田崎あきひさ(平成26年第2回定例会)
1 既存の戸建て住宅を活用して障害者グループホームとする場合の建築基準法上の規制緩和と本市の状況、施策について
障がいのある人が住み慣れた地域で自立した生活をするために、グループホーム等の住まいの場づくりが重要である。愛知県では第3期愛知県障害福祉計画(24年度~26年度)において、平成26年度の定員数を22年度末の定員数の2倍とすることを目標にその促進を図っている最中である。
グループホーム等は一般的に建築基準法上「寄宿舎」の規定が適用されるため、既存の戸建て住宅を活用してグループホーム等を開設する場合、大規模改修工事を行わねばならなかったが、26年4月1日から充分な防火・避難対策を講じた既存の戸建て住宅については用途変更の手続きを要しないといった規制緩和をされた取り扱いが長久手市でも適用されている。
今後、既存の戸建て住宅を有効活用してグループホームの設置の促進が期待されるが、
- 市は住環境整備、自立支援の必要性をどのように認識しているか。
- 子どもたちの親(保護者)が高齢になると、子どもたちへの協力や支援にも限界がある。市としてグループホーム設置による住環境整備、自立支援について将来具体にどのような施策を講じていく考えか。
2 民間企業の協力を得て避難誘導標識設置の展開を
近隣市では、災害時に避難所への迅速かつ円滑な避難体制の整備を行っている。平成26年3月に尾張旭市とNPO法人が、避難誘導標識設置に関する協定を締結。民間企業等の協力を仰ぎ、夜間に災害が起きた場合も視認できるソーラーパネルの取付可能な避難誘導標識の設置を推進している。
また、平成24年5月には尾張旭市と中電興業株式会社、テルウェル西日本株式会社の3者が広告付き避難場所看板の設置に関する協定を締結し、電柱に避難誘導標識を掲示するなど、地域企業の社会貢献活動と住民の円滑な避難を促すための整備を両立させるような取り組みを行っている。
長久手市でも早急に取り入れるべきだと考えるが見解を問う。
3 市が洞保育園で園庭が使用できない状況が発生した件等について
市内初の公設民営保育園である市が洞保育園においてウッドデッキの高さが高いなどの理由で、子どもたちが一カ月以上に渡り園庭に出られないような状況を発生させた。
- 原因と責任の所在を問う。
4 桧ケ根公園のバスケットコート整備等について
桧ケ根公園のバスケットコートは、大変人気のある施設である。以前はコートがはがれ、シューズが挟まるなど怪我を誘発しかねない環境にある状態であったが、平成25年度700万円の予算組みをし、桧ケ根公園のバスケットボールコートのゴムチップによる舗装とコートライン舗装の整備を施工した際には、利用者から大変喜ばれた。しかしながら、早々に舗装が削れ落ちるなど、利用者や住民から疑問の声があがっている。
- 早々に舗装が削れている原因をどう分析しているか。
- 何が問題で、今後の対応についてどう考えているか。
5 狭隘道路をなくすのか、なくさないのか、目標数値を掲げて
平成26年度の新規施策である旧市街地生活道路整備検討事業について、スケジュール感が見えてこない。市長の任期は残り一年だが、何を目指し狭隘道路をどうしていくのか。
市の描く将来のビジョンを問う。
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更新日:2020年11月30日