(令和元年11月20日開催)令和元年度第2回長久手市男女共同参画審議会

更新日:2021年01月20日

会議詳細

開催日時

令和元年11月20日(水曜日) 午後3時から4時まで

開催場所

長久手市役所会議室棟2階 会議室H

出席者氏名(敬称略)

【委員】
板倉純子、加藤敦子、近藤恵美子、谷中絹子、藤原直子、水野道子、山本かほり
【事務局】
くらし文化部長 浦川正、同部次長 日比野裕行、たつせがある課長 磯村和慶、同課課長補佐 熊谷美恵、同課主事 古田千奈、子ども部子ども家庭課長 出口史朗、同課課長補佐 鈴木晶子、同課主任 土屋奈央子

欠席者氏名(敬称略)

三浦肇、山田将史

審議の概要

  1. あいさつ
  2. 議題
    • (1) 令和元年度男女共同参画標語・川柳の選定について
    • (2) 令和元年度上半期男女共同参画事業成果について
    • (3) その他

公開・非公開の別

公開

傍聴者人数

3名

問合先

くらし文化部たつせがある課 電話0561-56-0641

会議録

1 あいさつ

2 議題

(1) 令和元年度男女共同参画標語・川柳の選定について

資料1および、当日机上配布資料を使い、事務局より説明。

会長:最優秀賞と優秀賞については、特に問題なく決まると思うが、佳作が3名以内ということになると、5番目に同一の得票数の人がいる。入賞作品は5名以内で、6名に増やすことはできないので、佳作を2名とするという方法があると思うがどうか。5番目の得票数の2名について作品を見て検討するという方法もある。

委員:枠があるのであれば、最大限入賞作品を選ぶべきだと思う。同一の得票数の2名について再度委員の中で検討するのがよいのではないか。

委員:私もこの審議会の場で多数決を取るのがいいと思う。

会長:入賞者を6名にするのは無理なのか。

事務局:予算の関係で6名は難しい。5名を上限として選定していただきたい。

委員:6位までの間に同じ学校の児童が3名いる。このことを考慮して入賞作品を決定することもできるのではないか。

会長:学校で決めるのもどうなのかと思う。委員の事前審査の得票数自体は公表されないのか。

事務局:公表するのはどの作品が入賞したかということだけである。

委員:佳作は3人以内である。上から4名を入賞作品とすると学校のばらつきもない。

会長:最大限というのも一つの条件だと思うが、かえって難しいような気がする。公平性の担保ができない。

委員:過去に小学校と中学校の入賞のバランスを考えるということもあったが、今までの入賞作品の選考に当たっては学校名の資料は出ていなかった。純粋に作品をみて、多数決ということではなく、委員の中でどちらの作品がいいかということを決めるのがいいと思う。

会長:多数決の結果はすでに出ていると思う。多数決で決定するのであれば、入賞者は4名ということになる。ただ、5番目の得票数の2名に関してどう判断するかという所になると思う。

委員:入試であれば4名になる。公平性が担保できない。

会長:これが委員ではなく、別の人たちが選んだ結果であれば、5番目の得票数の2名を多数決等で判断してもいいと思うが、委員の皆さんの投票の結果である。5名以内となっており、この結果を見て最後の2名だけ多数決で決めるというのは何か違う気がする。ここで多数決をするか、単純に得点をみて入賞作品を4名にするか。どちらにするか。

委員:素直に4名にした方がよいと思う。

委員:来年度以降もこういうことがあったら、6名受賞ができるよう検討していただきたい。

事務局:今も予算については検討中だが、財政的に厳しい状況である。来年度についても5名以内ということで予算上は検討している。

会長:大変気の毒な気はするが、今年は4名入賞ということで決定するがよいか。

他委員:承諾

会長:この4つの作品が参加賞に書かれるということでよいのか。

事務局:現状ボールペンか蛍光ペンに印字する形で検討しているが、表面・裏面に文字を掲載することになると印字できる文字数に制限があるため、おそらく印字できるのは、最優秀作品のみとなる。

