じんの和子(平成28年第3回定例会)

更新日:2020年11月30日

1 自治基本条例制定に向けて

 2000年の地方分権一括法の施行をきっかけに、全国各地の自治体で「自治体の憲法」ともいわれる自治基本条例(まちづくり基本条例)を制定し、この条例に定めた基本ルールにのっとって、市民・議会・行政がそれぞれの役割を果たしながら、まちづくりや行政運営を進めていこうとする自治体が増えている。成果は見えていないが、条例制定に向けての取組みが始まって4年が経過した。住民主体の条例づくりとなるよう現況と今後を伺う。

  1. 条例制定はいつを目指していくのか。
  2. 平成24年度から27年度までで、約780万円の支出となっている。やってきた主な内容はどのようなことか。
  3. 自治基本条例は住民自治の視点が基本となるが、策定過程における市民参画はどのように行うのか。
  4. 自治基本条例を作成する上での論点となりそうな内容項目、留意事項はどのようなことと考えるか。
  5. 自治基本条例は自治体の基本ルールを定めるもので、市民の協働が不可欠である。総合計画には住民と行政が協働するまちづくりを進めるとあり、「新しい公共」の担い手としての意識の醸成などを進めるとある。本市の協働は充分に機能しているか。
  6. 自治基本条例に関して実践した取組みを、誰の目にもわかるように案内、報告していくのか。意見交換や議論は1年以上かかる。検討経過を広報ながくて紙面で紹介していくべきでないか。

2 利用者の幅広いニーズに応えるために配食サービスは複数の委託業者で

 配食サービスは、身体等が虚弱で日常生活に支障があり調理が困難な65歳以上のひとりぐらし、75歳以上の高齢者のみの世帯の方に、年末年始を除いた日の昼食を宅配する事業である。また、安否確認もかねて昼食を手渡ししている。現在、利用者負担額は1食300円、市の負担は370円である。平成26年度からは利用者が大きく増えた。委託業者を増やし、中長期的な見通しを立て対応するべきでないか。

  1. この事業の目的は何か。
  2. 過去3年間(平成25年度~27年度)の利用者数と延べ配食数、それに伴う事業費の推移はどのようか。
  3. 現在、配食サービス委託業者は1者か。近隣市町はどのようか。
  4. 利用者負担額の300円は近隣市の同類事業と比較しどのようか。
  5. 配食サービス委託業者を増やし、価格やメニューの選択幅を増やすべきではないか。

3 古戦場公園内の郷土資料室などの再整備について

 古戦場公園内にある郷土資料室には、一日約90人の方が来訪と聞く。本市では、現在、古戦場公園再整備基本計画を策定中である。古戦場野外活動施設も見直しされ、郷土資料室も新たな枠組みのレベルアップが必要となる。ふるさと長久手を愛する心を育み、市民とともに歩み続ける郷土資料施設として、人と人をつなぐキーステーションとなることを目指すべきと考える。

  1. 来所者数の見通しはどのように想定しているか。
  2. 古戦場公園再整備基本計画策定後のスケジュールはどのようか。
  3. 古戦場公園配置計画図(案)には、文化財(歴史資料など)の収蔵庫(保管場所)がない。文化財の保管・管理についての計画はどのようか。
  4. 歴史資料や民俗資料の展示はどこに設ける計画か。2か所に分けての展示を考えているのか。
  5. 再整備基本計画(案)にあるガイダンス施設での展示の目玉は何を考えているか。
  6. 整備後は、常駐の学芸員を直営で一人は置くべきでないか。

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