(令和4年1月26日開催)令和3年度第3回長久手市男女共同参画審議会

更新日:2022年03月04日

会議詳細

開催日時

令和4年1月26日(水曜日) 午後2時から3時20分まで

開催場所

長久手エコハウス 多目的室

出席者氏名(敬称略)

【委員】
板倉純子、藤原直子、山口康代、山本かほり、横田純子、鵜飼洋一、鬼頭和宏、水野道子
【事務局】
くらし文化部次長兼たつせがある課長 磯村和慶、同課課長補佐 名久井洋一、同課係長 中川暁敬、同課主任 長谷川励、同課主事 古田千奈、子ども部子ども家庭課長 出口史朗、同課課長補佐 鈴木晶子、同課保健師 藤澤英美

欠席者氏名(敬称略)

原智子

審議の概要

1 あいさつ
2 議題
⑴ 男女共同参画事業の令和3年度実績及び令和4年度事業(案)について
⑵ 男女共同参画情報紙について

公開・非公開の別

公開

傍聴者人数

2名

問合先

くらし文化部たつせがある課 電話0561-56-0602

会議録

1 あいさつ

2 議題
⑴ 長久手市男女共同参画事業 令和4年度事業(案)及び令和3年度事業の実績について

資料1、2に基づき事務局より説明。

委員 資料1NO.2について、来年度の図書コーナーのテーマ案を「LGBT」としているが、集める図書が特化してしまうと思う。
説明の際、「性の多様性」というキーワードがあった。例えば、雄と雄で子育てをする動物や、温度によって雌から雄に変化するような生物の本等も設置できるので、図書コーナーについては「性の多様性」というテーマの方が、より広がると思う。

事務局 テーマは、性の多様性とする。

委員 NO.3の男女共同参画標語・川柳について、検討事項で、いろいろな幅広い部門を設置しようという提案になっている。以前に一般の部がなくなり、現在、小学生と中学生を同じ部門として募集しているが、受賞者をみると中学生が多い。だからこそまた小学生と中学生を分けたいと考えた提案だと思う。
例えば、男女共同参画についての絵や習字を募集すると、男女共同参画の情報紙に作品を掲載でき、保護者の意識も高まると思う。また、川柳だけでは入選作品が限られるが、絵や習字を募集すると、よりたくさんの子どもたちの活躍の場になるので提案する。

委員 中学生の受賞数が増えるから、小学生の部と中学生の部を分ける提案はよいと思う。もし余裕があるなら、板倉委員がいわれたように、男女共同参画に関するポスターを募集して、それを情報紙に掲載できるとよいと思う。

会長 事務が大変になるだろうと思うが、市役所の体力含めて検討してほしい。まとめとして、男女共同参画標語・川柳については小学生と中学生で部門分けする方向で検討する。
男女共同参画に関する標語・川柳以外の作品募集については、作品の大きさや審査方法等の問題があると思うので、その問題を解決できるのであれば、どのような作品を募集するか、来年度以降も含めて、検討するということでいかがか。

事務局 検討する。

委員 資料2について、事業NO.1、2の、令和4年2月1日の虐待防止啓発グッズ配布のグッズとはどういうものか。

事務局 マスクとチラシを一緒に配布することを予定している。ただし、2月1日の健康測定会が、愛知県まん延防止等重点措置の関係で、延期になる予定である。

委員 デートDVのところで、若年層のデートDVの知識が不足しているというのは、市の職員の知識についてか。

事務局 第3次長久手市男女共同参画基本計画の策定に向けた市民意識調査の結果で、若年層へのデートDVの啓発が取り上げられている。そこで、たつせがある課に相談し、大学連携の関連で、出前講座の実施の話を進めた。
また、若い職員も多いので、デートDVについてまず知っておくということも必要なのではないかということで、今年度第2回男女共同参画推進部会のテーマは、デートDVと性被害、性犯罪とした。

