令和2年度第1回長久手食育推進支援会議

更新日:2020年11月30日

会議詳細

開催日時

令和2年10月16日(金曜日)午後2時から午後3時30分まで

開催場所

エコハウス 多目的室

出席者氏名(敬称略)

会長 安達内美子

委員 野々山雄士
委員 口野孝典
委員 さいとうけいこ
委員 佐藤美桜子
委員 加藤三恵

事務局
建設部長 水野泰、同次長 川本保則、みどりの推進課課長 矢野克明、
同主幹 加藤明、同課長補佐兼農政係長 水野広道、
同主事 井谷葵、吉田航輔

担当課
子ども未来課指導保育士 加藤七保美
教育総務課指導主事 谷村秀史、同課専門員 秋田桂子

欠席者氏名(敬称略)

委員 石原恵子

委員 小島伸哉
委員 青山光子

委員 水野達也

審議の概要

(1) 食育推進計画に関する取組の進捗状況について(報告)
(2) 食育推進計画に関するアンケート調査について
(3)今後のスケジュールについて

公開・非公開の別

公開

傍聴者人数

なし

問合先

建設部 みどりの推進課 農政係
電話0561-56-0620

会議録

1 あいさつ

議事に先立ち、事務局より建設部長あいさつ

 

2 議題

(1) 食育推進計画に関する取組の進捗状況について(報告)

事務局説明要旨

令和2年9月29日に開催された令和2年度第1回食育推進部会の結果を中心に、本市の食育事業の進捗状況について、資料1(調査シート)に沿って報告した。資料1は、食育推進基本計画にある基本目標に沿って、年度ごとに各事業の進捗状況を集約したものである。昨年度と比較して変更や改善点がある事業を抜粋し説明した。

ア 基本目標3-1 取組項目ア「むだや廃棄の少ない食事づくりの推進」

担当課:環境課

充実した点として、平成30年度までは無料で開催していた親子・エコクッキングを令和元年度からは一人あたり250円の参加料を徴収して実施した。講師の充実や地元食材として米粉を利用したメニューにチャレンジした。親子・エコクッキングは夏休みに行っているため親子で参加しやすく、参加料も安いので人気とのこと。また、参加料の250円について、参加者にアンケートを行ったところ「負担に感じない」との回答がほとんどであった。

イ 基本目標3-3 取組項目ア「農を通じた交流の促進」

担当課:みどりの推進課

あぐりん村について、利用者数は平成30年度と令和元年度とは大きく変わらない。今年度は売場面積増床のための増築工事を実施しており、今年度末に完成する予定。また、来年度も再整備事業の計画があることから、引き続き新たな集客に向けて力を入れていく。

ウ 基本目標4-1 取組項目ア「ボランティア活動の支援」

担当課:たつせがある課

令和元年度に北小校区の共生ステーションが完成し、今年度の9月に南小校区の共生ステーションが完成した。現在は新型コロナウイルスの影響で行えていないが、キッチンの貸し出し事業を行うとのことで、食育の推進に向けた新たな取組に期待がかかる。また、共生ステーションではないが、現在建設中のリニモテラスの中にもキッチンスタジオを設ける予定である。

昨年度の各課の取組からの変更点は、以上である。また、今年度は新型コロナウイルス拡大防止の観点から、子ども未来課が行っている小学生クッキングの中止、小中学校での調理実習の中止、平成こども塾での事業の減少等が生じてしまっていることを報告させていただく。

発言要旨

委員:

地域共生ステーションのキッチン貸出事業について、個人でも借りることはできるのか、団体でないと借りることができないのか。また、既に開設している市が洞共生ステーション等にもキッチンスタジオはあるのか。

事務局:

個人でも借りられるかどうかは、申し訳ないが担当課に確認をしておく。また、既に開設している共生ステーションに関しても、キッチンスタジオは設置してある。

 

委員:

取組項目「むだや廃棄の少ない食事づくりの推進」の環境課の取組の中で、親子・エコクッキングの参加料を250円徴収することとし、講師の充実を図ったとあるが、具体的にどう充実したのか。取組項目「農を通じた交流の促進」の中に記載のある、あぐりん村の利用者は市内からと市外からの内訳はわかるのか。また、まちなか農縁について、活動していないようだが、今後の活動予定等はあるのか。取組項目「ボランティア活動の支援」の概要の中で「食に関する根本的な知識の普及を図りつつ、市民の取組が活性化されるよう」とあるが、何か具体的に行っている取組はあるのか。

事務局:

親子・エコクッキングの講師の充実に関しては、無料の時は東邦ガスの社員が行っていたが、参加料を徴収することによって講師を外部発注できるようになったとのこと。あぐりん村の利用者数に関しては、レジの通過者で数えているため、市内からの人なのか市外からの人なのかは分からない。また、まちなか農縁に関しては、名古屋外国語大学の学生と協力して行っているが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から今年度は活動ができていない。また、まちなか農縁事業は開始して5年が経過しているため、事業の成果を今後検討していく必要があると思っている。共生ステーションでの具体的な取組については、担当課不在のため申し訳ないが回答しかねる。

