原田秀俊(平成21年第2回定例会)

更新日:2020年11月30日

(1)非核自治体宣言とオバマ米大統領の核兵器廃絶演説の所見を問う。

アメリカ合衆国オバマ大統領は、4月5日チェコのプラハで行った演説で「米国は核兵器のない、平和で安全な世界を追求していくことを明確に宣言する」とのべ、核兵器の最大の保有国アメリカが、「核兵器のない世界」―核兵器廃絶を国家目標とすることを始めて明示しました。
また、演説の中で「核兵器を使用したことのある唯一の核兵器保有国として、米国は行動する道義的責任がある」とのべています。アメリカ大統領として始めて世界に表明し、その立場から核兵器廃絶にむけた責任に言及されました。
世界は、核兵器廃絶に向けて動きだしたのです。
ところが、一方日本政府は、核抑止力は重要だとしています。平和でなければ開催できない万博の主会場であった長久手町が、核兵器廃絶に賛同し、非核平和都市宣言を高らかに謳う重要性を発揮すべき時だと思います。これまで拒否されてきた路線の転換を求めます。

(2)香流川基本計画はCOP10の精神をどこまで取り入れ、実現しようとしているのか。

  • (ア) 香流川基本計画にもとづいて、川沿いの整備が進められている。整備のための計画づくりに思えてならないがどうか
  • (イ) これまで整備してきた区間での生物多様性は進んだのか。また、町内生物調査実績からどう判断しているのか。
  • (ウ) 生物多様性が求められているときに、その精神に反する事態がまだまだある。生きとし生けるものが戻って、これぞ長久手町の生物多様性の発展と言える地道な活動が求められているがどうか。
  • (エ) 香流川沿いだけでなく他の町内河川についても面として捉える必要を痛感するがどうか。

(3)「貧困と格差」の広がりが社会問題化している。その影響が子どもにも及び「こどもの貧困」が指摘されている。現状をどうみているか。

「こどもの貧困」に対する問題の基本認識はどうか。今回は、教育関係についてはどう認識しているか。

  • (ア) 就学援助金の申請状況の推移と認定状況はどうか。
  • (イ) 私立でも公立でも授業料未納の高校生が増加し、生活困窮による退学も増加している。私立高等学校授業料補助金拡充、高校通学費補助制度の創設をすべきではないか。
  • (ウ) 子育て支援の緊急策は、国の特例交付金・基金事業の活用も認められている。今こそ活用すべきではないか。

(4)首長と議会との関係について。

議員が申し入れしようとしても、まずは町政サロンへとなる。その上、面談も申し入れているのに会おうともしない。この事についてどういう認識か。

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