川本勝幸(平成22年第4回定例会)

更新日:2020年11月30日

(ア) シルバー人材センターの事業計画について。

高齢者福祉が、重視され介護予防が心配される中、シルバー人材センター事業の役割は、医療費の削減に大きく関わってくると思われる。そのような中で今後、シルバー人材センター独自事業への取り組みが必要になってくる。
そこで下記の点についてお伺いします。

  • (ア) 来年度の予算計画について
  • (イ) 会員数の現状と補助金について
  • (ウ) 新規の事業計画について

(イ) 介護予防に回想法事業の導入を。

介護保険の予算が年々ふくらむ中、「サービスの充実」から「予防重視」へと軸足が移ってきた。寝たきりや認知症にならない生活を目指す「介護予防」には高齢者の関心が高いはずだが、市町村の運動教室などの事業への参加は、厚生労働省の目標を大きく下回っている。
介護予防は、2006年度の介護保険法改正に併せてスタートした。要支援と認定された人に対してサービスを提供する「介護予防給付」と要支援・要介護につながる恐れのある人(特定高齢者)を把握し、市町村が運動教室などへの参加を促す「介護予防事業」が主な内容である。しかし、2008年度の実施状況の全国調査では、予防事業への参加者は65才以上の人の0.5%と目標の1/10にとどまっている。
そこで注目される一事業が、回想法事業である。「回想法」とはアメリカの医師ロバート・バトラーが1963年に提唱した、昔懐かしい生活用具などを用いて、かつて自分が体験したことを語り合ったり、過去のことについて思いをめぐらしたりすることにより、脳を活性化させ、いきいきした自分を取り戻そうとする療法である。
本町においても前回の議会の答弁のなかで、センターはないが、出張して実施しているとのことであったが、本町が実施している回想法について今後、どのような事業計画のもとで行っていくのか。お伺いします。

(ウ)町固有の伝統文化の保存・伝承について。

本町においては、棒の手や警固祭り(オマント)などの伝統文化を有しており、これら豊富な文化財を地域の貴重な財産として継承するとともに、地域の活性化に向けて積極的に活用することがもとめられている。
本町の財産ともいえる伝統文化(特に棒の手・警固祭り)の保存・伝承について今後どのように考えていくのか。
また、長久手古戦場公園内にある郷土資料室は、収蔵庫や展示スペースが手狭になっており、保存している文化財の有効活用が困難なことから、公園と一体となった施設整備を検討する必要があると思うが、どのような考えか。
お伺いします。

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