ヤングケアラーについて

更新日:2022年12月22日

ヤングケアラーとは

家族にケアを要する人がいる場合に、大人が担うようなケア責任を引き受け、家事や家族の世話、介護、感情面のサポートなどを行っている18歳未満の子どもをいいます。令和2年度の厚生労働省の調査では、調査に参加した中学校の46.6%、全日制高校の49.8%にヤングケアラーが「いる」という結果になっています。また、同調査では、「家族の中にあなたがお世話をしている人はいますか」という質問に対し、「いる」と答えた中学2年生は5.7%にのぼりました。これは、回答した中学2年生の17人に1人がヤングケアラーだったということになります。

ヤングケアラーは、年齢や成長の度合いに見合わない重い責任や負担を日常的に負うことにより、「学校に行けない」「宿題などの勉強をする時間がとれない」「友達と遊んだりおしゃべりする時間がない」「部活動や習い事ができない」等の影響があり、子どもの健やかな育ちや教育、将来に影響があると考えられます。

「家事や家族の世話で大変」と悩みをかかえていたり、「自分はヤングケアラーかもしれない」と思ったら、気軽にご相談ください。また、ヤングケアラーは、家庭内のデリケートな問題があり、本人や家族にも自覚がないため表面化しにくいと言われています。周りの人たちで「あの子はヤングケアラーかもしれない」と気づいたら、ご相談ください。

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〒480-1196 愛知県長久手市岩作城の内60番地1

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