川本勝幸(平成22年第1回定例会)

更新日:2020年11月30日

1 高齢者福祉、町の取り組み方について。

本町の高齢化率は、平成17年国勢調査において全国の市町村で4番目に低い数値となっているものの、今後は団塊の世代の高齢化が進み、高齢者人口は確実に増加するものと見込まれる。健康な高齢者が生活機能の低下を招かないよう、地域での介護予防は生活への支援が課題となっている。また、ひとり暮らし高齢者や後期高齢者世帯への増加に対応し、地域社会において安心で安全な生活ができるような体制づくりが求められている。さらに、自助・共助の実現に向けて豊かな経験や知識を持った元気な高齢者の力を地域に生かすことが期待される。
その反面、介護が必要な高齢者が入る特別養護老人ホームは、ひとり暮らしの高齢者だけでなく、在宅介護が難しくなった高齢者や家族にとっても大事な場所である。しかし、入所を待つ待機者が全国に42万人いるなど、「終のすみか」としてのハードルは高いように思われる。家族は自宅や病院などで入所の順番を待ちながら、先の見えない介護を続けているのが現状である。
そこで、下記の点についてお伺い致します。

  • (ア)介護予防の体制の充実
  • (イ)地域支援体制および生きがいづくりへの取り組み
  • (ウ)尾張東部圏域の入所待機者の現在の状況
  • (エ)今後本町の特別養護老人ホームの建設予定は
  • (オ)現在の本町の受け入れ体制と今後5年後、10年後の受け入れ体制は

2 N-バスの運営と近隣市町との連携について。

N-バスには、コミュニティーバスとして、町内交通空白地域の解消、公共施設への利便性の向上、交通弱者の社会参加の促進という3つの運行機能が求められている。今後は既存の路線バスやリニモ、地下鉄との機能分担や接続について、社会情勢や住民ニーズの変化に柔軟に対応することにより、住民の身近な足としての機能を担っていく必要があると考えられる。
また、近隣市町とのコミュニティーバスの連携について、第5次総合計画の中で研究していくとあるが、具体的にはどのように行なっていくのか。お伺い致します。

3 市制施行の準備について。

本町は、昭和46年に町制施行して以来、土地区画整理事業を中心に良好な住環境整備を進めてきた。また、平成17年の愛・地球博を契機に、リニモや名古屋瀬戸道路など交通網の整備も進み、豊かな都市基盤が形成されてきた。
この間、人口も順調に増加を続け、最近2年間では、県内の市町村の中で最も高い人口増加率となっている。町の推計人口は5万人を越え、着実に増え続けている。
一方、行政は住民への市制施行については市制施行ありきの型で進んでいるように見受けられる。今後の市制施行について町は住民に対しどのように説明し、市制の理解を深めていくのか下記の点についてお伺い致します。

  • (ア)市制施行に対する住民へのアンケートは。
  • (イ)市制施行準備室の開設は住民説明会等を行い、住民の声がまとまってからの開設でいいのではないか
  • (ウ)市制施行後の、町、住民に対するメリット、デメリットは何か

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