政策グループ ガイア(平成28年第1回定例会)

更新日:2020年11月30日

1 平成28年度施政方針について

 一般会計歳入歳出186億4,000万円、特別会計8本合計113億8,618万円、総額300億2,618万円が市長の「つながり」「あんしん」「みどり」の理念に基づき二期目最初の予算として提出された。

  1. 長年継続してきた事業を年少人口・高齢者人口増加による行政要望の増加及び都市基盤整備の充実を図るため、財源確保の必要性から見直しや削減をした。削減した事業内容は何か。またその額はいくらか。
  2. 市長の理念であるコミュニティー形成のために1,863万円予算措置されている。この市民主体のまちづくりは納税者が納得できるような具体的な形や制度となってきたのか。目標とする成果は何か。
  3. 子育て支援策は具体化されているが、施設での介護保険サービスは、社会福祉法人、NPO、株式会社など様々な民間事業所により提供されている。適切にサービスが提供されているか外部からはわかりづらい。虐待や大きな事故防止の観点からも、行政として苦情対応窓口を設置し関与する必要があると考えるが市の対応状況はどうか。

2 土地改良事業「前熊地区第一工区」の解散支援について

  1. 前熊地区第一工区土地改良事業は昭和42年に実施され完了年度の昭和54年が過ぎても未だ解散できずにいる。また、この工区は福祉の家のために用地も買収されてきた。解散できない理由を詳しく把握しているのか。また、何が障壁となっているのか。
  2. 役員は歴代親から子へと引き継がれ、その方たちも後期高齢者になっている。ここは団体営といえども国庫補助事業でもあり、公共投資、社会資本形成でもある。市として一刻も早い解散に向けての支援をどのように考えているか。
  3. 第一工区が解散するにあたりどのくらい費用が必要か。

3 コンサルタントへの委託業務について

  1. 市の各種業務について委託が目立つ。業務内容に基準を設けてコンサルタントに委託しているのか。
  2. 以下の業務のコンサルタントへの委託成果物はどのような形で市民に公開され、今後公開していくのか。また費用対効果の検証はしているのか。
    • ア 住民プロジェクト推進業務委託(たつせがある課) 平成26年度株式会社studio-L 489万円、平成27年度株式会社studio-L 489万円
    • イ 古戦場公園再整備基本計画策定(生涯学習課)株式会社地球号 1,150万円
    • ウ 包括支援業務委託(区画整理課)株式会社中部都市整備センター 平成25年度6,457万円、平成26年度9,600万円、平成27年度1億368万円
  3. 市長は二期目の所信表明で「これまでのコンサルタント会社などへの計画づくりの委託ではなく、手間暇がかかるが市民主体で地域づくりをめざしていく」と述べた。この所信は職員に理解されているのか。

4 次世代育成支援施策として「赤ちゃん先生」プロジェクトの導入をしないか

 「赤ちゃん先生プロジェクト」は0歳~1歳半くらいまでの小さな子どもと母親がペアになり、学校や高齢者施設で「命の授業」を行うというものである。赤ちゃんは「赤ちゃん先生」、母親は「ママ講師」となる。授業を開催する先々で学びのポイントと授業内容が的確にプログラムされている。
 小・中学校では命の偉大さを知ることから、いじめ防止になると実施の成果が報告されている。
 高齢者福祉施設のお年寄りには笑顔と涙を届けるという。ママも赤ちゃんと一緒に働けるメリットもある。本市でも本プロジェクトを導入しないか。

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