吉田ひでき（平成27年第4回定例会）

 市民の方から『現市長は、福祉の専門分野を精通して来た人として町長に選ばれたと聞くが、この4年間で福祉の向上があったか市民に見えないのでは』との不安・不満が届く。

1. 4年前に吉田市政となり、吉田市長でしか考えられなかった「福祉施策」は、どのような事があるか。
2. 今期4年では、障がい者福祉・高齢者福祉等、特にどのような事（施策）を重点として着手していく考えか。
3. 国が予想する2025年問題まで残り10年を切った。本市は、平均年齢が若い自治体であるため、団塊世代の後期高齢化問題は深刻に考えなくても安心か。
4. 全国の介護関係事業所で介護職者の不足が深刻化している。市は市内の介護サービス事業所等の状況把握をどこまでしているか。
5. 介護職者の不足が今後より深刻化した場合、どのような事が市内で起きる可能性があると、担当課は予測できているか。
6. 平成27年度長久手市介護老人保健施設の整備運営事業者を公募している。市のホームページの平成27年10月20日付けの更新内容を読むと順調ではない状況が読める。現状をわかりやすく説明願いたい。
7. 先日実施された「徘徊高齢者捜索模擬訓練」は2回目となるが問題等はなかったか。

 来年3月には、東日本大震災から早5年となる。市民の安心・安全の為に確認する。

1. 本市は、災害時等の相互応援協定を結んでいる自治体がある。消防関係として、協定先とは平常時にどのような交流が進められているか。
2. 決算特別委員会での質問に対し、理解し辛い答弁があったため再確認する。本市は「緊急消防援助隊」の出動要請があった場合の備えは万全にできているか。
3. 愛・地球博から早10年が経過した。市内のリニモや高速道路での大きな事故等は過去にはなかった。しかし最近は、多種の人為的事件等が国内外で続いている。リニモや高速道路で大事故を想定した訓練は、最近実施されているか。
4. 消防団の操法大会に向けた早朝訓練等は、多くの団員やその家族に負担があるような意見が届く。長久手市消防団としての「伝統」は大事であるが、現在のような入団者が減る時代状況では、先例慣例も改革していくことも今後は必要ではないかと考えるが、消防長と市長の考えはどのようか。

 過去にも何度か「委員会・審議会」について尋ねている。行政のトップが変わり変化の見える委員会・審議会もあれば、この4年間、旧態依然の委員会・審議会もあるように傍聴をして感じる。市民と共に「まちづくり」を考え進めていく思いの行政であるなら、委員会・審議会は、今まで以上に重要となり、今まで以上に市民にオープンな開催で意見を言って頂く会場が必要であると考えるので再度伺う。

1. エコハウスの会議室はよく使用されているが、反響残響の悪さは承知しているか。もし承知していたら、壁面のクロス等を改修することが、出席委員や傍聴者等への配慮ではないかと思うがどうか。
2. 委員会・審議会によってはお茶やマイクがあったりなかったりする。本市は会議の内容によりランク分けがされているか。
3. 委員会・審議会等、会議室の使用をトータルコーディネートしている課はあるか。
4. 市議会常任委員会等では、執行部の卓上マイクをレンタルしている。所有は執行部である卓上マイクをなぜ各委員会等で常時使用しないのか。また不具合の多い機材はどこが責任をもって保管管理をしているか。
5. 各委員会・審議会の委員選出は、誰がどのように人選し提案しているか。
6. 委員会・審議会の会議規則等では、委員の継続再任は了承されているようだが、同一委員の長期再任は、変化のない慣例化した委員会が続く心配がある。市の施策を市民と共に考えて行く方向を示された、委嘱者の市長の考えを伺う。
7. 委員等の一般市民公募は、市民が参加したくなり、積極的に意見が言えるような、募集周知の方法や選考審査規程の優しさに配慮が必要と思うがどのようか。

1. 公文書「27長行第320号 平成27年11月11日付 損害賠償の額の決定及び和解について（報告）」を読むと、近年、トップが変わってから「職員の交通事故」が増えているようであるが、職員の労務管理と安全教育が適正にされていないのではないか。
2. 平成26年12月に長久手市女性職員活躍推進プロジェクトチームから作成提言された「女性職員の活躍推進に向けた施策提言」の内容は平成27年度にどのように活用されたか。そして平成28年度にはどのように活かされる考えかを確認する。