新風クラブ(前田幸明) 平成19年第1回定例会

地方の時代にふさわしい行政のあり方

本町にとっての過去4年間は、万博という屈指の一大イベントや長久手誕生100年記念祭といったイベントに対する準備や開催、そしてその後始末、清算に明け暮れた4年であったような気がする。そのようなイベントの遺産は、本町にとって計り知れない大きな宝になったと思う。

しかし、その陰で他の自治体と比較して、遅れをとったものはなかったか、機会損失はなかったか、冷静に判断することも必要である。

今後の4年間は、上記遺産の有効活用を図ることはもちろんだが、同時にこの4年間には本町の行財政にとって大きな変革のうねりが生ずるものと思われ、まさに長久手とそこに住む町民の未来を決定づける重要な時期になろうかと思うが、町長の思いはどうか？所見を伺いたい。

昨年来、たまたま知人のひとりが入院したこともあり、病院を訪れる機会が増えた。

病院における地震災害防止対策は万全か、お伺いする。

1. 災害弱者とは、誰をさすか。
2. 病院の耐震性は万全か。
3. 町内病院のオペ中の対応は
4. 入院患者と被災者の扱いはどうする。
5. 病院での非難訓練など指導はどのようにしているか。

4年前、初めての一般質問で行財政改革の基本は5Sの推進であることを提言させて頂いた。

前職時代の改善経験を紹介するものであったが、この4年間一貫してこれに沿った質問・提案をさせて頂いた。

「KY運動のすすめ」「行政用ISO9001」「地域間競争」「コンプライス」「職員の専門性」「教育分権の提言」などはその例である。今でもその思いは変わらない。むしろ「5S」は民間でより行政にて活用した方がその効果が期待できると思うほどである。

そこでお伺いする。

1. 5Sとは一体何なのか、覚えておられたら答えて頂きたい。
2. 5Sはどのように活用されたのか承りたい。