです。
委員 せっかくだから、長久手市の男女共同参画は、このような経過で、現在はここまで進んできましたといった広告だけは、見たい人が見られるようにした方がいいと思います。
会長 まちの中に市役所もあるので、市役所が何をやっているのか知ることも市民にとってのおまつりです。主体は市民ですが、行政のブースをすべて撤退させてしまうのはどうかと思います。立体的なかたちで、防災や男女共同参画などがどうなっているのか知ることができる大きな場です。市役所に行っても、防災や男女共同参画などがどうなっているのかはわかりません。市民まつりでパンフレットをもらって、はじめてこのように取り組んでいるのだとわかります。行政サービスということであるのなら、市民まつりこそ、日頃見えないものを見せていただきたいです。市民に身近に感じてもらうことが協働です。行政が市民に絡んでいき、初めて有意義な市民まつりになるのではないかなと思います。
市民まつり担当課にこのような意見があったことをお伝えください。

議題6 その他ついて

委員 豊田市に行ったら、川柳にかなりおもしろいことが書いてありました。
会長 日進市でもやっています。川柳好きの人が全国から応募してきます。その中から最優秀賞、優秀賞を決めて市長が表彰します。川柳に限りませんが、学校も巻き込み、男女共同参画を進めていくということもできると思います。東浦町は、男女共同参画のポスターを描いてもらい、市民会館に貼ってありました。お父さんが料理をしている作品がありました。
委員 子ども等知らず知らずに男女共同参画を考える機会を作っていますね。
委員 自分から参加するということは、啓発事業としては優秀だと思います。
会長 このような事業は予算もかかりませんし、いろいろ展開したらいいと思います。長久手も市になりましたので、事業のメニューも増やしていただきたいと思います。担当課には仕事を増やすことになりますが、市に昇格したので、男女共同参画もさらに一歩踏み込んだものが必要だと思います。
委員 作品は募集するだけではなく、発表する場を与えないといけないと思います。
会長 日進市では、市長が表彰する時は、メディアを呼んで新聞等に発表します。
委員 優秀な作品は一定期間飾っておくこともいいと思います。
委員 啓発事業に、市民まつりの出展ブースを使うことができれば、市民の方から挙がった声を短冊にして羅列すると自発的に考えるし見る方も考えるのでないでしょうか。
委員 そういう意味では、市民まつりの行政出展ブース撤退は残念です。
委員 私の関係しているボランティア団体は、昨年までブースがありましたが、今回だめだと言われました。屋内ならばできるかもしれないと言われました。
事務局 行政出展ブースがなくなるとしか言えません。
委員 西庁舎に行けば、市長に会えますか。
事務局 時間が空けば「市政サロン室」にいます。
委員 市長は、長久手市を日本一の福祉のまちにしていこうとされているので、文化面は興味がないのかと思います。
委員 市長は、長久手市の市歌を作成したりする等文化面も力を入れていると思います。市民まつりに関しては、仕切っている担当課の意向ですか。
事務局 担当課だけでなく市長の意向です。市役所が今まで企画運営を行ってきたので、今年度は新しく市民目線で企画運営を行い、参加した市民に楽しいと思っていただける市民まつりにしようではないかという発想です。
委員 担当課からボランティアのブース出展がだめだと言われたのは、なぜですか。
事務局 実行委員会の中で、ボランティア団体のブース出展がだめだとは聞いていません。事務局の産業緑地課へご確認されるのがよいかと思います。なお、先ほどの市民アンケートの件ですが、とりまとめをしている企画政策課から、設問ボリュームは3ページ分でまとめてほしいということです。ご意見がありましたら、今月中に事務局にお伝えください。よろしくお願いします。
会長 他にありますか。日頃、皆さんがまち全体に関してよくわからないと思っていることも議題に出ましたので、いろいろなことが意見共有できたのが良かったと思います。市長も代わりましたし、第2次男女共同参画基本計画(第三次男女共同参画プラン)なので、新たな取り組みも果敢に挑戦していきたいと思います。次回は、プランの青写真が提案される予定です。今年度は審議する項目が多くなると思いますが、よろしくお願いしたいと思います。
委員 決定事項の承諾後、委員から意見が出た場合は、取り上げて実施可能かどうかということを確認したいと思います。
事務局 ご意見の内容により、今年度中に対応することが難しい場合もあるかもしれませんが、次年度に活かす等していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
会長 市長の諮問を受けた審議会ですので、最終的に決定するのは市であり、審議会はあくまで意見を言っていただく機会です。しかし、市民の意見としてかなり重きを置いていただいていることは確かで、単なる意見聴取会ではありません。男女共同参画を進めていくという前提で、活発な提案をお願いします。皆さんからいろいろな知恵や意見をいただきながら、市民が長久手市に住んでいることを誇りに思えるような取り組みを進めていきたいと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました。
事務局 いろいろな意見をいただきましてありがとうございました。取り組めるものがあれば、随時取り組んでいきたいと思います。今日は、ありがとうございました。

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