浅井たつお（平成25年第2回定例会）

4月14日実施した議会報告会で参加市民から「市としてふさわしい施設を具体的に知らせてほしい、十分と思うか、どうあるべきか」という質問がされました。きわめてわかりやすい素朴な質問であると思いましたが、明確なお答えができませんでした。

これまでに多くの議員が代わる代わる同様な質問をしてきましたが具体的なビジョン、タイムスケジュールが提示されません。

このような素朴な市民の質問に市長から明快な答えをいただけない議員・議会が市民の信頼を得ることはできません。

答弁を通じ市長がどのように議会を評価しているか。わかりやすい答弁の結果が市民の議会評価につながってきます。

議会の市長に対する評価も同様であります。馴れ合い答弁は市民に理解されない、議員を選出した市民に向けてわかりやすい答弁を求める。

人口5万人の要件を満たし昨年1月市制施行されたが、実より名を優先したため生涯学習施設、福祉施設などの整備も具体的なビジョン設定もなされていない。10年後には6万人を超えると予測される。

多様な市民要望を満たす市制にふさわしい施設について、ハード・ソフトのビジョン提示、市民も交えた整備計画の策定が急務である。

1. スポーツ振興のための各種施設整備とその計画の具体的タイムスケジュールはどのようか。
2. 魅力ある観光施設として不可欠な古戦場・郷土資料室、資料保管施設の具体的整備計画はどのようか。
3. 保育園の改修計画はどのようか。待機児童ゼロ達成の見込みはどのようか。

尾張旭市では各地域に公民館が建設されている。施設によって児童館が併設されていたり、小学校に隣接していたりするが、ほぼ似たような施設規模である。

1. 名称はともかく整備計画について市長の任期中での達成に向け施設規模、用地収得の先行など先ず、短期計画を策定することが必要ではないか。

1. 昨年12月7日、副市長答弁は「こちらの姿勢が足らなかったことが相手に伝わっていない、誠意が伝わっていないということが実態としてあると思います。これについては大いに反省しなければいかんと思っておるし、姿勢として十分我々の思いが
   伝わっていないということでは、行動も含めて、答えも含めて、さまざまな部分で大いに反省していかないかんというふうに思っております。
   個々のことについてお答えしにくい部分もございますが、全体としては我々のまだ十分配慮が足らない部分が多いなというふうに認識しております」と答弁された。市長から十分関係者と話し合うよう指示していただけますか。

1. 長久手中央土地区画整理事業の区域変更はあるか。
2. 三ケ峯・一ノ井地区周辺の新たな開発計画の内容・進捗状況はどのようか。
3. 公園西駅周辺地土地区画整理事業において「公園西駅周辺環境配慮型まちづくり基本構想案」等に
   「多様な生物が人と共存する自然共生社会の構築」、「香流川の親水整備による水へのアクセス確保」等テーマがあがっている。
   近自然工法等により自然環境の向上を通じ、香流川の生物生息環境の改善はなされるのか。
4. 「助けが必要な」動植物調査はそれぞれの開発計画区域でなされたか。「全力で守る」努力を市長はされたか。