木村さゆり(平成30年第3回定例会)

更新日:2020年11月30日

1 防災・減災対策について

 記録的な豪雨に猛暑、迷走台風と、今夏の列島は異常な天候に見舞われている。気象庁は7月の豪雨と猛暑を「30年に1度よりも発生確率が低いという意味で異常気象だ」と総括した。激甚化を前提に本市の防災・減災対策における課題と今後のあり方について伺う。

  1. 暴風雨、猛暑などの具体的な対策はどのようか。
  2. 被害を最小限に抑えるため風水害のタイムラインの策定について見解を伺う。
  3. 災害時の情報伝達手段の課題について伺う。
  4. 災害時の医療体制について伺う。
  5. 平成28年第4回定例会にて日本気象協会の防災アプリを提案したが、その後どのように検討されたのか。
  6. 急傾斜地崩壊危険箇所について対策事業の進捗状況はどのようか。
  7. 気象庁は連日の猛暑を「一つの災害」と位置付け、命を守るよう緊急の呼びかけを行ったが、来年度設置予定の小中学校普通教室以外でクーラーを設置していない公共施設はあるのか。

2 フレイル(虚弱)予防で健康寿命の延伸を

 2016年6月に閣議決定されたニッポン一億総活躍プランの中に、元気で豊かな老後を送れる健康寿命の延伸に向けた取り組みとして「フレイル対策」を盛り込み、2018年度から全国展開を掲げている。

  1. 本市の介護認定者数の5年間の推移と特徴について伺う。
  2. 6月16日東名古屋長久手医師会が開催した「オーラルフレイル」についての講演会の詳細について伺う。
  3. フレイル対策に対する本市の見解を伺う。

3 小児がん対策について

  1. 乳幼児健診における小児がんの早期発見について
    • ア 我が国では小児の死亡原因の第一位はがんとなっている。小児がんの患者と家族は、発育や教育への対応など成人のがん患者とは異なる課題を抱える。小児がんの発症数は年間に2,000から2,500人と少ないが、小児がんを扱う医療施設は全国に200程度しかなく、小児がん患者は適切な医療を受けられないことが懸念されている。国では、昨年から全国15か所に小児がん拠点病院を指定し、質の高い医療の提供と相談体制の充実を図っている。そこで、小児がんの早期発見のために市としてどのような取り組みを行っているのか。
    • イ 小児がんの中には網膜芽細胞腫という目のがんがある。発症は出生児15,000から16,000人に1人と少ないが、このがんは5歳までに95%が診断されており、その多くは家族が子どもの目の異常に気づき受診に至っている。素人でも病状に気づきやすい小児がんとも言える。腫瘍が眼球にとどまっている場合、眼球を摘出しないで、可能な限り残す方針で治療することが多い。そのためには、早期発見が重要なことは言うまでもない。網膜芽細胞腫は「白色瞳孔」や「斜視」の症状が現れるので、これらを乳幼児健診でチェックできれば早期発見につなげることができる。
       そこで、乳幼児健診の医師アンケートの「眼」の項目に「白色瞳孔」を追加してはどうか。
  2. 乳幼児や小学生が受ける無料の予防接種により、はしかなどの感染症に対する抗体ができ、病気を予防できる。しかし、抗がん剤治療や骨髄移植を受けるとこの抗体が失われることがある。そのため、その際のワクチン再接種は全額自己負担となってしまう。名古屋市は4月から、抗体を失った子どもへの再接種費用の全額助成を始めた。本市においても上記の理由により任意で予防接種を再接種する方に対して経済的な負担軽減及び感染症予防を目的として再接種費用を助成しないか。

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