大島令子(平成28年第3回定例会)

更新日:2020年11月30日

1 リニモ公園西駅の横断歩道橋階段のスロープの必要性について

  1. 本年5月臨時議会で横断歩道橋新設工事請負契約の締結議案が審議された。この審議過程で歩道橋の階段に自転車やベビーカー用のスロープがないことや、歩道橋の北側は支柱や階段の接地面がイケアの敷地内になっておりこの用地232平方メートルはイケアから無償で貸与され、万が一イケアが撤退する時は無償譲渡される契約である事が判明した。本会議では6名の議員が反対したが議案は可決され、スロープ付き階段ではない歩道橋が新設されている。スロープがないことのメリットとデメリットは何と考えているか。
  2. この歩道橋は公園西駅周辺区画整理事業の区域がリニモを挟んでいるので、地域が南北に分断されないために市民からの要望で設置されると聞いていたが、現実的にはイケアの利用者のためである。しかしイケアには1400台の駐車場が造られる。市民のための歩道橋ならば自転車等も利用できるように階段にはスロープが必要ではないか。歩道橋の設計について、公園西駅周辺土地区画整理事業区域とリニモ公園西駅南の2箇所の地区計画による民間宅地開発地域を含めた計3か所の地域全体の交通対策をどのように調査して設計依頼したのか。
  3. 階段にスロープがないため自転車は歩道橋のエレベータを「利用できる」としている。(エレベータの定員:イケア側11人、リニモ駅側:24人)5億5千万という巨額の支出を伴う新規事業にもかかわらずユニバーサルデザイン、バリアフリーの観点が欠如している。日本一の福祉のまちを目指している市長はいつの段階でこの事実を知ったのか。現行のままで納得しているのか伺う。
  4. 近い将来この地域には約3000人ほどの人々が住む若い街ができる。自転車やベビーカー等のスロープが必要になった時の対応策の必要性を考えているか。

2 育休退園制度の見直しについて

 出産後、産後休暇期間が終わると3歳未満児は保育園を退園させられる。この制度は職場復帰への不安をあおり共働き世帯に対して安心して第二子、第三子出産の障壁にもなっている。市は一貫して待機児童と表裏一体との考えだ。この為、3歳未満児の保育園定員を、小規模保育園で平成28年度12名増、平成29年度で13~19名増予定、長湫北保育園移転新築で40名増、合計65~71名の定員増とするなど短期間で成しえそうな現状だ。10月には来年度の保育園入所受付が始まる。3歳未満児の定員増と連動して育休退園について真摯に向き合い来年度廃止をめざし、若い世代の社会進出を応援するべきではないか。

3 文化の家に専任の館長職を設置しないか

 文化の家は稼働率も高く、自主事業も多い。昨年度から館長の人事を部長兼務とした意図は何か。来年2月から大規模改修工事が始まり文化の家も第二ステージに入る。今後より一層文化芸術の発進が増していくと考えるが、改修後も現状の部長兼務という形をとるのか。

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