水野とみ子(平成20年第4回定例会)

更新日:2020年11月30日

国の総合経済対策と本町の対応について

政府・与党の新たな経済対策の柱となる総額2兆円定額給付金については、急激な物価高と所得の伸び悩みに苦しむ家計を応援するための生活支援と金融不安に伴う景気の先行き不安に対応するための経済対策という意味合いがあるといえる。
国のガイドライン(11月28日発表予定)に沿って、所得制限の問題も含め、スピーディーな対応、スムーズな運用、そして無事故のために準備作業に万全を尽くすべきであると考える。そこで伺う。

  1. 金融危機による住民生活への影響をどう認識し、「定額給付金」についてどのような期待を持っているか伺う。
  2. 「定額給付金」については、プロジェクトチームなどを早急に立ち上げ、準備に万全を尽くすべきと考えるが所得制限の問題も含め町長の認識と対応を伺う。
    また、金融危機の影響は、業種や規模を問わず、あらゆる分野の企業を直撃している。
    事業資金の調達に苦しむ中小、零細企業の資金繰りを支援する新たな緊急保証制度である。業種を拡大し、セーフティーネット貸付と併せ、保証・貸付枠を9兆円から30兆円に拡大し、10月31日からすでに始まっており、新たな予約保証制度も始まった。
    地方自治体には、地域経済を担う中小零細企業を守り抜くという大きな責任があると考える。金融危機の実態経済への影響はこれからであり、年末、年度末に向けての本町の中小企業支援策について伺う。
  3. 金融危機による本町地域経済への影響、中小零細企業への影響をどう認識しているか。また、10月から始まった「緊急保証制度」についてどのような期待をもっているか。
  4. すでに自治体によっては、すべての業種を対象とした「責任共有制度」の対象外とした100%保証や一定期間無利子とする利子補給制度などに取り組んでいる自治体も多い。年末、年度末に向けて、一番困っている中小企業、零細企業に向けた本町の中小企業支援策はどのようか。

住民サービスの向上について

  1. 高齢者等のインフルエンザ予防接種について
    インフルエンザワクチンの接種により、インフルエンザによる重篤な合併症や死亡を予防し、健康被害を最小限にすることが期待されている。接種希望者は、保健センターに申し込むとあるが町内の医療機関に直接事前予約ができないか伺う。
  2. 犬、猫の去勢、避妊手術費助成制度について
    本町は日進市、尾張旭市に隣接しており、町外で去勢、避妊手術を受ける場合もある。
    尾張旭市、日進市は手術後に申請手続きをすればよく、本町は手術前に申請手続きをしないと助成が受けられない。制度を変える考えはあるか。

防災について

11月8日、西小学校体育館で「大地震を前に我々の足元を点検する」というテーマで防災講演会が行われた。
名古屋大学大学院環境学研究科教授の福和伸夫教授は、東海・東南海地震は必ず来るという。防災マップを見ながら、大地震を経験していない人がほとんどである。どのような土地に建物が建てられているか。家が壊れないように耐震補強することが大事である。
阪神・淡路大震災の教訓から建物の中の家具等転倒防止が必要。公共の建物は外回りの耐震補強は行われているが中はどうか。
電気、ガス、水道、電話などのライフラインが止まり大変な状況になる等々の内容であった。そこで伺う。

  • (ア)無料耐震診断の利用率はどうか。伸び率はどうか。
  • (イ)診断の結果、木造住宅耐震改修工事補助制度の利用はどのようか。
  • (ウ)公共の建物耐震補強は行われたが、建物の中の転倒防止対策はどうか。
  • (エ)町内に公衆電話がいくつあるか。

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