山田かずひこ（平成30年第3回定例会）

 大学の研究者などで構成される「あいち保育労働実態調査プロジェクト」が平成29年11月から平成30年2月までに愛知県内の公立、私立の認可保育所などで働く保育士、園長らを対象に実施した労働実態調査結果から、保育士のサービス残業が常態化していることがわかった。保育士は正規の5,335人と非正規5,311人が回答した。この規模での調査は全国初という。調査結果により、正規職員の月の残業時間は平均18.9時間で、7割を超える保育士が残業時間以外にも、自宅で持ち帰った仕事をしていることがわかった。

1. 本市における公立保育園の正規職員の月の残業時間は何時間か。
2. 公立保育園の雇用形態別の人数の推移はどのようか。

 年々増加する扶助費に加え、今後予定している公共施設の建設費や改修事業、インフラ資産の維持管理費、まちづくり、こども・教育、福祉・健康への予算配分が必要とされ、今後本市の財政運営が厳しくなる。

1. 平成28年度財政力指数1.07％、経常収支比率86.8％、実質公債費比率マイナス1.1％をどのように評価し、また、類似団体との比較から本市の現状をどのように捉えているのか。
2. 平成30年度から平成34年度までの中期財政計画では、平成32年度に市債の借入額が20億8,800万円と集中しており、元金償還をした後の34年度末の市債が108億5,600万円と増えている。中期財政計画を作成することで、将来に向けて持続可能な財政運営が担保されていることを示すものと考えるが、この計画で問題ないか。

 市役所で使用しているパソコンには、市民の大切な個人情報がたくさんデータとして記録されている。個人情報の流出等のトラブルが起きないよう、パソコン処理には注意が必要とされる。
 職員が使用している庁舎内、関連施設のパソコンやサーバ等機器の情報セキュリティはどのような管理をしているのか。