じんの和子(平成28年第4回定例会)
1 骨粗しょう症検診の導入を
厚労省の「国民生活基礎調査」(2013年)では日常生活において介護や支援が必要となった主な原因として、「骨折・転倒」が12%という結果がでている。女性高齢者の寝たきりになる主な原因に骨粗しょう症があり、女性ホルモンの影響をうけ歳とともに骨量が減り、些細なことで骨折しやすくなってくる。自分の骨密度がどの程度なのかを知ることはその後の健康寿命を延ばすうえでとても大切である。
- 骨粗しょう症の認識はどのようか。
- 女性の健康づくり事業で行っていた骨粗しょう症検診を、本市は15年前にやめた。やめた理由と、現在における近隣市町の取り組み状況はどのようかを把握しているか。
- 近隣市町の検査方法、対象年齢などについて把握をしているか。
- 骨量検査は、70代になってやっても遅い。自己負担があってもよいと考えるが、節目検診ということで、がん検診のように特定健診とあわせて骨粗しょう症検診の導入をしないか。
- 介護予防推進事業として実施している「いきいき倶楽部」や保健センターで実施のパパママ教室などにおいて、市民まつりで行われている骨密度測定を実施できないか。
2 公園と公園愛護会制度の課題について
公園愛護会の活動は、地域の身近な公園を住民自ら管理することを通じて公園に対する愛着を深めていただく活動である。地域の事情やニーズが大きく変化する中で、現在ある公園に主体となる愛護会がないところがある。地域の多様な活動主体の参画を促し、市民協働の公園愛護会制度の充実に努めていくべきと考える。
- 公園愛護会の主な活動内容と目的はどのようか。公園愛護会活動の主体は子ども会と限定しているのか。
- 公園数の総数はいくつで、愛護会が管理に関わっている公園数は現在いくつか(愛護会普及率)。目的達成のためには、全ての公園の管理に愛護会が関わってもらいたいと考えているか。
- 公園愛護会は地域住民に余り周知されていない。周知・理解していただくために、どのように取り組んできたか。
- 愛護会と連携を図り様々な課題に対処するために、例えば『愛護会交流会』といったような意見交換会を開催するべきではないか。
- 下山土地区画整理事業地内に街区公園が予定されている。公園づくりの計画段階から地域住民と話し合い地域にあった公園をつくっていく考えはあるか。また、その時に公園愛護会発足のための情報提供やPR活動をしていかないか。
3 保育園事業について
- 認可外保育所である企業主導型保育所に関して市が関われる権限はどのようなものか。
- 「小規模保育事業所」、定員19名以下の施設が新たに五合池に開設される。0歳から2歳児対象なので3歳児になると次の保育施設を捜さなければならない。地域型保育所卒後の受け入れ不足が顕在化する心配はないか。
- 今年8月に子育てコンシェルジュを配置したが、4か月間の実績はどのようか。
- 本市は国基準を上回る手厚い保育士配置を行っているか。民間保育所においても内規により同水準が規定され確保されているか。国の最低基準を超える、市独自の基準を今後も維持することで保育行政を進める方針か。
- 長湫北保育園の開園に向けて、保育士確保は重要課題である。待機児童解消と保育士の処遇改善はセットの問題である。保育士の賃金格差実態についてどのような認識か。
- どれだけの保育士が北保育園では必要と試算しているか。
- 保育士の確保・処遇改善に向けてどのように取り組んでいるか。
- 正規保育士の増員についての考えはどうか。
4 災害時におけるペット同行避難について
環境省は平成25年8月、災害時におけるペットの救護対策ガイドラインを示し、ペット同行避難を原則として位置づけ、自治体が災害の種類や地域の実情に応じた独自の災害対策マニュアルを作成する際に、ペット対策を検討する参考となるようにした。避難所におけるペットの飼養ルール作りは円滑な避難所運営にとって急務な課題である。正しく理解していないと避難所の入口近くで混乱となる。
- ガイドラインの公表についてどのような受け止め方をしているか。
- 災害時におけるペット飼育世帯の避難対応について、飼い主が平時からとっておくべき対策や心構えはどのようなことと考えているか。
- 「避難所開設運営マニュアル」にペット同行避難を盛り込んでいくのか。
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更新日:2020年11月30日