(2) 令和元年度上半期男女共同参画事業成果について

資料2、資料3に基づき、令和元年度上半期男女共同参画事業成果について事務局より説明。

委員:資料2のNo.6の推進部会の参加人数は何人くらいか。

事務局:当日は24名の職員が出席をした。推進部会は係長級職員が参加することとなっており、職員全員が参加している訳ではない。講師の先生より講義の資料の共有の許可をいただいているので、課内・係内でグループワークをしてもらえるように、庁舎内で資料を共有する予定である。

委員:係長級の職員が対象という点は何か意味があるのか。

事務局:実務的なレベルで係員に意識付けをしてもらうため、現場のOJT等を加味し、ある程度の職責の職員に参加してもらっている。

委員:資料2のNo.8の男女共同参画市民講座について。私も2回とも参加したが、地域の市民と協力してたつせがある課が行うという、連続講座という名にふさわしい内容だった。今回の資料の中にもそのときの様子が分かる写真があると委員の方にも伝わるのではないか。先ほど説明にもあったように高校生のボランティアの方も、地域の皆さんと関わり合ってとてもよかったと思う。長久手らしさが出ていたと思うので、写真も入れて報告をいただけるとよかったと思う。

会長:資料3に倣って、写真を掲載するよう今後ご検討ください。

委員:資料3のNo.4について、相談窓口・支援情報の周知ということで、外国語を含むリーフレット・カードの配布と記載があるがどこで配布をしているのか。

事務局:市役所の子ども家庭課の窓口と子育て支援センターの窓口で配布している。

委員:子供がいる方が対象となるのか。

事務局:子ども家庭課はDV関連の相談事業も行っているので、子ども連れの人も多いがその他の方も女性相談の窓口に来たときに配布の機会がある。

委員:外国語を含むという記載があるが、この言語は英語のみか。

事務局:愛知県からいくつかの言語で配布資料をもらっている。英語だけではない。

委員:実は日本語教室をやっていたときに知り合った中国人から、家庭のこと、夫との関係で相談を受けたことがある。なかなか個人的には答えられない。こういう場所を知っていれば教えてあげられたのにと自分自身も反省している。そのときは名古屋の国際センターを紹介した。こういうところがあるということを、国際交流協会から外国の方に伝えられればと思った。また、外国の方で子育てをしている方がいるが、車を運転せず、外に出られる機会がほとんど無い。そういった方にも情報を伝えたいと思う。1歳くらいのお子さんなので、市役所に足を運ぶのは難しいと思う。何か方法がないかと考えている。

委員:SNSでの発信も状況に応じて活用できるのではないか。あとは市役所と相談窓口で連携しておくのがよいと思う。外国語の相談に対応する機関やNPOなど、その連携さえわかっていれば情報が伝わっていくと思う。

会長:外国語対応を長久手市役所で行うのは厳しいと思うので、先ほど話にあった国際センターに案内するなど、そういった形で連携していくとよい。

事務局:外国人対応用のリーフレット等の書面は用意してあるが、会長のおっしゃるとおり、窓口での対応は難しい状況であり、他の窓口を紹介している。

会長:厳しいことを言うようだが、外国語でどのような資料が用意してあるかと質問があった時に、どの言語があるか課としてすぐに答えられないのはよくない。これは現在長久手にどれだけの外国人がいるのかということが反映されていないことを意味している。何語を用意するかという時に長久手市だけでなく愛知県、ひいては日本にどれくらい外国人がいるかわかっていないと、結局は日本語が分かる人だけの世界になってしまう。わからなければ共有しておくべきだと思う。

