じんの和子(平成30年第3回定例会)

更新日:2020年11月30日

1 給食の宅配等の介護保険特別会計への移行は高齢者福祉の後退ではないか

 日常生活を営むのに支障のある65歳以上の一人暮らしの方や75歳以上の方のみの世帯を対象に、一般会計で実施していた高齢者福祉、給食の宅配とワンコインサービスを特別会計の地域支援事業に移し、介護保険料で事業費を一部負担させるようにした。高齢者福祉の後退でないのか。

  1. 本市の65歳以上の方の第7期介護保険料の基準月額はいくらか。また、第6期よりいくら増加したか。
  2. 何のために特別会計に移したのか。一般会計の抑制が目的なのか。
  3. 「給食の宅配」などの利用者増は、今後の介護保険料の大幅値上げに繋がるのではないか。

2 避難所に災害用マンホールトイレの整備をしないか

 災害はいつ訪れるかわからないが、災害を想定していかに乗り越えるかが、行政や議会の最重要課題だ。過去の大規模地震や関東東北豪雨の教訓を踏まえると、災害が発生し避難生活を体験した方が一番困ったことのひとつはトイレ環境、衛生上の問題である。トイレに行くのを我慢して膀胱炎になったり、夜にトイレに行くのを恐れて水分摂取を控えるため「エコノミークラス症候群」の原因となる。他にもトイレを通して下痢、嘔吐などの感染症の拡大といった2次災害と呼べる課題がある。

  1. 避難所での避難生活において、ライフラインが途絶した場合に備え、避難者向けトイレについての本市の現状と課題はどうか。
  2. 国土交通省は、災害時に被災者が“使いたい”と思えるマンホールトイレを整備するためのガイドラインを策定、自治体への補助制度を通じ普及を促している。避難所にマンホールトイレの設置が大事であることの認識はどのようか。
    また、避難所に災害用マンホールトイレの整備を進めないか。

3 事務事業の外部評価について

 市では、市民に対する説明責任の実現、業務改善や職員の意識改革を目的に事務事業評価を実施している。また、この評価の透明性や客観性を高めるために外部評価を実施している。今年度は行政改革推進委員会委員(9名)と公募の外部評価委員(9名)も加わり、7月30日から8月6日まで、計12事業の外部評価が実施された。

  1. 公開で行う以上、傍聴者の少なさが課題であるがどのように捉えているか。
  2. 外部評価を行う事務事業をどのように選定したのか。
  3. まとめ、講評に対してどのように対応か。

4 長久手市中央図書館の利用促進とLLブックについて

  1. ビブリオバトルとは、子ども達(発表者)が自分のおススメの本を一冊紹介し(5分以内)、聞き手がどの本を最も読みたくなったかを、参加者全員で投票して「チャンプ本」を決める書評合戦である。ヤングジェネレーションに合わせた活動イベントとして、長久手市中央図書館においてビブリオバトルを開催しないか。
  2. LLブックは、知的障がい者や学習障害などのある方や、日本語を母語としていない方など、通常の活字図書の利用が困難な人にも理解できるように、絵や写真、ピクトグラムという絵文字を多く使い作られたやさしく読みやすい本のことだ。LLブックを長久手市中央図書館や各小中学校の学校図書館に導入できないか。

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