大島令子(平成27年第3回定例会)

更新日:2020年11月30日

1 吉田市長二期目の市政運営に対する所信について

  1. 低投票率=信任と考えているか。
  2. 一期目の公約に対する総括及び自己採点は何点か。
  3. 二期目の重点政策は何か。

2 育休退園制度は潜在的な待機児童を増やすのみで本質的な待機児童対策になっていないので廃止すべきではないか

  1. 6月定例会でこの制度の廃止を取り上げた後、退園を迫られる保護者から保育園利用継続要請書が7月9日に出された。要請書を受けてどのような対処策を検討したか。
  2. 退園を10月、11月に迫られる保護者二名から8月18日に市長あてに再度の利用継続の手紙が出された。一名の保護者は1月にも市長あてに手紙を送ったが、この時は翌月市長名で返事が届いたという。今回は情報課名で回答が届いたが、内容は現状のままである。この制度は埼玉県所沢市で行政訴訟がおこされマスコミを通して全国に広がり、改善した自治体が次々と増えてきている。本気で保護者の気持ちに応えようとしているのか。
  3. 今回この問題に遭遇し職場復帰が不確定で困っている市民は、育休退園制度のない名古屋市からの転入者である。切れ目のない子育て支援を公約に掲げた市長の市政に信頼と期待を寄せてきた市民を裏切ることになる。公約を職員が理解し現実化するために、長久手市の現状と問題点を正確に把握してどのようにしたらこの育休退園制度を改善できるか真剣に考えているのか。

3 長湫北保育園の鴨田地内「芝生広場」移転新築問題について

  1. 鴨田地内の長湫中部土地区画整理事業により造られた「芝生広場=完成後まだ4年」を壊して長湫北保育園を移転新築するという計画は、説明会後から現在に至り近隣住民から反対運動がおきている。保育園の建て替え及びその移転先について安易な方法で結論を出した結果が、この問題について住民からの理解が得られない結果を生んでいるのではないのか。なぜ、芝生広場に隣接する市有地を100%利用することで移転新築できないのか。
  2. 区画整理法により緑地を計画面積5%確保という規制のもと造られた「芝生広場」を、区画整理が終了した直後に目的外使用する計画は市民の模範となるべき行政の姿ではない。移転新築理由の一つに老朽化もあるが待機児童対策も理由の一つとあげられている。しかしながら定員は僅か13名増えるだけである。原因は木造一階建てにあると考える。保育のクオリティーを高めることと保育ニーズ(量)を両立させるために今後どう取り組む考えか。

4 長久手市における通学手段(自転車通学等)および学校区域(指定就学)について

  1. 中学生の自転車通学に対する教育委員会の見解はどのようか。
  2. 昭和45年頃までは2キロメートル以上は自転車通学が許可されていた。自転車交通事故(死亡事故)がきっかけで三ケ峯地区以外の自転車通学は現在禁止されている。上郷地域の保護者から自転車通学の要望が寄せられている。この地域は長久手中学校までの距離が3キロメートルほどある。どのような条件が揃った時に自転車通学が認められるのか。
  3. 区域外就学(就学校の指定校変更)はどのような状況、条件のもとに認められているのか。遠距離通学によるケースは現在認めているか。

5 下山交差点信号機北側道路を拡幅して安全な道路に

 矢野コンクリート跡地に高層マンションが建設されて下山交差点の自動車・歩行者等の利用が急増した。又、この交差点は尾張旭市、名古屋市守山区からの地下鉄藤が丘駅への利用者も通行し、北側の鋭角カーブの市道は非常に危険である。「中川原南原山1号線」と「下川原下山1号線」の合流が二等辺三角形の頂点のような形状になっている。西側の用地を買収して道路の幅員を広げてカーブをなだらかにする等の対策をとり、歩行者も自動車も安全な道路にするべきではないか。

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