委員:資料2のNo.9の男女共同参画情報紙について。配布部数が2,000部となっている。先ほど標語川柳の際も予算が厳しいという話があったが、情報紙の発行の予算はいくらになるのか。「自分らしく」は中学校で生徒に配布しているが、「にじいろ」は市内の施設に配布している。例えば福祉の家にある、社会福祉協議会の前のフリースペースに「にじいろ」が置いてあり、現状として過去のものも残っている。この2,000部がどれだけ人々の手元に渡っているのか、もし渡っていないのであれば、いくら予算を使って発行してももったいない。そうであるならば情報紙の予算を削減し、標語川柳の記念品に予算を回すということも、今日の話の流れから考えられる。無駄のないように何か手立てを考えてみてほしい。例えば他の市町だと、全戸配布をしているところもある。そこまでの予算がないのであれば、この2,000部を市民のみなさんに読んでもらえるような工夫をするとよいと思う。

事務局:前回もご指摘いただいたが、男女共同参画とはというような基礎的な部分を書くなど、内容の検討をしている。他市町村の状況も委員から情報をいただき、一宮市や北名古屋市に確認をしている状況である。全戸配布の明確な効果まではわからない市町村もあった。今まで、どこの施設に置いて、どれだけ見てもらえているかを確認してこなかった。今後効果的な設置場所についても、内容と合わせて検証していきたい。

会長:印刷物は難しい。ある意味当たればいいというところもあると思う。ネット上で配布するのは、興味のある人は意識的に見るが、紙の媒体で届いたものは内容をあまり見ていないので、2,000部全てが最大有効数ということではないと思う。ふっと目について手にとってもらうというのを狙っていくしかない。難しいと思うが限られた予算なので、最大効果を検討頂きたい。

委員:前回の時も言ったが資料3のNo.5で、女性相談員による相談件数のうちDVに関する相談が昨年度と比べてすでに半数を超えており、このままいくと昨年を超える件数となる。予算の問題もあるが、女性相談の実施を月2回ではなくもう少し回数を増やすべきではと思う。職員や家庭相談員がすでに35件の相談を受けており、すごく苦労されていると思う。DVに関して、専門的に相談にのれる方の回数を増やしてはどうか。

事務局:現時点ではすぐにというのは予算の関係もあるので難しい。状況をもう少し把握して考えていきたいと思う。現状は、職員で受付をし、どの相談につなげていくか判断しているため、今は月2回くらいが適当なのではと考えている。

委員:女性相談員の方に相談される場合と、職員や家庭相談員に相談される場合と、問題の質や、職員の相談ではなく女性相談員への相談を希望する方が多い等の違いはあるのか。守秘義務があると思うの可能な限りで教えて頂きたい。

事務局:職員よりも女性相談員の方が離婚に伴う手続き等の知識が豊富である。離婚に伴う裁判など具体的な話になると女性相談員を案内し、相談者もそちらを希望される場合が多い。DVの場合は、待てる場合と緊急性が要求される場合があり、緊急性が高い場合は職員や家庭相談員で対応している。

委員:資料3のNO.5に関連して、相談に来る人の年齢はどれくらいか。最近高齢者のDVも耳に入るので、老老介護など、そういった高齢者の方が相談に来ることができるのかどうか心配である。

事務局:実際に60代の方や若い方など様々な方から相談がある。特に年齢制限は設けていない。

会長:年齢が高いとDVという概念自体がなく、自分が受けているのが暴力だと気づかない方もいる。啓発というとあまりよくないが、自分が受けているものが何なのかきちんと分かって相談にいけるような仕組みが必要だと思う。DVだと家庭内のもめ事で終わっていたものが実はそうではなかったということがある。

(3) その他

参考資料2に基づき、SNSの活用について事務局より説明。

会長:独自のSNSを開設するのではなく、市の持っているSNSで、男女共同参画について発信していくということである。

事務局:SNSなので更新頻度が高い方が、人の目に触れる機会が多い。毎月、毎週新しい情報を発信できるかというと、現状では難しいので、一旦は市SNSで掲載し、講座などが毎月開催できる状況が整ったときには、SNSの活用もさらに前進できるように検討したいと考えている。

