じんの和子(平成21年第2回定例会)

更新日:2020年11月30日

1.「香流川緑地基本計画」について

香流川上流部(公園西駅から溝下橋)には遊歩道が整備され、下流部の緑道との連続性が課題ということで、溝下橋から岩作橋までを整備する計画・「香流川緑地基本計画」がある。この地域は香流川の中でも唯一、非常に自然が残された場所であり、生き物にとってはかなり大切な区域である。遊歩道の整備にあたっては、まず、計画区間の専門家による生態系調査がされたのか。あえて土の道を残す考えもありうる遊歩道になるのか。すでに終わっている上流部の整備について検証はされたのか。休むベンチ等は必要だが、アスファルトを掘り起こしてまで自然色アスファルト舗装に整備する必要性はあるのか。平成11年度に決まっていた計画のようだが、町内の緑が減少している今、整備の仕方や方向性に見直しがいると思うが、どのようにお考えか伺う。

2.いろいろな視点からの環境行政の取り組みについて

地球温暖化の深刻化は、私たちが早急に取り組まなければならない重要な課題となっている。ごみ減量やリサイクルを含む3Rの推進に積極的に取り組み、都市化が進み人口が急増する中、低炭素社会への取り組みを、行政が率先し、住民と企業、行政が連携して推進していかねばなりません。

  1. 平成19年4月に開館した「エコハウス」は環境学習拠点となっているか。環境活動に主体的に取り組む市民を応援するスペースになっているか。
  2. 家庭に配布されるごみ・資源カレンダーに、携帯電話を捨ててはいけない物とし、廃棄する場合は販売店での処理を促すことについての記載を検討できないか。広報ながくて等での周知も図るべきでないか。
  3. ISO14001認証取得されて8年となる。投資された人件費と財政効果や今後を考えると、取得拡大でなくISO14001の規格を簡易化した本町独自の環境マネッジメントシステムを構築・推進すべきでないか。
  4. 2010年10月に名古屋市でCOP10が開催される。近隣市町として、町独自の計画があるか。

3.学校に太陽光発電システムの導入を

学校ではさまざまな環境教育を行っているが、環境への負荷の軽減を図った学校施設整備に関心があったものの具体的な取り組みは行われていない。文部科学省は、学校での太陽光発電の普及に向け、2009年度補正予算で、学校の太陽光パネル設置費用の2分の1を国庫補助する制度の予算が計上されており、支援体制を手厚くし、事業化を目指す自治体などを積極的に支援するようだが町としてはどのように考えているか。また、学校に太陽光蓄電による発光ダイオード(LED)照明灯を設置のお考えはあるか。

4.老人クラブを町独自支援に

高齢化が進み、一人暮らしの高齢者が増えている。また、住んできた地域や社会の中で高齢者の社会参加活動は増加傾向で、地域への貢献度も大きいと思われる。地域に老人クラブがあれば、町からの組織活動への支援もあるが、老人クラブへの加入率が残念ながら低い。また、クラブをつくるのが困難である。原因の一つが老人クラブを50人以上で組織することとなっている厚生労働省からの通知に基づいていることが挙げられる。町独自の単位クラブ構成、補助金にするような支援策を考えられないか。

5.「Hibワクチン」の接種費用助成について

乳幼児を死亡させたり重い後遺症の恐れがある重篤感染症、細菌性髄膜炎を予防するHib菌のワクチンは世界120か国以上で使われているが、日本国内では適用が遅れ、やっと昨年12月に販売が始まった。予防接種法が定める「定期接種」ではないため、費用は全額自己負担しなくてはならない。充分な免疫を得るには一回約8000円のワクチンを年齢に応じて1~4回打つ必要があり、家庭への負担は大きい。
「Hibワクチン」の接種費用を助成する自治体が増えているが、町のHib髄膜炎に対する認識はどのようか。また、Hibワクチン接種に、町として助成できないかの見解を伺う。

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