浅井たつお(平成19年第4回定例会)

更新日:2020年11月30日

1.あいち万博の開催の目的はなんだったのか

愛知県国際博推進局ホームページによれば「21世紀の人類が直面する地球規模の課題の解決の方向性と人類の生き方を発信するため、多数の国・国際機関の参加の下、自然の叡智をテーマとした新しい文化・文明の創造を目指して開催する。」と明記している

「地球規模の課題」について何が問題で何が課題なのか

課題の解決のために人類はどのように生きればよいのか

「自然の叡智」がテーマとなっているが「新しい文化・文明」とは具体的にどういうものでなぜ「創造」が必要なのか。

以上について、開催地の町長の認識はどうか

2.メイン会場になった町として直面する問題は何か、またどのように解決するのか

なぜサブテーマが「循環型社会」なのか

当町における「循環型社会」とはどのような社会で、省資源、消エネルギー、3R活動以外に何が必用と考えているか

3.県道瀬戸大府線について

計画当時と現在では道路・利便性から環境への比重が大きく変化している。先の万博の開催地変更の理由となった問題と開催テーマは一体のもので、同様にとらえれば見直しが必要ではないか。

ミチゲーションとして回避することが地球規模の課題の解決の一助になるのではないか。

4.県道瀬戸大府線 環境調査を先ず実施することが必要ではないか

道路建設に当たり事業の大小にかかわらず環境アセスの必要性は万博の目的とも合致する。計画当時と現在の私たちを取り巻く経済と自然の環境は大いに変化している。不思議な現象・上郷の自噴する湧水を現出する長久手における特異な地質・地形、絶滅が危惧される動物、植物、等の調査が必要ではないか。

名古屋市の相生山はヒメボタルで有名ですが、現地は相生山に負けない生息地だと思います。昨今の「あかりアート」イベントの各地での開催の成功例を引き合いに出すまでもなく、夜の明かりに癒される人の多さはホタルファンの多さを考えれば当然といえます。

5.万博開催町でオーバーブリッジ実現のために

共生思想に基づいた近自然工法は愛知県においても取り組が実施されているが、工法そのものが目的ではなく共生思想が行政の根本思想として確実に定着し、その結果が事業実施の現場で生かされることが重要になる。ミチゲーション・エコロードといった考え方は国・愛知県においては定着しており、大府線沿線対象住民の推進の思い、共生思想にもとづく開発反対の思い、相反すると結論付けず、人の暮らしも自然の動植物も共生・両立させるために、スイス、ドイツで行われている、オーバーブリッジ工法での実施を県に提案し、役場と地域の環境整備を。

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