委員:例えばDVとは何かという情報は、内閣府のホームページに小中学生向けのものも掲載されているので、新しい情報の発信だけではなく、そういったホームページを紹介するという形でもいいのではないかと思う。イベントあるなしで考えない方がいいのではないか。市のSNSには男女共同参画の記事をいくつも投稿しても問題ないのか。もし、広報担当課としてこれは掲載できないということになるのであれば、長久手市の男女共同参画の気概をみせるということでSNSを独自開設するのが一番良いと思う。ただ当たり障りのないところで、こういうイベントを行う、パープルリボンの月間であるというような情報で終わってしまったら、意味がないと思うので、長久手市の男女共同参画の熱意を伝えるには独自開設を検討されるのが良いと思う。

会長:個人のアカウントではないので、市としてどれだけSNSを更新できるかというところが難しいと思う。

委員:情報も私的な情報ではなく、内閣府や愛知県など、いろいろな自治体が小中高校生向けの教材も色々掲載している場合もあるのでその紹介だけでも参考になると思う。

委員:今年初めてこの男女共同参画という言葉を知り、今年度審議会に参加して、こんな葛藤があるんだということを初めて知った。そこから興味を持ち、図書館で本を読んでいる。そもそもこの男女共同参画がどういうものを目指しているのか、というのが正直分からなかったまま参加した。いろいろな先生や実際活動をされている方のお話を聞いて、結構身近な問題ということを感じた。男女共同参画という言葉は興味がなければ見ても通り過ぎてしまう言葉だと思うので、名前をやわらかいものにして、子どもも大人も男女共同参画は何かということがまず分かると良い。男女共同参画というものは何を目指すのか。男女平等とかそういうものか。

委員:性別に関わりなくひとりひとりが活躍できる社会を目指すものである。

委員:今回のこの標語・川柳に書かれているような社会を目指すことでよいか。私は子どもを産んでからずっと専業主婦をしていて、社会と関わることがなかったので、だいぶ時代が変わったと思う。昔は平等といっても、平等ではなかった。もう一度原点に戻ってみて、どう変わったのか今見た人でも分かるようなものがあるとよい。

会長:そのあたりの記述はホームページの方がふさわしいが、ここにいけば見れるという形でSNSに掲載するといいのかもしれない。SNSはあまり長く書いても仕方がない。SNSの威勢の良さみたいなものをうまく利用できるといいが、なかなか行政として利用するのは難しい。

委員:Twitterで発信するものと、Facebookで発信するものと若干違うような形にするといい。

委員:Facebookのほうが文章も長く投稿できるし、写真も投稿できる。Twitterは短い文章と小さな写真という形である。

委員:今の学生はFacebookは使わずTwitterかInstagramを使っている。

委員:Instagramは写真の掲載がメインなので活用が難しい。

会長:当面は市のSNSに載せていくが、さっき言っていた情報紙に載せるような内容を掲載したり、講座の情報を掲載したり、講座が終了したらその結果の写真なども掲載できるので、そういう形で積極発信していくということになると思う。

事務局:最初からあれもこれもというのは難しい。愛知県のSNSも休止中であるので、市として継続していきたい思いはある。まずはあるものを利用して、発信していくということが重要だと思う。内容についても、相談しながら進めていきたい。あとは情報課の方から、あまりに特化した内容であるという意見があれば、独自のSNSのアカウントを取ることも視野に入れながら発信していきたい。

会長:庁内での調整もあると思うが無理のない程度で、まずはSNSでの発信をはじめてほしい。進行を事務局にお返しする。

事務局:以上で第2回長久手市男女共同参画審議会を終了する 。

会議資料

この記事に関するお問い合わせ先

くらし文化部 観光商工課 商工振興係
〒480-1196 愛知県長久手市岩作城の内60番地1

電話番号:0561-56-0641
ファックス:0561-63-2100

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