会長:

あぐりん村の利用者に関して、市内からの人を重視することも大切だが、市外から長久手市に人が来ることにも価値がある。

 

委員:

小学校や保育園がコロナウイルスの影響で休みになったことで、他の自治体では給食のロスが多く出たとニュース等でよく聞いたが、長久手市ではどうだったのか。

担当課:

給食発注のキャンセルが出来る業者と契約しているので、大きく給食のロスが出たとは聞いていない。

 

会長:

今回は令和元年度の取組についてが議題となっているが、令和2年度の取組が新型コロナウイルスの関係でどうなっていくか心配なところである、こういった状況の中でも何か工夫して行っている取組はあるのか。

事務局:

平成こども塾の事業も縮小してしまってはいるが、講師の調理の手本を現場で確認し、家で実践できるような取組等を工夫しながら行っている。

会長:

来年度以降もどうなっていくかは分からないが、本当に困っている人が取り残されてしまうことがないようにしていかなければならない。

(2) 食育推進計画に関するアンケート調査について

事務局説明要旨

資料2(食育推進計画に関するアンケート調査(案))に沿って説明した。現行の長久手食育推進計画の期間が今年度までとなっていることから、現行計画の数値目標の確認と、令和3年度に策定予定の次期計画の課題等の調査を行うため、今年度にアンケート調査を行う旨を説明。また、中間アンケートとの変更点を説明した。

発言要旨

委員:

小学校5年生用のアンケートの中で、晩ご飯・給食・晩ご飯という順番で問が作られているが、内容毎に問の順番を揃えた方が良いのではないか。

事務局:

問の順番を揃えるようにする。

 

委員:

保護者用アンケートの問27の中に孤食や欠食といった単語が出てくるがもう少し分かりやすい言葉にした方が良いのではないか。

事務局:

そのようにする。

 

委員:

保護者用アンケートの問36「あなたは、これまでに長久手市で開催している食育の取組の中で、開催されていることを知っているものはありますか」とあるが、どこまでを知っているとするのか。参加したことがあるかを問うのはどうか。

会長:

参加したことがある取組の人数は、事務局で把握できているので、聞いたことがあるレベルで良いかと思うがどうか。

事務局:

事業の参加人数に関しては、各課に聞き取りを行っている。聞いたことがあるレベルで良いかと思う。

 

委員:

保護者用アンケートの中に、職業を問う問があるが、必要か。

事務局:

次期計画にどういった形で取り入れていくかは未定だが、何か職業によって朝食を摂るか摂らないか等の傾向があるかもしれない。ここまで細かく聞く必要はないかもしれないが、必要な問だとは思っている。

 

会長:

現行計画では、食を通じて「健康な体をつくる」「豊かな心を育む」「環境に優しい暮らしを築く」ことを基本目標としているが、その中でも国の計画では環境の面が強くなってきている。そこで、環境のために食事ができる人は、その地域に愛着がある人なのではないかという仮説を考えた。こういった思いがあり、保護者用アンケートでいうと問6「あなたが長久手市にお住いになられてからの年数を教えてください」、問7「あなたは、あなたの住んでいる地域に愛着がありますか」という問を新たに追加した。地域に愛着がある人が、どういった行動をとっているのかが分かる問となっているが、どうか。

委員:

私自身は長久手市に愛着をもっているが、地域のスーパーに長久手市産の野菜などが売っていないことが多い。

会長:

そういったことを含め、例えば長久手市産の野菜を売っていくためにはどうしていくのか等を次期計画に盛り込んでいければと思う。

委員:

農業人口は減少傾向にあるとニュース等でよく聞く。長久手市内にも耕作放棄地になってしまっている土地もたくさんある。農業をやりたい人が、そういった土地でやっていけるような取組が必要かもしれない。そういった中で地域への愛着も生まれていくのではないかと思う。

 

委員:

保護者用アンケートの問12、13が少し難しい内容と感じる。もう少し分かりやすい書き方にした方が回答しやすいと思うがどうか。

事務局:

書き方に関しては再考する。

(3) 今後のスケジュールについて

事務局説明要旨

資料3(今後のスケジュール)に沿って説明した。食育に関するアンケートを12月中旬頃までを目途に行う。次回の食育推進支援会議は令和3年の3月頃を予定している。その際にアンケート結果の報告と、次期計画に向けた課題等について議論していただく予定である。また、令和3年度は市民ワークショップを3回ほど行い、年度末に第3次長久手市食育推進計画を策定する予定である。

 

会議資料

この記事に関するお問い合わせ先

建設部 みどりの推進課 農政係
〒480-1196 愛知県長久手市岩作城の内60番地1

電話番号:0561-56-0620
ファックス:0561-63-2100

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