じんの和子(平成22年第1回定例会)

更新日:2020年11月30日

1.予算編成過程の情報公開と町民参加を

行政にとっての予算は、ただの見積もりではなく、その活動に関わる全てが予算案に盛り込まれている。全国では、鳥取県の取り組みがきっかけとなり、最近では議員ばかりではなく広く住民にも予算編成過程をホームページ上で公開している自治体が増えてきている。また、予算編成過程で住民の意見募集を行っている自治体もある。町民のために使う予算だからこそ、その編成過程には「情報公開と町民参加」が必要である。行政の透明性を高め、町民との情報共有を図ることで開かれた町政を推進するために、先進自治体に倣って、予算要求状況や査定状況を公開しパブリックコメントを実施していきませんか。なぜ当該事業を実施するのかという説明責任を果たすべきと考えるが見解を伺う。

2.保育園環境の今後のあり方について

昨年から深刻化している経済不況の影響で就労を希望する子育て世代が増加している。人口増にともない、保育園への入園希望者は増加し待機児童が昨年10月は11人と聞いているが、潜在的待機児童数も多いと考える。今、当町に求められていることは、町内の保育資源を活用し将来に渡り待機児童解消に取り組むこと、保育現場の環境改善と思う。そのためには、抜本的な制度見直しや緊急の予算措置を含めた政策判断が必要であり、子育て支援こそ、財政が厳しいなかでも重点的に取り組むべき優先課題と考える。長期的な視点に立って前向きに取り組んでいただきたく伺う。

  1. 待機児童数の推移、入所状況はどのようか。
  2. 0歳から2歳までのニーズ量に対する整備は遅れていないか。
  3. 今現在働いていなかったが、家庭の事情で急に働かなければならないなどの緊急事態に対応できているか。
  4. 病児・病後児保育の今後の対応はどのようか。
  5. 待機児童の受け皿となりうる認可外保育所に対する町の考え方、現状と支援策はどのようか。
  6. 潜在待機児童を含めた今後の保育需要と施設整備の見直しをどのように考えるか。

3.デジタル同報無線運用開始について

今年度にデジタル同報無線整備事業が実施され、親局設備1基、拡声子局設備10基が設置される。また、Jアラートという瞬時に緊急地震速報を、24時間体制で消防庁が自治体に一斉通報するシステムを導入する。最速に同報無線を通じて町内全域に一斉放送を行うという形で住民の安全確保と被害の抑制に努めるものと期待される。

  1. いつからの運営で、具体的にどのように進めていくのか。タイムスケジュールはどのようか。
  2. 使用のためのマニュアルはできているか。
  3. 混乱を招かないように町民への周知や運営への協力等はどのようにしていくのか。
  4. (移動系を含め)今後どのように活用発展していく予定か。

4.地域の問題(公園名称)について

上川原地域にある街区公園は「中川原公園」という名で、段の上地域の北保育園近くにある公園は「上川原公園」という名になっている。日常生活において住民が日常生活での混乱をもたらしたということで、それぞれの地域の自治会長から「中川原公園」を「上川原公園」に、段の上の「上川原公園」に関しては別の名をつけたいと2年前に要望書の提出があったはずだが、その後どのような状況か。
また、他地域にも、地域名と公園名が合わないものがいくつか見受けられる。(例:猪洞公園、仲作田公園など)どのような見解か伺う。

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