重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に注意しましょう

更新日:2025年07月24日

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、主にSFTSウイルスを保有するマダニに咬まれることで感染します。

愛知県では、2025年1月から7月23日までの間にSFTSの患者が7名発生しています。

夏季には、農作業やレジャー等でマダニが生息する草むらや藪に入る場面が多くなりますので、肌を露出しない服装にしたり、虫よけ剤を使用するなどマダニに咬まれないよう注意しましょう。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは

SFTSウイルスを保有するマダニにかまれることで感染し、潜伏期間は、6日~2週間程度です。

主な症状は、発熱、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)であり、ときに、頭痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血症状などを伴います。血液所見では、血小板減少、白血球減少、血清酵素の上昇が認められます。

致死率は、10~30パーセント程度です。

予防と対策

マダニに咬まれないために

  • 草むらや藪などに入る場合は、肌の露出を少なくしましょう(長袖・長ズボンを着用する、足を完全に覆う靴を履く)
  • 虫除け剤(成分にDEET(ディート)やイカリジン含むもの)を適切に使用しましょう。
  • 屋外活動後は入浴し、ダニに咬まれていないか確認しましょう。

マダニに咬まれた場合

  • マダニに咬まれているのを見つけたときは、無理に引き抜こうとせず、皮膚科などの医療機関で処置(マダニの除去、洗浄など)をしてもらいましょう。
  • マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状が認められた場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

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