田崎あきひさ(平成28年第1回定例会)

更新日:2020年11月30日

1 長久手市には空き家対策について所管する部署がないことについて

 全国の自治体で課題となっている空き家対策について長久手市には所管する窓口がないことが判明した。 (平成28年2月15日現在)
 空き家対策には定住推進としての施策(空き家バンク登録)と防災、防犯、衛生、景観面としての施策(取り壊し撤去等)の切り口がある。
 空き家対策における諸課題についての洗い出しと、包括的な所管をする担当課・ワンストップ窓口の設置を早期に対応していただきたいが市長の見解はどのようか。

2 古戦場公園和弓場の存続について等

 古戦場公園再整備事業について平成27年度は、『歴史文化を継承し、郷土の歴史を学び親しむ場として、施設を含めた古戦場公園一帯を再整備するために、平成26年度策定の基本構想に基づく基本計画を策定する』といったものであった。

  1. 平成28年度実施設計、29年度工事というスケジュールが遅れると聞くがどうか。また、その原因と理由は何か。
  2. 和弓場については西側ゾーンへの移設も含め新たな場所提供を検討するという方針の記載があるが、和弓場利用者を中心に『「古戦場公園再整備基本計画」において廃される可能性のある和弓場の存続を求める署名』が1月29日、3,467名の署名とともに提出された。和弓場は存続されることとなるのか。また、存続においての課題は何か。

3 教科書選定について

 長久手市立小中学校の教科書を採択する権限は本来、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条第6号の規定により所管の教育委員会に属する。平成27年度は中学校教科書の採択替えの年であった。平成28年度は社会科(地理公民歴史)と美術の教科書が変わる。

  1. 文部科学省によると教科書会社が検定中の教科書を県内157人の教員らに見せて謝礼を渡していたとされるが、今回謝礼を渡していたとされるうちの二社の教科書に採択替えされた。また、採択権を持つ自治体の教育長らに中元や歳暮を贈った会社があったこと等の報道もあるが、今回の教科書採択に影響を与える立場にいたり、採択の公正性に疑念を生じさせるような言動や行動があったりということはないといえるか。
  2. 本市の平成23年度7月定例教育委員会での「平成24年度小中学校教科書の採択」において、本市教育委員会では尾張東地区協議会での議事録やその教科書選定理由書等が資料として付されることもないまま教科書採択がされていたことが分かり指摘した。昨年は改善されたか。
  3. 教科書選定のプロセスなど、教科書採択に当たっては、教科用図書の無償措置に関する法律をはじめとする関係法令により、その方法、手続が定められている。今後は採択に関する情報を公開していくことも重要であり教科書選定のプロセスや、各教科書に対する評価結果、選定理由など市のホームページ等で情報公開すべきであると考えるが可能か。
  4. 愛知県教育委員会が開催する尾張東部採択地区の教科書展示会(教科書センター)所在地は瀬戸市立図書館もしくは小牧市立図書館である。展示期間中、長久手市内においても市民が教科書の展示、意見を求める場の提供について昨年指摘したが、その後実施、周知したか。

4 電力入札について

 市は直近の電力の入札について、指名型プロポーザル方式による業者選定を行おうと4者を指名したものの、わずか2者による提案にとどまった。
 『愛知県電力の調達に係る環境配慮の基準』を満たしている業者は12あり、一定の基準を満たした事業者に幅広く声をかけることが妥当であると思うが見解を伺う。

5 香流苑について

 尾張旭市長久手市衛生組合が仮に解散する場合の組合解散準備事務進捗状況について説明を受けた。規約上、組合議会は解散に関する権限がないということであり、仮に解散する場合においても具体な戦略を持たずして解散をするということは市民にとって理解を得難いし、解散してから考えるということも非常に場当たり的である。そこで市長に伺う。

  1. 仮に清算に応じても、約15,400平米のうち、相当分がし尿処理施設として残さざるを得ないと考えると、その後の土地の有効活用として良好な住宅環境整備は厳しいと考えるが市長はどう考えているのか。
  2. 香流苑、昭和苑への投入人口は27年4月現在で汲み取り267人、浄化槽 7,956人の8,223人(前年度比356人減)であるが、今後の減少見込みをどの程度見込んでいるか。
  3.  一方、昭和50年に供用を開始した嫌気性消化方式のし尿処理施設を維持し続けるのか新規設備を建設するのか、費用対効果の面で市長はどういう施策をとるのか。

6 平成27年度事業及び平成28年度事業全般について(平成28年度予算施政方針・予算の概要から)

  1. 平成28年度、とりわけ子育て支援、障害児者支援はどう変わるか。
  2. 地方債残高の平成28年度の見込みは、市長就任以来どの様に推移しているか。
  3. 平成28年度末の基金残高の見込みは、就任以来いくら取り崩すことになるか。

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