委員 推進部会の講師も、出前講座と同じ団体か。

事務局 推進部会の講師は、公益財団法人名古屋YWCAに依頼している。

委員 出前講座は、大学生を対象としているとあるが、どのような人たちが参加するのか。

事務局 愛知淑徳大学のジェンダー研究会が主催する。

委員 愛知淑徳大学の学生対象に行われるものなのか、その研究会が主催して、場所は愛知淑徳大学で、他大学の大学生にも広報されている状況なのか。

事務局 愛知淑徳大学の中で、ジェンダー研究会コアルックという団体があり、ジェンダーについて自分たちで研究している。その団体が出前講座を主催し、学内の学生や先生に周知し、出前講座に参加してもらうことを予定している。

委員 一番ミニマムな場合は、団体の人たち向けになる可能性があるということか。

事務局 出前講座は、団体の方から出前講座の申込みをいただき、市が講師を派遣するという形をとっている。実際の実施方法は、講師と団体と打合せの中で決定する。今回はコアルックが主催で、学内に講座を開放して実施する。
誰でも参加できるものとしては、市民講座で実施するという方法もある。

委員 出前講座について、一般市民も聞きたいと思う内容であったし、長久手に住んでいる学生に伝えたい内容である。大学生は元々長久手市に住んでいる人だけでなく、全国から集まってきている。
また、長久手市に住む子どもたちに向けてデートDVの講座を実施してほしい。例えば、今回の講座を、子どもたちに向けてオンラインで発信できる形にしたり、録画しておいて、後から誰でも見れるように配信したりはできないか。

会長 無条件で、市民に講座をするのは、講師にとっては難しいので、一定の制限は必要だと思う。ただし、地域連携は大学の宿命であるため、大学の地域連携担当と話をしつつ、市民講座とか地域にひらかれたものにしていくことが現実的だと思う。

事務局 今回デートDVをはじめて取り上げるが、講座をどこまで公開できるのかという問題がある。
市民講座のテーマとしてとりあげていく形となれば、市民の公開対象となる。来年度の講座のテーマの候補としてあげていく。子ども家庭課で予算等があれば、そちらも活用していく。

事務局 学生団体からは出前講座を受けて、勉強した結果で、周知できるリーフレットなどを作成したいと話をいただいている。

会長 企画者が得た知識を還元していく必要がある。デートDVは年齢に応じて周知する内容が変わってくると思うので、一度に色々な年齢の人を対象にするのは難しいかもしれない。

委員 高校では総合の授業などで人権にからめて話をする。中高生のほうが、SNSなどで情報を知っている。学校で適切な情報を提供することも大切である。

委員 資料2の相談件数について、(2)は増えているが、コロナ禍が影響していると理解すればいいか。

事務局 断定はできないが、離婚の問題や、生活費の問題など、新型コロナウイルス感染症の影響があった可能性はある。

委員 相談件数が増えることは、半分は悲しいことだが、相談の窓口の周知が広まったと見ることもできる。経年変化を見る必要がある。

委員 女性相談の相談員として、月に2回相談を受けているが、女性が声をあげていると感じる。警察を呼んだり、シェルターに入るようなDVは無かった。

事務局 過去を振り返ると、DVでシェルター施設に保護するようなケースがあったときには何回も相談を受けるので、相談件数が増えている。今回はそういったことはなかった。

委員 令和3年度の実績の部分は、例えば資料2のNO,1、2の窓口相談カードの作成をした結果どうだったかなど、事業を実施した結果までわかるとよい。

事務局 相談窓口カードについては、生活協同組合コープあいちに依頼して80枚ほど配布してもらった。

⑵ 男女共同参画情報紙について

資料3に基づき事務局より説明。

委員 にじいろは今回NO.17だと思うが、番号が記載されていない。自分らしくも今回NO.11だと思うが、番号が記載されていない。
大学との地域連携ということで、この情報紙も作られていると思うが、ここ数年愛知淑徳大学の学生が作成している。今後も5年10年と愛知淑徳大学と連携していくのか、それとも他の大学の学生にお願いするのか。地域連携を行うことはいいことだが、インタビューから編集にかけて全部大学生がやっているとなると、本当に地域の皆さんに伝えたいことが伝えられないのではないか。コロナ禍で苦しい生活をされている方など、DVだけに関わらず、虐待だったりだとか、今の作成方法では掲載ができないのではと思う。まずは、今後も愛知淑徳大学に作成を依頼し続けていくのかどうかというのをお答えいただきたい。

