川本勝幸(平成20年第4回定例会)

更新日:2020年11月30日

1)行政と自治会との今後の関わり方について

自治会は、一定の地域の人々が生活環境の向上、地域住民の相互扶助・防災、防犯等の安全対策などを目的として、地縁に基づき結成された組織である。
地域に住む人なら誰でも、会の趣旨に賛同して加入でき、地域を包括した基礎的な住民組織である。また、自治会活動は、地域の共同組織として親睦、防災、防犯、環境美化、文化などの地域住民の日常生活に極めて密接な公益活動を住民が自主的に行い、その活動は居住する者全員に関わることであり、相互扶助の精神に支えられている。さらに、身近なコミュニティ組織である自治会は、規約などを設けるなどして自治会長を中心とした民主的な運営が基本となっている。
近年ますます地域のつながりが希薄になりつつある中で、お互いのコミュニケーションをはかり、地域の問題に対処していく住民自治組織である自治会の役割は非常に重要になってきている。
そこで、下記の点についてお伺い致します。

  • (ア)自治会への加入促進について
  • (イ)自治会への補助金、交付金について
  • (ウ)自主防災、防犯組織について
  • (エ)災害時、要援護者登録制度について
  • (オ)美しいまちづくりについて
  • (カ)都市公園、町道の日常的な維持管理委託について

2)地震災害に伴う町内の亜炭廃坑跡について

東海、東南海地震がいつ起きるのか心配される中で特に長久手町、本町と隣接する市には亜炭廃坑が数多くある。周知の通り岐阜県御嵩町の亜炭廃坑跡が問題になっており、いまだ十分な充填がなされていないようである。
亜炭坑など人工の空洞は、掘った場所や掘り方がそれぞれ異なっているので、どんな空洞が陥没し易いかということは一概には言えない。
その中で特に大きな影響があるとされているのは、空洞の深度である。もともと50メートル以上の深い空洞は、ある程度地下水で満たされているので土圧に対する抵抗力が強いと思われる。浅い所では残柱式などで採掘するので、地盤条件などにより天盤が緩み陥没する場合が多いとされている。
今までの陥没事例の調査結果では、深度20メートルまでの浅い空洞が殆んどで、特に15メートル以内の深さの場合が多いことが知らされている。
長久手町においては、亜炭廃坑跡への充填は土地区画整理事業の中で十分行なわれてきたものと思われるが、亜炭廃坑跡は現況どのようになっているのか。また、今後どのように対応していくのか。お伺い致します。

3)給食センター建設に伴う基本計画策定および北小学校の今後の計画について

給食センター建設計画は、瀬戸市との共同化を模索していたが、運営方式や共用時期の相違などから8月に断念し、単独建設に切り替え、議員から要望書、住民からの請願書が提出され、採択される中、建設用地の選定に入っている。また、建設に向けての検討会も進んでいると思われる。
予定では09年度に実施設計、10年度から建設着手し、11年度中の稼動が予定されている。また、当地域の人口増に伴い児童数も大幅に増え、数年後には高層マンションの建設計画も決まっている。
そこで下記の点についてお伺い致します。

  • (ア)給食センターの建設予定場所、購入予定面積と価格について。
  • (イ)「給食センター基本計画策定」の委託先について。
  • (ウ)給食センターの規模について。
  • (エ)建設に当たり、住民の意見はどの段階から聞いていくのか。
  • (オ)北小学校の今後の増築計画について。

4)オペラ声楽コンクールと敬老の日大会の開催日程について

第5回長久手国際オペラ声楽コンクールが9月10日(水曜日)~15日(月曜日・祝日)に行われ、敬老の日大会は祝日の敬老の日を過ぎた、21日にとり行われた。丁度、敬老の日大会が行われる時期と重なり易いこともあるが、オペラ声楽コンクールも敬老の日大会共に長久手町主催の行事であるが、むしろ、先輩方々の労をねぎらう敬老の日大会を優先(敬老の日又はそれ以前)にとり行われるよう日程を決めるべきだと思うが、町の考え方をお伺い致します。

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