吉田ひでき(平成20年第3回定例会)

更新日:2020年11月30日

1.議会「申入書」をどのように認識・判断されているかについて

平成20年6月27日付け、町議会議長・議会運営委員会委員長名で『申入書』が町長宛てに提出された。
内容は『平成20年第2回長久手町議会定例会の一般質問(個人質問)の途中、本会議が中断し議会運営が困難な事態となりました。この件については議長権限により本会議を再開し、日程を終えることができましたが、問題の解決には至っておりません。
また、多くの議員から、一般質問に対する答弁は、特に最近の当局の一回目は事前通告しているにも関わらず、真摯に受止めているとはいえないとの意見が寄せられている。
議会としては良いまちづくりのため、一般質問において活発な議論を望んでいるところであり、今後このようなことがないように、事前通告している一般質問の答弁については真摯に受止められ、誠意をもって答弁されるよう申入れます。』と書かれた文書です。

  • (ア)このような内容の「申入書」が提出されることは、住民の皆さんから選挙で付託を受けた町長も議員も大変恥ずべきことである。住民代表となるために選挙に出られ、執行側の最高責任者として町トップに就く加藤町長は、この内容の事実をどのように認識し判断されているか。
  • (イ)各地の自治体議会では、インターネット、ケーブルTV等を活用し議会中継等をされ、積極的に議会をオープンにする努力をされている。そのような事を本町議会が積極的に取組み、予算要望していく判断を決めると、町執行部側は、何か困るようなこと(恥ずべき答弁・隠さなければならない事実のある答弁等)があり、議会予算に計上することを避ける判断をされるか。
  • (ウ)議長・議会運営委員会委員長は、先の事件【一般質問(個人質問)の途中、本会議が中断し議会運営が困難な事態となりました。】は、「問題の解決に至っていない」と、申入れ書に書き提出されている。株式会社長久手温泉社長として、また指定管理事業者との契約者でもある町長は、この問題は「解決はしている」と判断されているか。

2.町長マニフェスト「計画どおり、第三中学校・給食センターを建設します」について

昨年、「今度の戦いは、21世紀にどんな夢を託し、どんな実を結ぶかが問われる政策の戦いです。」と、住民の皆さんに、8つの政策の柱を立て施策を約束するマニフェストを示し、現加藤町長は当選されました。このなか、新しい時代の教育環境を整備します。「計画どおり、第三中学校・給食センターを建設します」とある施策には、残念ですが計画達成の予定年度も計画予算も明記はされていません。しかし、今、この二つの重要施策は、将来の子どもたちのために、何よりも住民の皆さんが心配をされていることです。
今年、瀬戸市との共同建設(案)が発表された「給食センター」は、住民の皆さんや児童保護者に心配だけを掛けさせ。また、関係部課職員の労力と精神力に甘えただけで、計画はあっさりと頓挫してしまいました。町長の任期は残り3年、議員は2年半しかありません。住民に約束されたこの施策をどのように認識し対応していく考えか。

  • (ア)町長は残り3年で、第3中学校建設計画をどこまで進め「実」を結んで行かれる考えであるか。
  • (イ)瀬戸市との共同建設計画白紙撤回後、町内での給食センター建設用地2・3箇所の候補地は予定できたか。
  • (ウ)草掛公園は、中学校建設工事・給食センター工事等の関係で使用不可能になる心配はあるか。
  • (エ)本町の給食関係について、住民・児童保護者・教員・現場調理関係者・教育委員会・行政担当者等、多くの人々を交えたシンポジウム等を早期に企画開催されると良いと思うが、そのような考えはないか。

3.町ホームページ「議会議事録」の一般住民の方々への検索規制について

本町は「愛・地球博」を開催し、世界各国の人々に訪れて頂きました。周囲全てが市に囲まれたこの小さな長久手町は、世界の人々・近隣自治体のご協力により「国際博覧会」が開催できたことに感謝しなければなりません。博覧会を開いた町として誇りを持ち、町の過去や未来の情報、現在の状況を、インターネット、ホームページの持つ機敏性、即時性機能をフルに活用し、世界に発信していかなくてはいけないと思います。また、これからこの町で育つ子ども達に、この町の「まちづくり」の過去・現在・未来をちゃんと伝えていくことが、町政・行政に携わる者、大人達の責任であります。将来の「まちづくり」を決めていく場が「議会」です。現状の「まちづくり」のおかしなところを正していく場が「議会」です。そして住民皆さんの血税を真剣に考えるところが「議会」です。この「まちづくり」に責任を持った方々の議場での発言全てが記されているのが議事録であり、それを簡単に検索できるシステムが、ホームページ議事録検索ページです。その議会議事録が、住民の皆さん、住民代表の議員の了承を得ることもされず、周知もせず、執行部側独断の判断・単純な決断で、一般検索者の方々へ検索規制をされました。このようなことは、町のホームページをご利用頂いている皆さんに大変失礼なことであると思います。

  • (ア)「ホームページでの各種会議録の掲載期間について(伺い)」起案文、担当者の役職名は。
  • (イ)起案文の起案日は何時か。
  • (ウ)起案文の合議先部課は何箇所か、何名の管理職者が確認決裁判断されているか。
  • (エ)起案文を最終判断された、管理部課と管理役職名は。
  • (オ)起案文の趣旨内容は何か。
  • (カ)起案文の完結日は何時か。
  • (キ)起案文の手続き順序は。
  • (ク)起案文の内容が実行されたのは何時か。
  • (ケ)行政が使用する紙1枚、ガソリン1リットル、ホームページ1枠等にかかる料金等は、町民の貴重な血税から予算執行されている。起案文、最終判断決裁者と、合議先管理職者はこの起案を十分の協議のうえ、その事を認識し判断されたか。
  • (コ)ホームページ議会議事録の検索規制を必要とする要望等が、住民の方々から本町にあったか。
  • (サ)この起案内容に類する指示が、実は町長からのトップダウン指示で暗黙に発令がされていたか。
  • (シ)この町の行政は、「質問答弁拒否」「過去の議事録検索規制」等、住民に隠したいことばかりが続いている。行政として「機能不全の状態にある」が、住民代表の町長は何もそのことを変だとは思われていないか。

4.高齢者福祉施策の向上について

長久手町第5次高齢者福祉計画及び第4期介護保険事業計画策定の準備が進められている。

  • (ア)現在の進捗状況はどのように進んでいるか。
  • (イ)今回の策定計画で、特に本町独自に留意していかなくてはならない内容があるか。
  • (ウ)住民アンケートの回答状況はどのようか。
  • (エ)本町がこの計画策定を進めるうえで、目標とされている先進自治体はあるか。
  • (オ)第4次高齢者福祉計画・第3期介護保険事業計画で策定された計画のなかで、達成できなかった計画、計画変更された計画等は住民に発表説明等をされるか。

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