事務局 テーマについても、作成者についても決まっていない。

会長 どのように作成者を募集しているのか。

事務局 募集という形はとっていない。今後、作成の主体をどうするか、検討が必要になる。

委員 大学生が作るコーナーなど、一部分をお任せするのはいいと思うが、他の部分は市で紙面を確保し、地域の方々が必要な情報を掲載していく紙面の作り方に変えていくというのも一つの手である。

事務局 昨年、一昨年の「にじいろ」に関しては、職員で編集した経緯がある。作成の方法や、どのような形でテーマをとりあげ、記事にしていくのか早く展開できれば、審議会に諮っていきたい。

委員 今回、大学生が長久手市国際交流協会にインタビューされている内容は、すばらしい。例えば、ジェンダーの男女格差を示すジェンダーギャップ指数日本は153か国中121位だったと思うので、マレーシア、オーストラリア、中国、ベトナムのジェンダーギャップ指数はどうなのかというのも表記されると内容が広がるのではと思った。
また、中面の文字が全部黒色なので、大事な言葉を赤い文字にするとか、言いたいことが一目でわかるようになっているといい。文字の量も多いので、要約するなどの工夫があるといい。

会長 インタビューはかなり短く要約していると思う。これ以上短くするのは難しいと思う。メリハリをつけるとよいと思う。この情報紙の対象は市民か。

事務局 一般市民向けの内容になっている。

事務局 フォントの変更など、見やすい形になるように編集する。ジェンダーギャップ指数については、個人の置かれた環境の中でのジェンダー感についてインタビューをしているので、国の状況について掲載するのは難しい。今回は掲載できないかもしれないが検討する。

会長 日本語教室のPRをしてもいいかと思う。今後は学生に丸投げではなく、テーマをもって投げかけてもよいと思う。

委員 最終ページの男女共同参画川柳・川柳の児童生徒の名字と名前の間が開いている人とそうでない人がいるので、統一してほしい。

資料4に基づき事務局より説明。

委員 長久手市男女共同参画情報紙のところに、いつも中学生向けと括弧書きしてあるので記載をしたほうがよいと思う。
あと、「自分らしく」は過去、白黒で印刷していた。予算の関係で白黒であるということであったが、これからはカラーでの作成になるのか。

事務局 現状として今作成段階で両方ともカラーという形で作成しているが、印刷業者との調整には入っていない。現状として可能であれば、両方ともカラーで作成できるように調整を進めていきたい。

会長 生徒の答えが、4つあるが、4人の生徒の答えだと思う。一人の生徒の答えに見えるので、デザインで調整してほしい。案ができた段階で、内容を検討する。

委員 市内に中学校が3校ある。インタビューを受けてるのは長久手中学校だが、長久手中学校だけに絞ったという理由はあるのか。他の中学校の生徒会役員の意見も掲載してもらうと、配布された際、とても身近に感じるのではないかと思う。

事務局 今回は、長久手中学校の委員に審議会に出席していただいており、取材に快諾いただけたというところもあり、長久手中学校に取材を行った。

会長 言い訳かもしれないが、コロナ禍なので、一校にしたというのはしょうがないのではないか。あと、裏面が中央によっているので、調整してほしい。

委員 インタビューを実際1時間以上受けて、生徒もがんばったが、質問内容からみて目的が達成できるか心配していた。コメント欄がとても重要になるので、できた段階でしっかり意見をいただいた方がいいと思う。生徒の答えだけで作ろうとすると、思いが伝わらないので、意見をいただきたい。

事務局 情報紙については双方そろった段階で、委員に郵送で送付して、意見をいただきたい。

会長 では進行を事務局へおかえしする。

事務局 以上で男女共同参画審議会を終了する。

会議資料

この記事に関するお問い合わせ先

くらし文化部 観光商工課 商工振興係
〒480-1196 愛知県長久手市岩作城の内60番地1

電話番号:0561-56-0641
ファックス:0561-63-2100

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